◆ 奥義の書
■ Bボタンセレクト
マトーヤの洞窟でホウキが「さっかさか、さっかさか、とくれせんたぼーび」と言っていますが、「とくれせんたぼーび」を逆から読んで「びーぼたんせれくと」なのです。これはフィールド上で使えば世界地図が見られます。点滅している点は町や洞窟などを示しており、十字状のカーソルは現在地点です。
■ レベル8黒魔法デジョン
死の属性ではないので如何なる敵をも葬れる呪文です。効けばの話ではありますが、敵によって呪文の回避率があり、単に死ぬ確率が違うようです。1%でも効けばいいのです効けば。四天王でさえデジョンで葬れることは確認済み。ラスボスにも効きます。これは相手がその属性に対して無敵であっても、魔法クリティカルという概念により、クリティカルさえでれば相手の属性防御を無視し、確実に呪文が成功するためです。
■ モンク、スーパーモンク
素手や防具装備しない状態でレベルによってウェポンとアーマーが上がります。ウェポンはレベルの2倍、アーマーはレベルの値。攻撃回数は現在の命中率の2倍。
注:アーマーの値は別の領域に記憶してあるようで防具を外した状態でレベルが上がってもアーマーが増えていない現象がありますが、適当な防具を装備して外せば正常な値になります。逆に防具を装備しているのにアーマーがレベルの値しかないこともありますので、同じく装備をつけなおしてください。
戦士と比べてモンクが弱く感じるのは、キャラクターのレベルと戦士が装備している武器の性能によります。レベル10の戦士がミスリルソードを装備するとウェポン42。反面、モンクは素手の状態でレベルの2倍ですから10 x 2 のウェポン20しかないわけです。レベル34で考えてみましょう。戦士にエクスカリバーを装備させてウェポン76、モンクはウェポン68。攻撃回数は戦士が5回、モンクは8回なのでモンクのほうが敵に与えるダメージが高くなります。最高レベルの50では、戦士のマサムネでウェポン95の7回。モンクはウェポン100の10回にもなります。モンクはレベルが高ければ高いほど強いキャラクターなのです。
■ 攻撃回数の秘密
攻撃回数は武器を装備した状態での命中率で計算されます。32の整数倍で攻撃回数が増えていきます。32以上なら2回、64なら3回、96で4回です。モンクが素手の場合は2倍なので4回、6回、8回となるわけです。レベルによる命中率の上昇率は決まっていて、戦士、モンクが+3、シーフ、赤魔術士が+2、白魔術士、黒魔術士が+1です。クラスチェンジしてもこの傾向は変わりません。
攻撃回数=命中率 ÷ 32 + 1
■ キャラクターの能力値
能力値には力、素早さ、体力、知性、幸運の5つがあります。
力はウェポンに加算される要素で力の半分がそのままウェポンになります。それに武器の攻撃力が加算された値が現在のウェポンです。素手のモンクは例外でちからに関係なくレベルの2倍がウェポンです。戦士は確実に力が上がります。白魔術士、黒魔術士は上がりにくい傾向にあるようです。
素早さは戦闘の順番を決める要素のようですが、乱数が大きいのか順番にかなりバラツキがあります。素早さが上がれば回避率も上がります。しかし、戦闘順番にしろ回避率にしろバラツキが大きいので無意味な要素かもしれません。皆ほぼ均等に素早さは上がるようですがシーフと赤魔術士は上がりやすい傾向にあります。
体力はHPを決定する要素のようです。しかし、職業が大きなウェイトを占めているのは確かなようで、同じ体力でも黒魔術士より戦士のほうが体力があります。モンクは確実に体力が上がります。戦士は上がりやすいほうでしょう。黒魔術士はほとんど上がりません。よって黒魔術士のHPはかなり低い位置にあります。
知性が何を意味するのかは良く分からないのですが、敵にステータス異常の魔法を成功させる確率と、モンクの知性の低さとステータス異常の起こりやすさから魔法回避率も兼ねていると思われます。黒魔術士は確実に知性が上がります。白魔術士は希に上がらない事があり、赤魔術士はたまに上がらないといった程度です。
*補足:いろいろ実験した結果、知性が何を意味するのかさっぱり分からなくなりました。魔法成功率、ダメージ共に知性に関係しないようです。さらに、ステータスにすら関係しないようです。ただ、魔法回避率はちからが高いほど成功しやすい傾向にあります。ダメージ魔法の軽減力もちからが関わっています。モンクがデス等で死にやすいのはちからが低いためです。
幸運は敵から逃げられる確率を高くする要素です。シーフは確実に上がります。
さて、ジョブによっては上がりにくい能力もあるわけです。それを解決する方法があります。リセットボタンです。まず、あと1回の戦闘でレベルが上がるように調節して宿屋でセーブします。その後、戦闘して、レベルが上がったときに上げたい能力値が上がるまでリセットしてやり直せばいいのです。邪道かもしれませんがかなり面倒くさいので正当な方法と認定してもいいくらいです。これを黒魔術士で体力が必ず上がるまで繰り返してレベルアップしていけば体力が高めの黒魔術士ができあがります。赤魔術士や忍者には力が上がるまで繰り返せばマサムネ装備でウェポン80狙えます。もっとも当所はすべてのステータスをなるべく上げていましたが、あるレベルからステータスが上がり難くなるため妥協も必要でしょう。
■ 敵の追加攻撃
グールの麻痺、コカトリスの石化、コブラの毒、マインドフレイアの死など、敵の攻撃がヒットしたときに追加効果として状態を変化させられることがあります。これらはリボンやバオル、バマジク等の状態変化無効化になっていても影響します。これらを防ぐにはレベルを上げるしかありません。レベルを上げることでこれらの追加攻撃の回避率が高くなります。
■ 町から早く出る
たいした技でもありませんが、宿屋でセーブ後リセットボタンを押し、タイトル画面に戻ってゲームを再開すればキャラクターは町の出口にいるので、宿屋が遠い場所から出るのに便利です。
■ ポーション99
FF1は回復魔法に白魔法のみに頼っているのではクリアは難しいのです。面倒ですがポーションを山ほど買ってダンジョン探索中などの回復はポーションを使ってください。毒消しも10個くらい持っていればいいでしょう。買うのが非常に面倒くさいのが欠点ですが仕様なので根気よく買ってください。
■ 逃げられない敵
固定敵は逃げられないと思いがちです。実は逃げられない敵は決まっていて、通常のエンカウントで逃げられる固定敵から逃げることは可能です。ピスコディーモン、アースエレメントなどが逃げられない敵の代表です。他の場所で出会っても逃げられません。
■ 属性
敵や味方には魔法や特殊攻撃に対する防御属性があります。死(毒)の属性に耐性があればスリプルやデス、毒攻撃は無効です。炎氷雷毒属性いずれかに耐性があればその攻撃を25%くらいまで半減できます。反対に炎氷雷毒属性いずれかに弱ければその攻撃に対して150%くらいのダメージになります。
注:リボンやまもりのゆびわを装備していても100%死を防ぐわけではありません。また、バオルでも死ぬことがあるようです。これも魔法クリティカルが存在するため。
■ 魔法が込められたアイテム
ガントレットやトールハンマーにはサンダラが込められており、戦闘中に使うことで誰でもサンダラが使えます。装備していなくても使えるので持っておくだけでもいいのです。さらに何度も使えるので魔術士の呪文の節約にもなります。いやしのつえ、いやしのかぶとなどはヒールが込められているので戦闘中に回復しつつポーションの節約ができます。最低でも2名にいやし系のアイテムを持たせたいものです。
■ 全員で逃げる
敵から逃げるのに、ひとりだけで逃げようとしてもなかなか逃げられるものではありません。全員で足並みを揃えて逃げましょう。ほとんどの場合、逃げられないと決まっている敵(ビスコディーモンなど)以外は1回で逃げられます。ダンジョン探索など、魔力の回復が望めない場所で毎回、まじめに魔法を消費して敵と戦闘しているとすぐに魔法が切れて、ボスと戦えない状態に陥ります。ダンジョン内ではできるだけ戦闘を避けることが重要です。
■ 15ゲームで100ギルゲット
船を手に入れたら、海の上でAボタンを押しながら、Bボタンを55回押すと15ゲームの画面になります。ピースを揃えて完成させると100ギル手に入ります。100ギル程度ならまじめに経験値稼ぎをやったほうが効率がよいのですが、低レベルクリアのために敵と戦闘しないでギルを手に入れるにはこの15ゲームを複数回こなすことを避けて通れません。