タツナミソウ (立浪草)

最終更新日 2009年 5月

 何処からやってきたのか、数年前に庭の片隅に綺麗な花が咲いているのを見つけた。
植物図鑑を繰って調べたところ、タツナミソウ(立浪草)という野草であることが分かった。
図鑑の説明によると、花が打ち寄せる波頭に似ていることから「立浪草」と言われるようになったとのこと。

 花壇の一角に植えたところ、種がこぼれて翌年には数株に増えた。
名前の由来のように見える様にするには、群生させる必要があると思い、花壇の一角を開け、タツナミソウのコーナーを作ることにした。

 翌年には株数が増えたが、自然の繁殖なのであちこちに点在して生えてくる。
見つけ次第、タツナミソウのコーナーに移植をした。
多年草であるため、コーナーにはびっしり生えるようになり、名前の通りの見事な景観を呈するようになった。

 花を楽しめるのは4月の中旬から5月であるが、葉はビロード状で常緑で草丈も短いので、1年中花壇の一角を飾り、しかも自然に増えるので手がかからない花でもある。

 
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