0.前夜祭 10月17日(木) 名古屋→(のぞみ)→博多(福岡) 
天気:暖かい
 
 関東地方に接近した台風26号が去った後の台風一過、一安心して11時52分名古屋発のぞみ23号乗車、途中、京都・新大阪・新神戸・岡山・広島・新山口・小倉に停車。もし飛行機であれば、「只今の福岡の天候は晴れ、との情報が入っております」とのアナウンスがあることだろう。ワクワク気分だ。山陽新幹線下りに乗るのは15年位ぶりだろうか。記憶では高松への出張のため岡山までだった。岡山・博多間はずーっと前だ。九州へ出張の時は飛行機だ。上りの最終乗車は前年の6月、熊本出張の帰りの時の博多・名古屋間だ。
福岡市営地下鉄にもホームドアが設置されている。
新しく加わった駅があり、新尾道、東広島、厚狭。また小郡は新山口に名称変更。また、途中ドクターイエローを新大阪にて目にする。撮影しようと思ったが、停車したら妨げるように別の新幹線が停車していたから断念。徳山で大きな出光のパイプだらけの製油所を見るのも楽しみだ。火事になったら大変だとも思った。実際大規模な火災が昭和48年に発生したことは記憶に残っている。その頃はまだ新幹線は来ていなかった。新下関を通過後あっという間に新関門トンネルを過ぎ小倉に到着。そして博多に着いたのは15時14分。博多に行った時には大体泊まる筑紫口側の博多第一ホテルでチェックイン。もうだいぶ古くなっている。部屋の扉はオートロックではない。鍵のかけ忘れに注意だ。
 ひと休みした後、16時ごろ地下鉄に乗車して天神へ行く。切符を買わなくても名古屋市営地下鉄・バス、名鉄線などで使うマナカで乗ることができる。地下鉄博多駅にも名古屋市営桜通線にあるような転落防止のホームドアが設置されている。天神に到着、外に出る。???48が着るような制服を着た下校途中の女
高生を目にする。福岡・博多であるからHKT48か。中洲の屋台がOPENするのにはまだ早い。18時ごろのOPENのようだ。このため西鉄福岡駅ターミナルの三越で時間を潰す。デパ地下は当然博多明太子が目立つ。ご当地の名物品・土産物があるのは当然だ。夏に仙台三越に行った時は萩の月や仙台味噌があった。当然東京日本橋の本店にある江戸甘味噌は無い。昔だったら九州に来たら必ず買って食した塩分やコレステロールが多い明太子だが、高血圧の持病があるし6年前に心疾患を起こしたためもう食えない。当時は一日に酒の友として2本も食ったから罹患して当然だ。このため見るだけで我慢。他に特に買うものはないし荷物になるし明日から韓国へ行くのが主な目的だから何も買わないで外に出て、昭和通りの那珂川に架かる西中島橋を渡って中洲に入る。数軒の屋台が開店準備をしている。まだ17時前、やはり開店は18時頃だ。このため中洲内をぶらつく。それにしても屋台は随分減ったものだ。以前夜に中洲に行った時は博多ラーメン等を出す屋台が川沿いにずらりと並んでいたほど博多の風物詩だったのだが今は全然ない。道路交通法にひっかかり一代限りということで店をたたんだのだろう。見かけた屋台は昭和通りの中洲バス停前だけだ。18時までには程遠いため別の店で一杯やることとした。店名は「焼鳥本陣中洲店」。烏龍ハイを注文。突き出しで来るぶつ切りキャベツは名古屋にもある。東京にはないから発端は西日本のどこかだろう。大阪の串かつ屋にもあると聞く。他にトマト、串焼きでつくね・厚揚げ・帆立・ピーマン1~2本ずつ。コレステが多いハツやレバーは昔なら好んで食したがとっくに卒業、皮は苦手だから当然注文しない。18時を過ぎたので充分満喫し勘定して店を出た。そして再び昭和通りに出ると全部ではないが看板がついている屋台が2~3軒あった。丁度10年前に寄り今度中洲に来たらまた寄るつもりだった店はなかった。その後熊本出張の帰りに博多に来たが夜遅いために中洲に行くのは断念。ガラスケースに海産物があるのが目印だった。店名も忘れた。しかし本当は食えない生の博多明太子やどて焼を注文し、屋台といっても勘定は4千円代と意外と高いのには驚かされたのは覚えている。もともと明太子は高いし道路使用料が要るためだったのだろう。その店の代替として青い看板の「俵ちゃん」に入店。どて焼きの表示があるからだ。どうやら一番乗りのようだ。年配の女将さんが切り盛りしている。おでんの大根と厚揚げ、そして牛筋のどて焼きを注文、酒(日本酒)を飲む。おでんやどては焼酎よりも日本酒の方が合う。名古屋から来たこと、10年ぶりに博多中洲に来たこと、照明は市中の電線から引いてちゃんと料金を払っているこ
中洲屋台からの帰路に見かけてもの。左から文学館、中洲夜景、博多阪急百貨店(博多駅ビル)
と、明日船に乗って韓国へ行くこと、店の位置の目標は昭和通りの中洲バス停前で今度博多に来た時にはまた寄ることなど話し、博多駅までは南にある明治通りの東中洲バス停からバスで行けば安く済むことを聞いて勘定、店を出た。2千円前後で済んだ。西中島橋からの中洲風景や赤レンガの文学館を撮影した後明治通りに出てバスを待つ。都心部なのですぐにバスは来てマナカで乗車。道は広いがまだ良い方だ。明日からの右側通行で乱暴運転の韓国が待っている。到着した博多駅は新しくなっている。かつては井筒屋百貨店の駅ビルだったが今は阪急百貨店がキーテナントのビルに新築されている。”ライバル”と思う札幌駅ビルも大丸になっているから機会があれば札幌へ行こうかなと考えてしまう。しかも高架駅になり随分先だと思うが北海道新幹線が乗り入れる予定がある。
  博多駅到着後、博多第一ホテルに戻る前にホテル1Fの「にたや」という飲食店に寄る。以前は「博多っ子」という居酒屋だったが「にたや」はメニューを見て高級店であることを知った。突き出しやサーモン刺し、鰯と秋刀魚の握り鮨1貫ずつと緑茶ハイ1杯、酒2合を注文し、それだけにして(ケチって)やはり勘定は3千円代(タカッ)。アベノミクスでデフレ脱却の一環として高いものを買わせたり食わせるようにしているらしいがあくまでも浸透は富裕層だけのことだろうし、今度博多に来た時は寄ることはないだろう。駅前の安い居酒屋・養老乃瀧もなくなっていた。近くのファミマで生野菜とすき焼きとワンカップ、ペットボトルの緑茶を買いホテルに戻って食した。
 
歩行距離:3.3km 就寝前の血圧:H104 L61 飲みすぎで低めだろう。 TOP 10/18 博多→釜山