春の花祭り
名鉄瀬戸線高架に沿って植えられている並木の桜が満開の頃、オズモールで花祭りが開催される。潅仏会の時に行なう甘茶かけの他、僧侶を先頭に象に乗った子供と続くお稚児さん行列。ところが2007年以降は盛り上がりが今一歩。行列にはお姉さんはいないし、七夕祭や瑞龍祭でも行なわれる気合が入った和太鼓の演奏などのアトラクションをその前後に行なうことはないし、カメラマン殺到もない。オゾンアベニューの中央分離帯による分断が原因か。
 
大曽根わくわくフェスタ(2023)
4月下旬の日曜に開催。過去に行なった覚えはなく2023年初開催か、或いは以前も行なっていたがコロナ騒動で自粛していたのか?また開催場所も例の赤萩町線の柵より西。大曽根駅からは三宅病院北の大通りから行くかオゾンアベニューに入るが柵の手前で信号まで回らなければならず賑わいは今一歩。印象は一番東のおおぞねこの踊りとドロシーの泉での主に金山で活躍する歌手くらいだったか。柵撤去でオゾンアベニュー・オズモール両商店街が賑わうようにしてもらいたいとつくづく感じる。
 
 
大曽根七夕祭り
毎年7月下旬に西口商店街・オゾンアベニューとオズモールで開催される大曽根最大のイベント。閑古鳥が鳴くほぼシャッター通りになっている商店街がその時は賑わう。令和6年も例年の3日間開催だったが、コロナ変異種患者がまた増加、第11波らしいので、油断は禁物。今回はコロナ前に行った炎の鳴子踊りも取材に入れた。危険な暑さ続きで、またパリ五輪開会とも重なり人出が気がかりだったが、コロナ前並みに戻ったと言えようか。しかしおおぞねこは今回会えなかった。
和太鼓演奏、昭和40年代まで見かけたチンドン屋などアトラクションが多いし、らくがきのエリアも増えた。ただオズモール西の入口付近は閑散、もっと工夫が必要だろう。
阿佐ヶ谷姉妹で有名、仙台や平塚と並び、東京一の阿佐ヶ谷七夕祭り
大曽根にはないキャラクター展示がメインの東京杉並・阿佐ヶ谷七夕祭り。新宿から西へ中央線各停で5駅目。オゾンアベニューやオズモールと同様古道の商店街(パールセンター・すずらん通り)で8月初め、旧暦の七夕に合わせて開催される。令和6年は8月7日〜12日。初日午前中に行ったがアトラクションや屋台なしでも多くの人出。他サイトによれば夕刻はもっと人通りが増えたそう。12日・土〜13日・月祝の3日間ならなかなか前へは進めぬほどの混雑ぶりだっただろう。付近の小学校学童の作品(夏休みといえば宿題、それもか?)、名古屋にもある喫茶店チェーンや100円ショップも目に入った。普段も人通りが多い阿佐ヶ谷の商店街、閑古鳥が鳴く大曽根の商店街も人通り戻ってもらいたい。

KITA JAZZ STREET
10月中頃の日曜に開催されるKITA JAZZ STREET。七夕まつりと同様にオゾンアベニューとオズモール両商店街で、また複数箇所で演奏が行われる。地下街・オズガーデンも開催場所のひとつ、乗り換え客の関心を寄せた。令和5年は10月22日の開催。ただ例の柵は開かないまま、オゾンアベニューとオズモールの行き来は面倒ったらありゃしない。おかげで(?)開催場所や売店の半分位以外は閑散としていた。祭り程でなくても両商店街に賑わいを取り戻してほしい!とまた思ってしまう。ここはイベントだけのためにあるのではない!(令和6年は都合により取材できませんでしたので5年のものの掲載とさせていただきます)
 
片山八幡例大祭(瑞龍みこし)
大曽根の秋祭り。秋になると各地で、もともと農作物が収穫出来たことを神様に感謝する祭だった秋祭りが行われる。大曽根は片山八幡神社(名鉄瀬戸線森下駅南)が中心で10月後半の日曜に開催される、大曽根みこし連「橘会」主催の瑞龍神輿担ぎ。「瑞龍」とは尾張徳川家2代藩主・徳川光友の別称・瑞龍公に由来している。相変わらず円安が止まらず値上げ値上げの連続。そして衆議院総選挙の日と重なった(期日前投票を済ませた)。
気合で神輿を担ぎ、大曽根の街に「エッサ、ホイサ」というかけ声が響き渡った。神輿の重量は男神輿600kgで名古屋では最大級。女神輿は150kg。
順路は毎年微妙に変わり、今回は、片山八幡→徳川園(10分の小休止)→桜丘中学西→鈴木新聞店前→ナフコ東(10分の小休止)→オゾンアベニュー(20分の中休止)→オズモール(1時間の大休止)→大曽根4交差点→国道19号線の1筋北の裏道→大曽根交差点→森下駅西(10分の小休止)→片山八幡。この他にも10分ずつの小休止あり。令和6年は曇りであったが何とか最後までもった。
上段左より、祈祷、記念撮影、PM1:00に出発(歯を食いしばり力を合わせ神輿を持ち上げ動き出す、男神輿は第一の難関・鳥居をくぐる)、エッサッホイサの掛け声が始まる、祭礼のためバスに停止し協力してもらう、徳川街園通過。中段左より、徳川園正門をくぐる(第二の難関・女神輿はすんなりくぐれた)、徳川園での小休止、桜丘中西での小休止、瀬戸線高架下、ナフコ前で小休止、オゾンアベニューへと向かう、オゾンアベニューで中休止(休止の前後の度に三三三拍子・今年から行なわれた)。下段左より、オズモールでの大休止、大休止を終え東に向かう、大曽根4交差点、国道19号線1筋北の狭い道を練り歩く、大曽根交差点(男神輿・女神輿)、大曽根南交差点、森下駅西で小休止。その後片山八幡へと向かう。PM5:45に終了。多少、例年と撮影場所を変更した。
 
 
街道フェスタ
美濃(岐阜県南部)の中仙道・大湫宿と大井宿の間にある槙ヶ根追分へと続く下街道(善光寺街道)の一部だったオズモール・オゾンアベニューの商店街で行なわれる音楽祭。令和元年は11月10日(日)開催で7回目。前年までは5月にも行われていたが11月のみの開催となった。この日は好天に恵まれたが場所が赤萩町線の例の軍事境界線の西側。駅からオゾンアベニューを通っての直行は不可。また天皇皇后両陛下の即位パレード中継が行われたこともあったし、開始したばかりで昼食時の12時代であるから、ジャズストリート程の賑わいはなかった。七夕の時と同様に飲食等の店舗が並んでいて、落書きコーナーもあった。西口の商店街のオゾンアベニューとオズモールは古道であること、後世に伝えたい。(令和2年・3年も行なわれたが感染防止のため取材は中止、4年は4月末に行なわれたが11月は無かったよう。)
 
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七夕 
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