くちほ単

2000/03/24修正更新

DVDのチャプター、時間を入れてあります。 ヒアリングの参考にしてください。 内容は観ていることを前提に書いてます。 未見の方はご注意ください。


Kuch Kuch Hota Hai (何かが起きている)
Kuch Something, 何か。 ヒンディー語では広がり(分布)をあらわすときなどに繰り返し表現をするようです ([TYH] ch79)。 Bare BareとかChoti Chotiとか聞いたこと、ありますよね。
Hota Hona (なる, become)の現在形(+コピュラ動詞の現在形)。 「Hota hai」は「起きている」などと訳される。 普遍的事象をあらわす「何かが起きるものだ」の意味にとれる箇所もある。
ちなみに『Yes Boss』の中でのCMロケ旅先で、 ルクとジュヒーがTVを見ていちゃつくのを盗み聞いたボスの妻がボスに向かって 「mujhe to kuch kuch hota hai」 (わたし、なんか変な気分になっちゃったわん(想像訳))と迫るシーンがあります。 まぁ、このような使われかたもあるようです。

kyonki tum sab se zyaada ..., sab se zyaada khubsuurat hai
(なぜなら君がとっても美しいからだ)[chap 7, 11'40]
kyonki なぜなら。「This is why 〜」のような使い方。
sab se 一番。sabは"all"、seは'than, from'など。 何よりも一番、という意味。
zyaada more, very many, much。とっても。
kh'ubsuurat ふぶすらっと(と聞こえる)。「美しい, beautiful」
ちなみに摩擦音の(kh')はh音に聞こえることが多いです。 khush「(ほしゅ)幸せ」なんかもそうです。
たまたま耳にとまったシーンです。 「beautiful」はおさえておきたいのと、 DDLJで聞き取れなかった「zyaada」がでてくるのであげました。 DDLJの「Tujhe Dekha」の後のダイアローグで出てきます。

Main tum se kuch puuch hun? ((私はあなたに)質問してもいい?) [chap 8, 5'00]
puuch puuchna 質問する,ask。
「zara puuchna chahata hun ki 〜」というのが、 「すみませんが、〜」という会話表現のようです([SS] p.46)

Pyar dosti hai 愛とは友情さ[chap 9, 4'05] 修正 (00/03/24)
「pyaar」は「愛」、「dosti」は「友情」です。
会話
agal vo meri sab se acchi dost nahin ban sakti,
  (もし彼女が一番仲のよい友達になれないなら)
to main us se kabhi pyar kar nahin sakta. 
  (僕は彼女を決して好きにはなれない。)
kyonki dosti bina to pyaar hota nahin.
  (だから友情なしでは愛は成り立たないんだ)
Simple, pyaar dosti hai 
  (かんたんなことだよ、愛は友情さ)
ban banna 「作られる、〜になる」のような気がします。 はじめは「manna(信じる)」だと思ったのですが。bannaは 「Raju Ban Gaya Gentleman」のbanです。
sakta sakna ,動詞の語幹+saknaで可能表現となる。
bina (ke) binaで、〜なしに、without。 『Ishq bina(Taal)』は、「愛なくして...」という意味か。

mujh se dosti karogi? (僕と友達にならない?) [chap9, 4'40]
karogi karna (do)の未来形(tum, 女性)。 〜se dosti karnaで「友情を結ぶ、友達になる」
映画の最初のセリフは「Hey, Rahul. mujh se dosti karoge」だし、 Raniが病院のベッドでもRahulに言ってますね。こっちは 「(自分は死ぬけど、ずっと)私と友達でいてくれる?」みたいな感じか。
『PBDHH』みてたら「tum mujh se shadi karoge/karogi」(私と結婚して) なんて言ってました。
インド人女性にこういうことを言うと、 運が悪ければ頬を殴られるそうです。ご注意あれ。 「じゃ、何て言うの?」と聞くと「何も言わない」との答えが。ごもっとも。

Sab se accha dost hai (いちばん良い友達) [chap 11, 9'20]
会話
Ti: Rahul tumhare sab se accha dost hai na?
     (ラフールはあなたの一番良い友達なの?)
Aj: hum hum, main Rahul sab se accha dost hun
     (うん、私はラフールの一番良い友達よ) 
Aj: Rahul juice juice (ラフール、ジュースよ、ジュース。)
Ti: tum us se pyar nahin karti? (彼のこと愛してないの?) 
Ra: Hi, main jaun? (はーい、行ってもいい?)
Ti: Kahan? (どこ)
Ra: Aaj (vo) Tuesday hai na? (今日は火曜日だろ)
Aj: Rahul har Tuesday apne rishtedaar se mil jaata hai
      (そうそう、ラフールは毎週火曜に親戚に会いに行くのよ)
har every
rishtedaar 親戚、関係者

vo dekho (あれを見ろよ)[chap13 5'18]
「vo」は3人称の遠称。「dekho」はdeknaのtum命令形。 なんてことのないセリフだけど、はじめて観たとき「ボデコン」 と聞こえ、それでもってアンジャリの服が派手派手だったりするので、 あれれと思った、という想い出があるセリフ。
この後、みんなに笑われるアンジャリの表情、泣けるんですよねー。

dil ki baat (心の想い、心に秘めた想い) [chap13 9'25] 新規 (00/03/20)
直訳は「心の話、心のこと」。この前の8'45くらいでも校長先生がTina に「気持ちを話したのか?」と聞く場面がある。随所にでてくる。 キーワードと言えなくもない。
会話
R: jaao, usse jaakar keh do ki tumse bahut pyaar karti ho
        (行きなさい、彼のもとに行って、告白しなさい、
           あなたのことがとても好きです、って)
A: lekin  main to itna bhi nahin janti
        (だけどわたしぜんぜんわからないの)
   ki vo mujh se pyaar karta bhi yaa ki nahin
        (彼が私のことを好きなのかどうか)
R: dil ki baat dil men nahin rehni chahie
        (想いを心の中にしまってたらだめよ)
   jaao, usse jaakar keh do
        (行きなさい、彼のところに行って告白しなさい)
jaakar jaana(行く)の語幹+karで、「〜してから〜する」という意味になる ([EXP] p74)。会話の決まり文句のひとつ
「aap se milkar mujhe bari khushi hui hai」([SS] p36)
「aap se milkar bahut khushi hui」(DDLJ)
「お目にかかれて光栄です(=はじめまして)」にも使われている。
keh do kahana(言う)の語幹+denaの命令形。動作が相手に及ぶ場合の複合動詞、 ということで告白する、くらいの意味合いでいいのかな、と思う。 kahanaの発音は「けへなー」になる([EXP] p22)。 混乱させてすみませんが、気分でローマ字表記します。
chahie 動詞の不定詞(形容詞変化)+chahieで「〜すべきである」となる ([EXP] p101)。rehna(rahna)は「住む、留める」という意味。

ham kuch naya karne vaali hai (ちょっと新しいことをするわ)[chap 16 6'45] 新規 (00/03/20)
karne vaali 「〜vaala」で「〜する人/物」という意味があるが、 動詞の後置格不定形(?)(〜ne)にvaalaをつけると予定をあらわす。 〜する予定である。〜するところである。という意味になる。 ([EXP] p75)。
chap11でも授業の開始時に、
「aaj ham kuch naya shuru karne vaale hain(今日は新しいことを始めます)」
といっている。 この表現、ニュースなどで良く聞こえてくる。 shuru karnaは他動詞(〜を始める)、shuru honaは自動詞(〜が始まる)になる。

maaf kijie (どうもすみません)[chap 19 0'30]
maaf 許し。maaf karnaで「許す」
決り文句([SS] p44)。そのわりに聞き取れていなかった。 ふつうは、I'm sorry.だしなー、と思ってDDLJを観なおしたら、 最後の餌まきでルクがアムリーシュに謝ってました 「mujhe maaf kar dijie na(僕を許してくださいな)」。 あとプリティにも「mujhe maaf kar dena(僕を許してください)」
つづきの文は「lekin maine Anjali se vaada kiya tha」
(だけどアンジャリと約束したんです。)
vaada 約束(m)。聞き取りにくいけど結構でてくるかも。 「〜se vaada karna」で「〜と約束する」。kiya thaは過去完了かな(?)

Anjali ki shadi December se pehle nahin ho sakti [chap19 2'30]
(アンジャリの結婚は12月より前にはできない)
shadi 結婚。「shadi hona」で「結婚する」 (honaは自動詞、karnaは他動詞になる)
pehle before。前。「〜se」は「〜よりも」という意味
sakta 可能表現。ここではhonaが動詞。

mera bhaarat mahan 私のインドは偉大なり [chap23 1'30] 新規 (00/03/23)
bhaarat (m) もちろん知っていると思いますが、インドのこと。 マハーバーラトのバーラト。(というとちょっと違うのかな?)
mahan (adj) 偉大な。上記のmahaa-(接頭語)と同じ意味。
標語としてあちこちで見かけるそうです(牛兄さん)。

Aapka naam Anjali kyon hai? (あなたの名前はなぜAnjaliなの)[chap23 2'30]
会話
AS: Sorry, tumhara naam kyaa hai?
    (ごめんなさい、あなたの名前は何ていうの)
A8: Anjali
AS: Hey, yom to mera naam hai, Hi! (あら私の名前も同じよ)
A8: aapka naam Anjali kyon hai? (あなたの名前はなぜAnjaliなの)
AS: Amm, shaayad meri mami-dadi ko ye naam accha lag aaya, islie
     (うーん、たぶん私の両親がこの名前を気に入ったからよ)
AS: tumhari naam Anjali kyon hai? (で、あなたの名前は?)
A8: shaayad meri mami-dadi ko aap accha lag aai hain , islie
     (たぶん私の両親があなたを気に入っていたからよ)
shaayad (しゃーやっど) おそらく、たぶん
mami-dadi ヒンディー語的には「maata-pita」で両親。
accha lagna 「accha lagta hai」で「〜が好き」という意味になる。
lag aaya, lag aai hain,など(aanaの完了形つき)はよくわからないけど、 適当に訳してみました。
islie (いすりえ) という理由で。because of, for this reason

Anjali, meri aath saal ki beti (アンジャリは私の8才の娘)[chap24 2'12]
aath (あーと)8
saal year

phir se karo (もう1回やって) [chap29; 16:10]
phir se (ピるせ)でもう1回。 どこかで使えそうな気がしないでもない。

tum nahin samjhoge (あなたにはわからないでしょう) [chap30; 8'30]
samjhoge samjha 「理解する」の男性・未来形。女性はsamjhogi。
会話
R: tum khusho na? Hey, tum khusho na?
  (幸せかい。ん、幸せかい。)
A: ye sunkar kyaa tum khusho?
  (それ聞いて、あなたはうれしいの)
R: main bahut khusho
  (とってもうれしいよ)
A: to pher main kyon khusho sakte hun (でも私はどうやって幸せになれるの)
R: main kuch samjha nahin (僕にはわかんないよ)

A: kuch kuch hota hai Rahul, tum nahin samjhoge
  (何かが起きてるのよラフール。あなたにはわかんないでしょうね。)
R: kuch kuch hota hai Anjali, tum nahin samjhogi
  (何かが起きてるんだよアンジャリ。君にはわかんないだろうけど。)
khusho 幸せ。嬉しい。
sunkar sunna「聞く」の語幹+'kar'で「それを聞いて、それで」 という意味になる。

なんかとっても中途半端な内容ですが、 これ以上のことに興味がわきましたら直接 私にメールください。


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