私のトレーニングとマラソンタイムとの相関データから、サブスリーを達成するための練習量
について考えてみます。データは89年から97年の河口湖(◆)といびがわ(●)のフルマラソンのタイムとその時の練習
量のグラフです。上の3つは、スイム・バイクも含めた換算値(=swim*4+bike*0.4+run)、下の3
つはランだけの練習量です。トライアスリートでないランナーの方は換算値をランに置き換えて
見て下さい。一番タイムとの相関が高いのは年間換算値(すぐ下のグラフ)で、2500kmを越
えると急速にタイムが良くなっています。反面、直前の練習との相関はあまりなく、このことから
年間を通じたトレーニングが必須であるように思います。よく10月の走り込みがサブスリー達成の鍵と言われており、私もある程度はやっていますが、
度を過ぎた走り込みは故障の元になり、百害あって一益なしだと思われます。年間トレーニングの
なかに走り込む時期があり、オフの時期があるといったことろでしょう。したがって、あなたがサブスリーを目指すには最低限一年前から体をつくる準備が必要です。
スタミナ切れを起こした失敗レースの翌日から、もう次のサブスリーへのステップが始まって
いるのです。
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