遠刈田温泉は、蔵王エコーラインを白石方面に下ったところにある。営業時間は朝の5時半からだけど、朝7時からは清掃時間で入れなくなるということで、早起きをして行ってみた。センター浴場はメインの道路沿いにあり、すぐに分かった。浴場に着いたのは朝7時10分前。何とか間に合ったと思ったが、入口には既に清掃中の立て看板が、、。係りの人が言うには、「もうお湯を抜いちゃったから入れない」とのこと。次の入浴時間は9時からなので2時間もある。どうせ行く宛のない旅だし、せっかく来たのだからと思い、近くで時間を潰すことにする。(その間、数キロ離れたところにある青根温泉に入る)
時間を潰して戻ってきたのは9時20分前。あと20分だ。待ち遠しい。センター浴場前のベンチに座り、地図を広げてこれからのルートを模索しながら待っていると、「どうぞー」というの声とともに清掃中の看板が外された。時間は9時5分前だ。やっと入れる。受付で料金を支払い、のれんを潜ると脱衣所、その左手が浴室になっている。一番風呂を目指して急いで服を脱ぐが、他の人に先を越されてしまい、惜しくも一番風呂を逃してしまった。チクショー!
浴室内は「ぬるい湯」と「熱い湯」と書かれた二つの湯船があり、どちらも大量の源泉が掛け流されている。先に入った人は「熱い湯」の方へ入っているので、自分は「ぬるい湯」の方へ入ることにした。これで「ぬるい湯」の方は一番風呂を達成したことになる(^^)v。湯船に浸かると、ぬるい湯と書いてあるにも関わらず、かなり熱い。ぬるい湯でこれだけ熱いということは、熱い方の湯船はどのくらい熱いのだろう?
ということで、早速「熱い湯」の方にも入ってみる。がぁ、一瞬浸かるのが精一杯だった。先に入った人はしばらく浸かっていたけど、どういう体をしているのだろう?
凄い人だ。さすがは一番風呂を狙う人だけのことはある。と変なことに感心する。お湯は、抹茶のような色というか、若草色というか、そういう感じの独特な色をしている。成分表には無色透明と書かれてあるが、きっと空気に触れると変色するのであろう。
15分くらい浸かっていただろうか。お湯から上がってもなかなか汗が引かない。脱衣所でしばらく休んだ後、遠刈田温泉を後にした。
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