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少量危険物施設への・・・ |
はちごろう
追記です。 平成１７年１２月１日施行の、東京消防庁＞公表・報告＞火災予防関連情報＞お知らせ ＞火災予防条例の一部が改正されました（少量危険物及び指定可燃物に係る基準等） では、「消防法による消火設備の設置義務がない屋外施設等についても、貯蔵量等に応 じて、消火設備を設けることとされました。」 となっています。 その資料の中には、屋外タンクの絵がありました。 ということは……？ ちなみに私の街は、条例改正していません。 |
はちごろう
はじめまして 初投稿そせていただきます 寒い地域 の消防士です。 このサイト 及び きゃさりんさんの 過去ログ を見ました。 少量危険物の消火器の設置については、私の街では次のとおり指導しています。 設置単位のＱ＆Ａ ＋ 解説方式 で投稿します。 《 消火器の設置単位 少量危険物等に関する算定例 》 ※特記なき限り 防火構造、普通階、平屋、延べ面積 とする。 多量の火気等（規則６条４項及び５項）は、考慮しないこととする。 Ｑ１ 倉庫（１４項）・８０�屐 ー�容物（食品） Ａ 必要なし ☆ １５０�嵬に�であり、施行令１０条１項各号に掲げる防火対象物に該当しない。 Ｑ２ 倉庫（１４項）・８０�屐 ー�容物（灯油４００リットル） Ａ ○建物用 ８０�屐殖隠娃悪屐、諭。腺叡碓漫 糞�則６条１項） ○少量危険物用 ４００Ｌ／１０００Ｌ ⇒ Ｂ１単位 （規則６条３項） ☆ １５０�嵬に�であり、施行令１０条１項１号から３号に掲げる防火対象物に該当 しないが、少量危険物を貯蔵しているため４号に該当する。 (北海道総務部長あて回答 問1) ☆東京法令出版 消防実務六法 -３- Ｐ７１０ ☆ 規則６条１項でいう、令第１０条第１項各号に掲げる防火対象物となる。 これに該当しなければ、規則６条３項（４項、５項も同じ）にいけません。 Ｑ３ 倉庫（１４項）・８０�屐 ー�容物（綿花類４００キログラム） Ａ ○建物用 ８０�屐殖隠娃悪屐、諭。腺叡碓漫 糞�則６条１項） ○指定可燃物用 ４００キロ／(200キロ×50倍) ⇒ Ａ１単位（規則６条３項） ☆ 指定可燃物を貯蔵しているため施行令１０条１項４号に該当する。 Ｑ４ 倉庫（１４項）・８０�屐 ＿鯵阿肪繁射囘�油タンク（４９０リットル） Ａ 必要なし。 ただし、屋外タンク（工作物・面積なし）に必要。 ○少量危険物用 ４９０Ｌ／１０００Ｌ ⇒ Ｂ１単位 （規則６条３項） ☆ 屋外タンクが令別表第一１２項（Ｓ40.2.5 自消丙予発第１7号）となるため施行 令１０条１項４号に該当する。 ☆東京法令出版 消防実務六法 -３- Ｐ６３０ ◎消防用設備の解説：昭和４０年版 全国加除法令出版【抜粋】 「(4)の防火対象物又はその部分」は、野積みの危険物、準危険物又は特殊可燃物は 含まない。 ※(4)は、消防法施行令第１０条第１項第４号 前３号に掲げるもののほか、令別表第１に掲げる建築物その他の工作物で、 法別表で定める数量の５分の1以上の危険物、令別表第２で定める数量以上の準 危険物又は令別表第３で定める数量以上の特殊可燃物を貯蔵し、又は取り扱う もの 屋外タンクに何か『項』をつけないと、施行令１０条１項４号でいう「別表第一 に掲げる」に該当しなくなり、消火器の設置義務がなくなるため、１２項（イ、ロ の区別はしていない）としたのではないかと思われる。 ☆ 規則６条４項、５項と違い３項は、付加設置とならない場合(屋外タンク)があ る。 ☆ １２項としての屋外タンクの査察台帳を作成しなければならないが、建物に消防 用設備等が必要になった場合にのみ、建物の少量危険物として取り扱っている。 Ｑ５ 住宅 ３００�屐 ＿鯵阿肪繁射囘�油タンク（４９０リットル） Ａ 必要なし。 ☆ 住宅は、施行令別表第一に含まれないので必要なし。 屋外タンクが令別表第一１２項となるため４号に該当するように思われるが、個 人の住居に附属する物置等（例：車庫、日曜大工用工房、焼肉用ログハウス、屋外 タンク）は、令別表第一に含まれないので（S38.10.8自消丙予発第66号）必要な し。 ☆東京法令出版 消防実務六法 -３- Ｐ１１４２ Ｑ６ 共同住宅（１６項ロ）・４００�屐、� ５項ロ・２００�屐―斬陝Γ横娃悪� 各戸１００�屬韮憾容�居 屋外に暖房用灯油タンク（４９０リットル×４戸分） Ａ ○建物用 ５項ロ ２００�屐殖隠娃悪屐、諭。腺加碓漫 糞�則６条１項） ○少量危険物用 ５項ロ部分のタンク ⇒ Ｂ１単位 × ２本 （規則６条３項） ☆ 令９条により、それぞれが令別表第一に含まれるか、含まれないかの判断とな る。 Ｑ７ 屋外に貯蔵しているドラム缶 （灯油２００Ｌ×４缶＝８００リットル） Ａ 必要なし ☆ 北海道総務部長あて回答 及び 昭和40.2.5自消丙予発第17号 等 参照 |
ガコ
モモタロウさま はじめまして。 第１０条第１項第４号の解釈に相違があったみたいですね。自分も第１０条第１項第４ 号の解釈は手焼きさまと同じ解釈ですね。また、消防法解説（全国加除法令出版）など 参考にしました。 より安全に・・は確かに思いますよ。でも、やはり法を扱う職なだけに慎重かつ確実な ものでなければ、ですよね。 |
手焼き
ちょっと表現が違いました。 別表第1に掲げる「建築物その他の工作物」となり、 別表第１に掲げる（の中の）建築物 別表第１に掲げる（の中の）その他の工作物 ですね。 |
手焼き
モモタロウさんこんにちは やはり消防法の解釈を調べてみると、 消防法的では、「建築物その他の工作物」は一文と解せます。 ここでいう「その他の」は、前の言葉と同意性が認められるため、建築物が工作物とし て含まれ、その代表的な例示であることを示しているとのことです。 東京法令出版の「消防法令解釈の基礎」の中の基本的な法令用語の「その他の」使い分 けを参考にしました。 そうすると、別表第１に掲げる建築物（の中の）その他の工作物の中になります。 法的に義務はありません。 家庭への消火器設置はお願いで留めておいたほうが良いと思われます。 今の説明で納得してもらえたでしょうか・・・ |
モモタロウ
ガコさん はじめまして 私も基本的には一般家庭には消火器の設置は必要ないと思います。 （法的根拠が見つからなかった為に！） しかし、以前この問題に疑問を持った私が、担当課の先輩に質問したところ 消防法第10条第1項第4号を見ろと言われました。 先輩の話だと 第１０条には 「消火器又は・・・・次に掲げる防火対象物又はその部分に設置するものとする。 ※（又はその部分に設置するものとする。に注目） 第１０条第１項第１号には 「・・・・防火対象物」 第１０条第１項第２号には 「・・・・防火対象物で・・・・以上のもの」 第１０条第１項第３号には 「・・・・防火対象物で・・・・以上のもの」 上記３号まではわかります。 しかし 第１０条第１項第４号には 「前３号に掲げるもののほか、別表第１に掲げる建築物その他の工作物・・・・・」 この別表第１に掲げる建築物その他の工作物は 別表第１に掲げる建築物（の中の）その他の工作物なのか？ 別表第１に掲げる建築物（又は）その他の工作物なのか？ で認識が変わると思います。 先輩の考え方は後者の方で、別表第１以外のその他の工作物の判断でした。 そしての防火対象物の「その他の工作物」を調べると 先にコメントした 『人為的な労作を加えることによって、通常、土地に固定して設置されたものを言う。 建築物がその代表例であるが、その他、橋梁、擁壁、トンネル、 土地に固着して据えつけられた機会、電柱等もこれに含まれる。』 になったわけです。 またガコさんの 「一般家庭に点検報告書を指導なさろうとしていらっしゃる のでしょうか。」 についてですが、もし消火器の設置が義務であれば、法第１７条の「・・・維持しなけ ればならない。」によって点検をしなければならないのかな〜と私自身が疑問をもった だけで、本意で点検をしなさい・報告書を出しなさい、とは思ってはおりません。 しかし先輩も、実際に事例があった場合は「消火器は付けさせないな〜」 との事でした。 ここで火災予防上の意見が・・・ 消防的には、住民に「より安全」を心がけていただきたいので どちらとも取れる法令には「より安全」な方を指導したくなります。 間違いであれば問題ですが、安全を重視したのであれば・・・・。 （法を扱う職では間違いは許されませんね。すいません） 長々とすいません。 |
手焼き
ガコさんありがとうございます。 ちなみに「その他の建築物」ではなく「その他の工作物」でしたね。 |
ガコ
手焼きさま、はじめまして。 手焼きさまの説明のとおりで令第10条第1項第4号は一般家庭は含まれないものと思いま す。 |
手焼き
ガコさん はじめまして ありがとうございます。 消防法の解説を見させていただきました。 そうすると消防法第10条第1項第4号において「別表第一に掲げる建築物その他の工作 物」はやはり防火対象物になるのではないのでしょうか？ 以前書き込みしましたが、「舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶」を除外した ものと解せないでしょうか？ 消防法の解説で明確にされている防火対象物と消防対象物の解釈より、建築物その他の 工作物がひとつの言葉と解し、別表第一には一般住宅が含まれいないことから、 「別表第一に掲げる建築物」「その他の建築物」ではなく、 「別表第一に掲げる」が「建築物その他の建築物」に直接係り、令第10条第1項第4号 は、一般住宅は含まれないと思います。 ・・・どうでしょうか？ |
ガコ
手焼きさまの言われているのは、あくまで防火対象物が本線になり、その他の工作物が あるものと解釈しますが、参考書籍に消防法の解説というものがありそれを見ると防火 対象物と消防対象物について記載があります。一般家庭はこの消防対象物の範囲に入る ものではないでしょうか。間違っていたらご指摘おねがいします。 ちなみにモモタロウさまは、一般家庭に点検報告書を指導なさろうとしていらっしゃる のでしょうか。 |
手焼き
モモタロウさんへ 令10条1項4号について調べてみるとよくわからなくなってきました。 もう少し調べてみて再度考えをまとめたいと思います。 |
手焼き
「舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶」を第1項第4号の規制の対象から除外し ているものです。」は、消防法施行令解説をみさせてもらいました。 |
手焼き
建築物とは・・・屋根及び柱若しくは壁又はこれに準ずる構造を有する工作物 その他の工作物とは・・・鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨 線橋、プラットホームの上屋、貯蔵槽その他これらに類する施設 ここまでは建築基準法に定められています。 そうすると一般住宅は建築物に含まれますよね。 ただし、この条文は、別表第一に掲げる建築物その他の工作物と指定されています。 「別表第一」とは防火対象物です。防火対象物に一般住宅を含めますか。 もちろん一般住宅の用途があり、主と従で単体用途又は16項で判定される物件もありま すが、これはあくまでも防火対象物です。 モモタロウさんがいう一般家庭の単体用途建築物であれば、別表第一には含まれませ ん。 |
モモタロウ
手焼きさんはじめまして （１）『防火対象物のみを指しているものであり、 細かくいうと「舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶」 を第1項第4号の規制の対象から除外しているものです。』 （２）『一般住宅を対象にしていません』 上記（１）（２）の根拠はどの法令を根拠か教えていただければありがたいです。 また、防火対象物を指しているのは、防火対象物の「その他の工作物」とは 『人為的な労作を加えることによって、通常、土地に固定して設置されたものを言う。 建築物がその代表例であるが、その他、橋梁、擁壁、トンネル、 土地に固着して据えつけられた機会、電柱等もこれに含まれる。』 との説明をうたった文献もありますが、一般家庭とは名称で書かれていませんが、 一般家庭も建築物との認識もできます。 説明べたですいません。 |
手焼き
法第10条第1項第4号は一般住宅を対象にしていません。 「別表第１に掲げる建築物その他の工作物」とは、防火対象物のみを指しているもので あり、細かくいうと「舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶」を第1項第4号の規 制の対象から除外しているものです。 もちろん点検報告の義務もありません。 一般家庭にこのような指導をすると問題になりますよ！ |
モモタロウ
はじめまして 皆さんの見解のとおり、令別表第１の対象物以外（一般家庭等）に少危を保管した場合でも、消 防法施行令第１０条第１項第４号（別表第１に掲げる建築物その他の工作物）← その他の工作 物に該当すると思われるために消火器の設置は必要かと思われます。 ここで疑問が？？ なおこの場合、設備（消火器）の点検をしなければならないと思われますが点検報告はいらない のでしょうか？また所有者が点検を業者に依頼し、点検報告書が提出された場合の処理について はどのような考えがあるかお聞かせください。 |
かくき
消防法施行令第１０条第１項第４号 と 消防法施行規則第６条第３項 に 定めてあります。 危険物４年目さんのとおりです。 ご参照ください。 |
山の中の消防士
少量にあたりましては条例規制ですので、消防太郎さんの管轄の考えになります。当本 部では、条例で定めていないのですが、指導的に１本置いていただくこととしておりま す。根拠はっと聞かれる時あるので、危険物の法律の１０倍を１所要単位とするの部分を 活用しております。 |
消防太郎
＞＞危険物４年目さん。 素早い回答有難うございます。 言葉足りずすいません。 少量の屋外貯蔵所になります。 ヨロシクお願いします。 |
危険物４年目
令１０条第１項第４号に関係無い場合でしょうか？ 例えば、少量の屋外貯蔵所やミニローリーの場合でしょうか？ 四 前三号に掲げるもののほか、別表第一に掲げる建築物その他の工作物で、少量危険 物（危険物のうち、危険物の規制に関する政令 （昭和三十四年政令第三百六号）第一条 の十一 に規定する指定数量の五分の一以上で指定数量未満のものをいう。）又は指定可 燃物（同令 別表第四の品名欄に掲げる物品で、同表の数量欄に定める数量以上のものを いう。以下同じ。）を貯蔵し、又は取り扱うもの |
消防太郎
皆さん、はじめまして。 いつもこの掲示板にて勉強させていただいています。 今回は質問にお力をお貸しください。 少量危険物施設に消火器は必要だと思いますか？ 皆さんの考えをお聞かせください、ヨロシクお願いします。 |
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