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87 2004/03/26 01:53:41 SPHの清掃・・ やまこぅ

 こんにちわ!!昨日、とある紡績工場へ査察に行ってきたのですが、多量の綿を使用しているということもあ
りまして、工場内のいろいろな部分に綿が付着していました。この工場にはSP設備が設置されているのですが、
SPHにも綿が付着していました。ヘッドに薄い膜状となり付着したものから、中にはヘッドが完全に隠れてい
るものまでありました。薄く綿が付着したものについては、多少目をつむろうと思いましたが、SPHが完全
に隠れてしまったものについては、明らかに散水の障害になると判断し、清掃するよう指導を行いました。しか
し、天井が高いということもあり、清掃する際にヒュージブルリンクを破損してしまう恐れがあるので、清掃は
行っていないということでした。この工場の規模は約5万平方メートルであり、SPHの数もかなりのものである
ため、清掃するのも大変な作業になると思います。そのうえで、このような事例に遭遇した方がいらっしゃいま
したら、対応について教えていただけないでしょうか。(また、助言等もお願いします。)

2004/03/31 07:47:30返信: SPHの清掃・・(No.1)

SP また SPHとは何のことですか
2004/03/31 09:22:29返信: SPHの清掃・・(No.2)やまこぅ

不明瞭な点があって、申し訳ありません。当署では、SP=スプリンクラー設備 SPH=スプリンクラーヘッドとい
うふうにしております。

2004/04/09 16:08:23返信: SPHの清掃・・(No.3)

私の署の向かいに金属部品を作る工場がありまして、そこで5年間に2度火災がありました。 青酸をふんだん
に使う工場で、黒煙を上げてよく燃えましたが、消火後に、スプリンクラーヘッドが埃などで覆われていたこと
がわかりました。 更に、1度目の火災の後で壁、天井を塗り替えたとき塗料からヘッドを保護するために巻か
れたアルミ箔の取り外しが行われていなかったことがわかりました。 保険会社は支払いを拒否。 工場は、塗
装作業を行った会社に責任を取らせようとしましたが、作業は数年前のことで、塗装会社は責任が無いという。
 結局どうなったか解かりませんがずいぶんもめたということです。 私は偶然最初のインベスティゲーション
に立ち会って、アルミ箔でしっかり包まれたまま黒焦げになったスプリンクラーを見ましたが、ひどい状態でし
た。 一年に一度の点検はそれなりに理由があるのですから、しっかり点検を行って火災に備えておかない
と、いざというとき使い物にならなくて、設置費用も点検費用も全て無駄になったなどということになります。
そちらはウェットシステムでしょうからヘッドの取替えは手間がかかるかもしれませんがヘッドの点検や交換は
しっかり行わなくてはならないと思います。 
ちなみに、こちらでは火災が発生して、消防士が汚したり死んだりした場合、そのような会社は殺人罪を問われ
ます。   ご参考まで。

2004/04/12 23:43:31返信: SPHの清掃・・(No.4)やまこぅ

立入検査の結果通知では、「法第・・条によりスプリンクラーヘッドに付着した埃を定期的に除去してくださ
い。」といったような、弱腰な指導しか行うことができませんでした。しかし、nさんの書き込みを見た上で、
違反処理が強く叫ばれている現在、予防の第一線で業務を行っている私が、こんな指導を行っていて良いのかと
反省しているところです。nさんの意見も参考にしたうえで、近日中に当対象物に出向き、指導をしなおして来
たいと思います。貴重な意見本当にありがとう御座いました。



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