└ | 2006/02/27 12:09:33 | | 返信: その根拠は(No.1) | 予防畑 |
こんにちは、はじめまして。 この件の取扱いについては、我々消防関係の中でも話題に上っている事項なのですが、簡単に説明すると以下の とおりです。 東京消防庁では全国で先駆けて、住宅用火災警報器の義務を条例化しNSでもULでも認めるという内容を条例 に盛込んだのですが、東京以外の都市の消防本部はあくまで国の方針に従い条例化しており、基本的には国は認 めておりませんので市民さんがおっしゃるようなケースが発生しております。 国で住宅用火災警報器(以下住警器と呼びます。)の規格を定めるにあたり、規格省令に定められた基準に適合 しているか、試験をしなければなりません。 その試験を実施するところが日本消防検定協会であり、その試験に合格したものに表示されるのがNSマークな のです。 UL規格はそもそもアメリカの規格なので日本の規格とは当然違いがあり、国でもULについては原則許可はし ておりません。 ですが、先日国の方から通知があり、UL規格(外国製の住警器)の物でも、日本の規格省令に定める基準に適 合するものであれば、基準の特例制度により認めるとの通知がありました。 今後このUL規格のものでNS規格を取得する物が多数出てくると予想されますので、そうなれば東京消防庁以 外の消防本部でも認めることとなります。 少し難しい説明になってしまいましたが、お分かりになりましたでしょうか?
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