”2002/ 2月のお宝発見!
第43巻”
ブリキの牛のおもちゃ
”
今回は,ブリキの牛のおもちゃを2体紹介します。
左の乳牛は、ブリキ製で白と黒の牛柄のプリントがしてあります。
右の闘牛は、ブリキ製の体に黒い布を被せたようです。
胴体のサイズもお尻や足などの形も、ゼンマイを巻くカギの位置も、
歩き方もほとんど同じですが、
闘牛の方は、首から顔の部分が別の部品で作られています。
昭和30年代の物のようですが日本製ということしか解りません。
【ブリキの牛・乳牛と黒い闘牛】
昭和30年代 日本製、メーカー不明
体長14.5cm
黒い闘牛は、
歩きながら
首を下にゆっくり下げて、
バネの力で首を大きくハネ上げ、いかにも闘牛らしいしぐさをします。
首の部分のメカを隠し、動きをよりリアルに見せるためと、
闘牛の質感を出すために縫いぐるみの様な布を
被せているのではないかと思います。
どちらも、なんとも愛嬌のある顔をしていますよね。
黒い闘牛についている
トレードマーク
乳牛は歩きながら赤い舌を出したり引っ込めたりします。
闘牛の容と動きのリアルさに比べ、
乳牛のポイントはチャーミングな顔でしょう。
大きな少し怖いような目と、
その上の頭の部分に花がプリントされています。
単純な動きで程よい可愛らしさを出しているのが
ゼンマイ仕掛けのブリキのおもちゃの良いところだと思います。
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