前橋荻窪温泉 会乃山の湯(仮称)

データ

公式ホームページ

不明

泉質

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
(弱アルカリ性等張性高温泉)

泉温

49.5℃(分析時)

湧出量

751 リットル/分

知覚的試験

不明

水素イオン濃度

pH7.9

密度(比重)

不明

蒸発残留物

9.92 g/kg

ラドン(Rn)含有量

不明

浴槽

放流式(源泉100% かけ流し)

営業時間

AM10:00〜PM5:00

料金

100円/2時間

定休日

毎週木曜日
※ 2003年10月31日をもって閉鎖。
2003年12月26日より新施設「あいのやまの湯」に移行。

場所

大胡から県道34を渋川方面に向かい、大胡と前橋の境目付近。
地図


調査記録

調査日:2003年10月31日<金> 調査人:ONKEN21

 本日、伊勢崎の方へ用があったついでに最終日の荻窪温泉の仮設浴場に行ってきました。16:15分頃でしたのでほぼ最後の客だと思います。本日は無料開放でした。

 土曜に行った時は受付のボランティアは郡司氏の「一湯入魂温泉」の本を知らないとのことだったので、本のコピーを受付に渡してきました。出る時はその方から本についてたくさん質問がありました。

 16:40頃、管理人より浴槽の栓抜きするようお願いがあり、皆さまから一番若い私をご指名され、最後の栓抜き役をやらせていただきました。「これで最後だね」と皆さんの声。私も最後となると意味深長かつ重要な任務。感慨にふけりながら、思いっきり栓を抜きました。どんどん少なくなるお湯の中、カメラ撮影。約15分後掃除が始まり、私も出ました。

 最後にこの日の20時で閉鎖される温泉スタンドでありったけのポリタンやペットボトルに湯を汲んで帰りました。12月中旬、新施設「前橋市温泉利用健康づくり施設」オープン予定です。張り紙にあった最後の挨拶より

皆様へお知らせ

御愛顧戴きました會ノ山温泉を今月末日を期して終る事となりましたが三十日(木曜)ですが開場します 尚最終の二日間は皆様に感謝の意を入て無料としますので皆様の御来場をお待ち申し上げます

 新しい温泉で元気にお会いしませう

會ノ山温泉ボランテア一同
荻 窪 町 自 治 会    


調査日:2003年4月20日<日> 調査人:ONKEN21

 昨日は今後の動向が気になる、群馬県前橋市の前橋荻窪温泉に1年ぶり3度目で行ってきました。「温泉と共同湯」と言う本を読んで思い出したのが、ここでありました。自宅から40分、もっとも近い温泉の共同浴場でしょうか。

 まあ〜、女性浴室から聞こえるオバチャンの声、にぎやかでしたね(^^)。男は圧倒されて静かに入浴していましたよ^_^;。温泉の投入口上はいつもは造化の桜なんですが、今は本物の桜の枝が飾ってありました。少ししおれて散りかけておりましたが…。

 さて、肝心の今後の動向ですが、休憩室入口の壁には12月頃オープン予定の「仮称・前橋市温水利用健康づくり施設」の施設概要、館内配置図、完成予想図などが掲示してありました。建設工事の工期は11/24迄となっていました。そこで受付のオバチャンに詳細を聞いてみました。答えは以下の通りでした。

  • 仮設浴場の営業ははっきりしないが、9月〜12月迄となりそう。つまり、仮設浴場の配管を健康づくり施設の方へ引っ張るとなれば9月まで。ただし健康づくり施設で新たに配管を行なうのであれば、仮設浴場のものがそのまま利用できるので12月まで営業できそう。一応、仮設浴場運営ボランティアの契約は12月までになっているそうだ。
  • 健康づくり施設の工期は11/24迄となっているが、準備や行事などがあるので、12月中旬のオープンとなりそう。

 話は戻って、私は16時頃入浴しましたので、16:40頃浴場の栓をきちんと抜いておきましたよ。16:30を過ぎると入浴客はいないですね。女風呂はギリギリまでにぎやかでしたが…。最後は独占状態だったので、記念に撮影しておきました。来年以降、この画像を懐かしく眺めることが増えるのでしょうねえ。

帰りはもちろん温泉スタンドで40Literを無料でいただいてきましたよ。

調査日:2002年10月6日<日> 調査人:だだ星人

 天気予報によると明日は雨。。農家の方は、雨に備えて今日は忙しいはず(?) と言うことは温泉は空いているかも。と思って前橋荻窪温泉まで入ってみました。行ったのはお昼を少し回った12:15頃。駐車場は混んでいるものの、まだまだ余裕がある。早速、受付で必要事項(名前・住所・電話番号)を記入し、100円を渡して浴室に向かう。

 浴室には6人の客がいた。皆さん顔なじみの地元の方のようで、和気藹々と話も弾んでいる。その話を聞きながら湯船に浸かる。そうこうしているうちに、1人減り2人減りで客は3人になった。これは空いている方なのかな?

 湯から上がり、大広間を覗くと、地元の方々が休んでおられた。席はまだ余裕があるけど、邪魔をしては悪いと思い、そそくさと退散。。

(※ 施設内に掲示してある「温泉利用法」より引用)
温泉の成分

■ 泉質

  ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉(弱アルカリ性等張性高温泉)

■ 温泉1kg中の成分及び分量

 

泉温(分析時) : 49.5℃

水素イオン濃度(pH) : 7.9

蒸発残留物 : 9.92 g/kg

成分総計 : 8.77 g/kg

陽イオン (ミリグラム)

陰イオン (ミリグラム)

 ナトリウムイオン 

 Na+

 2098 

 カリウムイオン 

 K+

 27.0 

 マグネシウムイオン 

 Mg2+

 6.25 

 カルシウムイオン 

 Ca2+

 1188 

 鉄(II)イオン 

 Fe2+

 0.22 

 マンガンイオン 

 Mn2+

 0.20 

陽イオン 計

 3320 

 フッ素イオン 

 F

 3.5 

 塩素イオン 

 Cl

 5245 

 硫酸イオン 

 SO42−

 2.5 

 炭酸水素イオン 

 HCO3

 30.4 

 炭酸イオン 

 CO32−

 0.2 

陰イオン 計

 5282 

遊離成分 (ミリグラム)

・非解離成分

 メタケイ酸   

 H2SiO3

 81.7 

 メタホウ酸   

 HBO2

 84.0 

非解離成分 計

 165.7 

・溶存ガス成分

 遊離二酸化炭素    

 CO2

 3.5 

 遊離硫化水素   

 H2S

 0.0 

溶存ガス成分 計

 3.5 

その他の微量成分検出せず: 総ひ素,銅イオン,鉛イオン,総水銀

■ 分析年月日 : 平成10年11月19日   ■ 分析機関 : 群馬県衛生環境研究所


調査日:2002年5月15日<水> 調査人:だだ星人

 ゴルフ場の跡地に建設している施設の仮施設。
 平日でも地元の人で混んでいるらしいが、今日は空いていた。(湯船には先客が1人だけ) 話によると、明日から雨が続くので、晴れている今日は農作業が忙しくて客が少ないらしい。
 浴室は、コンクリート打ち放しの湯船があるのみのシンプルなもので、源泉100%かけ流しの温泉です。岩で組まれた投入口からお湯が注ぎ込まれていて、投入口付近の岩は茶色く変色している。お湯は、やや茶色を帯びた透明の湯で、この付近特有の油臭と塩味がする。石鹸、シャンプーは使用禁止。
 受付で、住所,氏名,電話番号を記入して入館するようになっている。
 本施設が完成すると仮施設は壊してしまうらしいが、この仮施設は残しておいてもらいたいものです。

調査日:2002年3月19日<火> 調査人:ONKEN21

 本日は群馬県伊勢崎市に用があり、近くの温泉へ入りたくなり、平日の前橋荻窪温泉はどんなものだろうと10ヶ月ぶりに入浴してみました。伊勢崎から荻窪温泉は車で20分位で近いのです。
 受付から名簿記入(住所・名前・電話番号)を頼まれましたので快く記入、100円の入浴料を払って、風呂へ。今日は意外と混んでいました。脱衣所が狭いですし、脱ぐのに一苦労です。
 風呂は昨年と全く変わっておらず、茶色っぽく塩辛い油臭のする温泉が勢いよく、掛け流されておりました。相変わらず地元の高齢者のかたがたが健康や温泉の質などで歓談されていました。本当にいいお湯で来年3月までに閉鎖される(予定)のは実にもったいないです。周辺の公園の造成は既に始まっていて、入り口となる道路も拡張しています。
 帰りはもちろん無料の前橋市温泉スタンドで熱くて油臭の漂う温泉をいただいてきました。
前橋荻窪温泉の場所
仮設浴場は一応、地元の高齢者向けの施設ですのでご了承の上、訪れて下さい。
営業時間10〜17時、木曜休


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