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ナンキンハゼ (トウダイグサ科) Sapium sebiferum 


中国原産の帰化植物で,街路樹や公園などによく植えられています.6月〜7月に房状の小さな花を咲かせ,ハゼノキと同じようにロウを取ることができます.花は雄花と雌花に分かれており,どちらが先に咲くかは株によって異なっています.秋には美しく紅葉し,また冬になると種子が割れて中から白い種子が出てきます.

ハチを始めチョウなどもよく吸蜜にやってきます.開花時期が,スズメバチの本格的な活動期よりも少し早いため,訪花する個体は多くありませんが,狩り場を兼ねて飛来する個体が見られます.


ナンキンハゼの花.房状に咲いているのは雄花.雌花は房の根元付近に咲く.

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