TOPメニュー名古屋のチャイロスズメバチ2007年の概況 > 営巣の確認

3年続けてチャイロスズメバチの営巣を確認しました!(2007)


8月13日,東山公園の南に隣接する名東区内で,民家の2階東側の妻部分でチャイロスズメバチの営巣を確認し,働きバチ10頭を捕獲しました.周辺はモンスズメバチの営巣が多い地域で,本種も何度か見つかっている場所です.これで8年連続でチャイロスズメバチが見つかったことになります.営巣場所が開放空間(軒下)であることや,家人の証言から引っ越し後の巣であると考えられました.

8月16日に調査のため巣を除去,回収しました.営巣規模は巣盤数5層,育房数は1,539房で,働きバチ208頭が確認できましたが,女王バチは確認できませんでした.1層目の巣盤と2層目の巣盤の中心部では,既に2回目の幼虫が蛹になっており,逆算すると引っ越しは6月上旬から中旬にかけての比較的早い時期に行われたものと思われます.

巣の下部には多数の昆虫の死骸の一部(脚や産卵管など)が落ちていました.バッタ類が圧倒的に多く,その他にはセミや甲虫も含まれています.


建物2階の赤矢印の部分に営巣 外皮にはあちこちに穴が開いている.
外皮の数頭の働きバチが止まっており,内部の白い繭も見えている. 巣盤にはビッシリと白い繭が並んでいる.かなり大きな巣になったと思われる.
駆除の際回収した208頭の成虫.女王バチは回収できなかった. 巣の下に落ちていた餌にされた昆虫の脚など