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豊田市でチャイロスズメバチの営巣が確認されました!(2010)


2005年にも,樹液に飛来するチャイロスズメバチの情報をいただいたT氏より,8月10日にメールで,”8月7日にチャイロスズメバチがヤナギの樹液に数頭飛来しているのを目撃した.”旨の情報提供がありました.現場は豊田市の中心部から東にわずか1Km程離れた矢作川の河畔です.

その後,8月11日に再度メールで,”樹液から数十m離れたオニグルミの樹洞に営巣しているのが見つかった.”と連絡がありました.

8月20日に,現地へ出かけ営巣を確認しました.巣は地上から3.6mの高さに作られており,働きバチが活発に出入りしていました.9月7日にも現地へ出かけ巣の様子を観察しました.8月の時以上に活発に出入りしており,折からの猛暑のため,働きバチが多数巣の入り口に止まり,巣内に風を送り込んでいました.

その後,10月17日になって再度T氏から,”10月11日に現地へ行ったところ,既に巣が駆除されてしまっていた”とのメールがあり,早速10月18日に現地へ出かけて状況を確認しました.巣穴は発泡ウレタンで塞がれており,付近には成虫の死骸や巣の破片などが全く見あたらなかったことから,9月中に駆除されてしまったようです.


チャイロ地図