北アルプス最深部 (1/5)
− 三俣、雲ノ平、黒部源流 −
2010年に北アルプスの最深部と言われるところを歩いてきました。
結構リクエストをいただいたのと、やはりいい所だと思ったので写真で紹介したいと思います。
それでは登山用の地図を片手にご覧下さい(笑)
住所は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂というところです。
ここは双六岳や三俣、また、槍・穂高への登山口になっており、
西穂高岳へ登る為のロープウェイなどもあったりします。
ちょうど登山者用の無料駐車場があったのでここに車を止めました。
この駐車場は仮設トイレもあったりしてなかなか親切だなと思いました。
それより霧雨でなんか天気がぱっとせんのです (-_-;
とりあえず出発して歩いていくとすぐ新穂高温泉のバスターミナルがあります。
ここで道は二手に分かれていますが私は左の双六岳方面に向かいます。
ちなみに右は槍・穂高方面になります。
そういえば槍に登るのはここからが一番近いって聞いたことありますね。
しばらく車道を歩いていくとゲートがあります。
ここに車を止めてしまうと迷惑になるのでやめましょう。
ちなみにこのゲートはバイクなら右から余裕で通過できます(笑)
ここからしばらく林道を歩くことになります。
見たとおり林道は舗装されていません。
林道に沿って流れているのが蒲田川です。
なんか水がやけに多くてゴンゴンに流れていましたね。
釣り人がいるか見ながら歩いていたんですが見かけませんでした。
最初のチェックポイントであるわさび平小屋に到着します。
まだたいして歩いてないので特に休みもとらずそのまま通過しました。
ここからは次のチェックポイントである鏡平を目指します。
鳥丸山への分岐の案内がありました。
小池新道入口に着きます。
ここからルートは林道から離れて登山道になります。
すぐ登りが始まります。
ここからようやく登山らしくなります。
右手に流れているのは秩父沢という沢です。
ガレガレで水は少ないです。登山道は途中でこの沢を渡っています。
ココはチボ岩だそうです。
この辺で雨が強まったのでカッパを着ました。
登っていくとシシウドヶ原という所につきます。
周りをよく確認しませんでしたが、
名前からしてきっとシシウドがたくさんあるんでしょうね?
ここはちょっとした休憩場所になっていました。
しばらくすると晴れ間が出てきました。
晴れ間が出たり小雨が降ったりの繰り返しで天気は安定しません。
木道のある開けた場所に出ました。
ここは熊のおどり場だそうです。
岩に鏡平500mとありました。
もうそれほど遠くはありませんね。
鏡平が近づくと池が出てきます。
鏡池に到着します。ここで休憩しました。
鏡池です。天気がいいと逆さ槍が池に映るそうです。
ということで後ろにある山は槍ヶ岳です。
本日は天気が悪く逆さ槍は見ることができませんでした。残念。
槍ヶ岳のアップです。
上部は雲の中に隠れています。
すぐ近くに鏡平小屋がありました。
小屋の周りにも池がありました。
ガスっていてほとんど見えませんね (^^;
次は弓折岳を目指します。
弓折岳分岐に到着します。
ここもちょっとした休憩所になっていました。
ここは槍ヶ岳の絶景ポイントです。
霧が晴れてきたら登山者達から歓声が上がりました。
でも結局ピークは見えずじまいでしたが...
分岐から見た弓折岳です。
山頂はすぐですが天気が悪いのでパスして先へ進むことにしました。
ここからは双六小屋へと向かいます。
ここからはしばらく稜線歩きとなります。
途中にあった休憩所です。
ケルンがありました。
双六小屋が見えてきました。
晴れ間が覗いたこともありなかなか感動的なシーンでした。
左側は双六谷の本谷である金木戸川の源流部です。
双六岳です。
下にある沢筋は金木戸川です。
沢筋は双六小屋へと続いていました。
双六小屋が近づいてきました。
小屋の手前の広場はキャンプ指定地でテントを張ることができます。
小屋の裏手にまわると双六小屋は大きくて立派な小屋でした。
登山者がたくさん休憩していました。
双六小屋から見た鷲羽岳です。
左に小さく三俣山荘も見えているんですがわかりますか?
拡大写真です。これならどうですか?
双六小屋の右手には樅沢岳があります。
小屋から双六岳に向かって登っていくと双六岳の分岐があります。
ちなみに正面の山が双六岳です。
天気がよければ双六岳に登り稜線歩きと思っていたのですが、
あまり天気がよくないので巻道を使ってショートカットすることにしました。
ということでここは右へ向かいました。
登山道が途中で沢を渡っていました。
この沢は高瀬川の湯俣川樅沢の源流です。
水は流れていましたけどちょっと魚が棲める水量じゃありませんね。
三俣へ向かう登山道です。
右手の谷は湯俣川です。
硫黄岳の山肌がむき出しでやけに迫力があります。
名前のとおり硫黄で水質が悪く木々が育たないのでしょう。
標高が高いから沢の源頭部に木や藪がありません。
三俣の分岐から更に三俣山荘へと向かいます。
硫黄岳がよく見えます。
降っていくと三俣山荘が見えました。
後ろにある山は鷲羽岳です。
ちょうど空も晴れてきたし、
ここはかなり感動的なシーンでした。
ということで三俣山荘に到着しました。
三俣山荘はあまり大きな小屋ではありませんでしたが、
連休中でもいっぱいになりませんでした。
この小屋には水がひかれていて水道が普通に使えとても便利でした。
庭の様子です。傘を干してますね。
結局、最後まで晴れたり降ったりの繰り返しでした。
でも雨は降ってもたいしたことなく小雨程度だったので助かりました。
小屋の全景です。
ちなみに左の二階が食堂です。
とりあえず宿泊の手続きをして到着祝いをやります(笑)
部屋の中の様子です。二段ベッドでした。
それではおやすみなさぁ〜い(笑)
続きはこちら
ホームページに戻る