”99/5月のお宝発見!
第10巻”紙芝居、(国定忠治、毛利元就、アトム)
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国定忠治の紙芝居〔子守旅32話〕
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孫悟空の紙芝居〔悟空と三蔵129話〕
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今月は紙芝居です!
左の方がオール画劇.COの『子守旅32話』.
「贋(ニセ)忠治、権太の訴えを聞いた役人は早速
大勢の捕手をつれて忠治召し捕りに向かった・・・・」
と話が始まる。10枚の画で一巻になっています。
右の方は、『悟空と三蔵129話』 〈S日本紙芝居実演連盟
東京都世田谷区北澤1−1308〉というゴム印が押してある。
どちらも昭和30年頃のものと思われます。
上の二つのものにはありませんが、
〈紙芝居倫理規定管理委員会・審査済〉という
丸印が1枚づつ押してあるものもあります。
詳しいことはわかりません。知っている方は教えて下さい。
私が子供のころには、よく近くの空き地に来ていましたよ。
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毛利元就のタイトル
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紙芝居の終盤
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紙芝居の裏側筋書き
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『毛利元就の紙芝居』、太平洋戦争中に作られたものです。
話の内容は、みんながよく知っている(三本の矢)の話ですが、
画には4本の矢が描いてありました。説明文には、数本の束の矢
となっています。変だナーと思ったら、そのあとに続いて、
「そうだ和の力だ、元就の教へ 一本の矢でも束となれば折れない、
家庭に 職場に 銃後に働くものは、一億一丸となって和の力で
大東亜戦争の完遂へ 体当たりで邁進しなければならないのである・・」
という話になってしまいました。一億本の矢はちょっと折れませんよネ
( 定価 金参圓貳拾銭 発行所 日本文化教導所 )
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虫プロ、テレビ劇場
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鉄腕アトムのタイトル
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紙芝居の各場面
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テレビ劇場といってもテレビの形をした箱の中の紙芝居
箱には新幹線のおもちゃを持っている子供が描かれているので、
昭和30年代の終わりの頃の物でしょう。
心やさしい科学の子、正義の味方だ十万馬力、
さあ!行け! われらの 鉄腕アトム!
( 虫プロダクション 株式会社 小出信宏社 )