3/12(Wed.) 天気:晴 fine 宿泊地:Cairns ホテル:Pengana Motel
 夜中にスコールがあって、それから涼しくなって結構眠れた。 今日も晴れ。スーパーで買出しした後、フェリーに乗る。しかし、実はこれはフェリー ではなく水中翼船だと、後から気がついた。45分でグリーン島へ行ってしまったからだ。 (フェリーは1時間半) 海の水はメチャクチャ澄んでいて、魚たちが泳いでいるのが見える。底がガラス 張りになっているglass bottom boatに乗ると、珊瑚礁の中を信じられないくらいの数の魚が泳いでいる。 思わず写真を撮りまくってしまった。スキンダイビングの道具を借りて泳いでみると、 手の届く所に魚が泳いでいる。

 海は青いし、 気分はトロピカル!! すぐ横を1mぐらいのエイが泳いでいるのにはたまげた。日差しは強烈。オイルを 塗らなければ悲惨な目にあうだろう。ほんの1時間焼くだけで真っ黒になってしまった。 背中がヒリヒリする。オイルを塗る前に焼けた部分だろう。明日もグリーン島へ行こう。

グリーン島の綺麗な海にご機嫌の私       まるで絵葉書のような風景

3/13(Thu.) 天気:晴 fine 宿泊地:Cairns ホテル:Pengana Motel
 背中が焼けすぎでヒリヒリして痛い。2人でスーパーで買った パン、ハム、レタスでサンドイッチを作って食べる。今日もク゛リーン島だ。島の周りは 昨日より海が澄んでいるように見える。昨日はひなたで焼いて失敗したので、木陰に 寝そべる。海中観察館も行ってみた。現実のものとは信じられない。まるで竜宮場の浦島太郎のような気分で ある。そして、島を一周する。サメの小さい奴が10匹ばかり泳いで いる。(コバンザメだったっけ) カメラのファインダー越しに見ても海が澄んでいるので、よく見える。3時に グリーン島を後にする。

 天国に一番近い島 は何もニューカレドニア島だけではない。日焼けの後に塗る薬を スーパーで買った。背中は真っ赤。相棒にからかわれた。一日一回はスコールがある 。スコールはすぐ晴れて、後は涼しくなる。

3/14(Fri.) 天気:晴 fine 宿泊地:Townsville ホテル:Wanderers Inn
 相棒は朝6時のブリスベン行きの飛行機に乗るために、5時 に出ていった。私は、8時ケアンズ発。夢の島グリーン島を後にする。ケアンズを出ると、周りは一面さとうきび畑 だ。所々に砂糖精製所がある。バスの中のビデオは、アメリカの 宇宙史のようなのをやっていた。英語が分からなくても結構楽しめる。

 タウンズビルに着いた。バス発着所にいた日本人からエアーズロックツアーに ついての情報をもらう。TAAで帰りの飛行機のリコンファームをした。意外と簡単。 受付嬢がすべてやってくれた。グリーン島の絵葉書を出しに郵便局へ行ったら、 窓口嬢いわく、どうもありがとう。マグネチック島がよく見えるというキャッスルヒルに登る 。道がわからずに直登し、踏み跡にでるとえらい急登の後、ピーク。マグネチック島は ここから泳いで行けそうな所にあり、グリーン島に比べるとなかり大きい。帰りは車道 を下りていったら、途中でおじさんが車に乗せてくれた。親切なオージーに感謝。

3/15(Sat.) 天気:快晴 fine 宿泊地:車中 ホテル:      
 朝6時に起床。今日は爽やかな朝だ。ここのホテルの面白い おじさんにさようならを言って、7時半のアリススプリング行きのバスに乗る。思ったより、 タウンズビルからアリススプリングへ行く人が多い。日本人も他に2人。タウンズビルを 出て2時間もすると、もう熱帯雨林の植物は姿を消した。途中、野牛、エミューなどが いた。道路脇に車にはねられて死んだ動物が横たわっていた。

 午後3時、マウントアイザ。暑い。40℃は確実に越えている。 そんな中をバイクツーリングの日本人がいた。タウンズビルまで行くと言う。 ここら辺りは夜でも蒸し暑くてたまらないそうだ。まだ熱帯なのだろう。確かに今日は 夜になっても暑い。砂漠の中のアリスは、夜は寒いくらいなのに。

3/16(Sun.) 天気:快晴 fine 宿泊地:Urulu  
 午前零時半、スリーウェイズ。ダーウィン 方面のバスと合流。ビールを流し込んで喉の渇きをいやす。7時アリススプリング 着。 すぐ近くのホテルで朝食をとって、エアーズロックツアーへ。途中、牧場でラクダに乗った。生まれて 初めてだが、 だだのりをしてしまった。本当は、1.5$。マウントコーナーが まず見えた。 西部劇に出てくるような形をしていた。この辺りの砂は赤い。鉄分を含んでいるの だろうか。 カメラのフィルムが巻けなくてあせる。歯車がゆるんでいた。マウントオルガの赤茶けた奇岩

 1時半ユララ着。日本人4人でドミトリー1部屋とる。皆で スーパーへ行って夜のバーベキューの買出しをしておく。2時半からサンセットツアーへ。 途中で寄ったマウントオルガは、おかしな格好の山だ。一体どのようにしてできあがっ たのだろうか。そしていよいよ夕暮れのエアーズロックヘ。しかし、太陽が少し雲に 隠れていたためか、期待ほどて゛なく残念。夜は4人でバーベキュー。満腹。

 

3/17(Mon.) 天気:快晴 宿泊地:Urulu ホテル:エアーズロック ロッジ      
 午前3時半起床。70何年か振りに地球に大接近している ハレー彗星を
見に、すぐ近くの丘に登る。
思ったより明るく、肉眼でもすぐ 確認できた。3〜4等星ぐらいだろうか。肉眼でも尾が十分分かる。持参した双眼鏡で 見ると、視野の半分を占める大きさだ。周りには10人ほどハレーウオッチングの人が いた。エアーズロックの登山道を背に

 また寝直して、6時起床。荷物だの、チェックアウトだのでバスに乗り遅れた。 仕方がないので、他のバスに乗りエアーズロックで追いついた。しかし、靴を忘れてしまい、サンダルでは歯が 立たずに、はだしで登るはめに。最大傾斜は45度ぐらいあり、 かなり急だ。約25分でピーク。そこにはノートがあり、名前を書き込んだ。ここからは マウントオルガしか見えない。マウントコーナーは遠いので、どこにあるか分からない。

 エアーズロック下山後、アボリジニ居住地にある店に寄った。その後、 エアーズロックを一周する。途中、があって、年間降雨Water Holeというの量が数とに池があった。アcmという地にもかかわらず、信じられない こボリジニが飲料水にしたらしい。あたりの洞窟には壁画があった。ロッジに戻る昼。 ドミトリーの部屋に移る。3時まで昼寝して、プールで泳ぐ。夜はまたバーベキューに 入れてもらった。(毎日どこかで誰かがバーベキューをやっている。)  

3/18(Tue.) 天気:快晴 fine 宿泊地:Urulu ホテル:エアーズロック ロッジ      
 5時少し前起床。またハレー彗星を見る。流れ星がすごい。 一等星ぐらいのが流れて、一秒くらい流星跟が残っている。東の空にボウッと霞んで いるのは黄道光か?

 また寝直して7時半起床。朝食後、ショッピングスクエアでハガキを出して、土産 を見た。また、キャビンに移動した後、プールで体を焼く。ク゛リーン島焼けは、大分皮 がめくれた。昼食をとっていたら、グリーン島で会った女の子がいた。結婚してから 旅行に来ているそうだ。ホームステイなどでもう半年だと言っていた。昼食後、また プール。2時半にもう一度エアーズロックのサンセットツアーへ行く。今度はカタジュタ 見晴台には登らず。バスを降りると緑色のきれいな色をしたインコがいた。こんな 乾いた所に、このような美しい鳥がいるとは信じられない思いだ。いよいよハイライト。 確かにエアーズロックの色は変わった。七色は大袈裟にしても、三色くらいには変化した。 夜はまたバーベキュー。今夜は7人グループ。

確かにエアーズロックの色は変化した      みんなでバーベキュー大会

3/19(Wed.) 天気:快晴 fine 宿泊地:Urulu ホテル:ほとんど宿無し      
 エアーズロックも今日限り。5時、三度ハレーウオッチング。 6時50分、日の出を拝む。今日は、一日プールで過ごす。背中は大方むけて、二重 むけになってきた。今日も暑い。しかし、プールから出ると、空気が乾燥していて、すぐ水分が蒸発して 気化熱を奪うため、鳥肌が立つ。(湿度は約11%) 3時から6時まで昼寝。夜中の移動に備える。6時50分、日が沈む。

 今晩もまたまたバーベキュー。昨晩と同じ、4+1+2の7人。

3/20(Thu.) 天気:晴れ fine 宿泊地:Perth ホテル:Perth Ambassader
 午前1時、空港行きのバスがなかなか来ないので、じれる。 結局30分遅れでやってきて時速100Km以上の猛スピードで飛ばす。パース行きの便 には、ユララから一緒に来た相棒の他は、一人しか日本人はいなかった。2時間40分 でパース゜。時差−1時間のため、まだ3時40分。ホテルまでタクシーで行く。

 なんと日本で予約していたホテルの 名前が間違っていた。King Ambassaderではなく、Perth Ambassaderであった。未明のてんてこまいであった が、良いホテルなので許した。8時過ぎまでテレビを見て過ごし、それからモールへ ぶらぶらしに出かける。スーパーで朝飯を買出し、一旦ホテルに戻る。そして、また モールへ土産物を見に行く。Tシャツはいいのがないのでやめた。11時から、日本 公開前のロッキーWを見る。ストーリーが単純なので英語が分からなくても楽しめる。 昼食後、土産は結局コアラのぬいぐるみ(カンガルーの毛皮)3つを買う。

 またホテルに戻って一服した後、インド洋を見に行く。City beach行きのバスで30分。白いさらさらの砂浜で、海は青い。波は少々荒い。 メインビーチから少し外れた所に出たせいか、人はほとんどいなかった。

3/21(Fri.) 天気:曇り cloudy 宿泊地:機中 ホテル:         
 いよいよオーストラリアも今日で最後。昨日は寝不足で疲れた ので、ぐっすり眠ってしまった。朝の運動とサウナでさっぱりした後、市バスMTTにて 空港へ。2時間10分+時差1時間で再びバリ島のデンパサール。荷物を預けて、 タクシーの値段交渉にかかる。最初は、ケチャクダンス込みでUS50$(2人で)という 値段を吹っかけてきた。30分ぐらい粘って3人でUS7$+20,000Rpで落ち着く。

 まず、クタビーチに行く。物売りがすごい。観光客の数より多いのでは。ここの若者数人と友達になった。ここには学校はなく、毎日 ビーチで商売しているという。物価は確かに安い。生活品は日本の半額以下だ。 しかし、ラジオは高い。カメラもやはり高いようだ。彼らは生活のために日本語を幾らか 覚えている。中でもインドラジットは、ノートに書き込んで覚えていた。ここのビーチは 曇っていたせいか、それほどきれいとは思えなかった。

 18:00よりケチャクダンス。ラマヤナの物語を踊りにしたものだと知った。 航空会社の名前であるガルーダは、その中に登場する鳥であった。空港に戻ると 日本人ばかり。バリへ来る人は多いものと見える。飛行機は1時間遅れの22時発。

バリの町並み      初めて見るケチャクダンス

3/22(Sat.) 天気:曇り cloudy 宿泊地:懐かしい我が家 ホテル:         
 荷物もデイパック一丁なので待つこともなく、成田の税関を あっさりパスし、そのまま京成成田行きのバスに。窓の外を見ると、改めて日本の狭さ とオーストラリアの広さを知った。今回の旅は卒業旅行として計画した。時間的制約に より、昨年のヨーロッパの半分の22日になったか゜、オーストラリアの広さに比べて余りにも短い 期間であった。ここを心行くまで堪能するには、最低その倍の時間が 必要だろう。ともあれ、オーストラリアの人々は人懐っこく陽気だ。また非常に親切で ある。

 ここの大自然は厳しく、そして素晴 らしい。ヨーロッパよりもここの方が自分の性格に合った旅ができた。 そして、ヨーロッパほど便利ではないが、人と人とのふれあいの中で快適に旅ができる 国でもある。町並みは日本と似ていて、町には日本製品があふれているせいか、 ともすれば海外にいるという事実を忘れそうになる。また、今回は円高のメリットを 非常に感じた。(1A$=\139) ビールなど、ただでさえ日本より安いのに円高のせいでジュース並みの値段だ。

 オーストラリアは機会があれば、もう一度訪れたい国の一つになった。 (他、トルコ、イタリア、スイス、ギリシア)

 

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