ヒンディー入門編

2000/05/07 微々たる追加

わたしがこうした、というのではなく、 いまもって初級のわたしが素人だましに(喫茶店で)説明するとしたらこうやるかなー、 という内容です。 こんなんで覚えられるかは疑問ですが、興味のある方は読んでみてください。


まずは1フレーズのコトバから

フレーズ 発音 意味
jii じー (質問に対して)yes
jii nahin じー なひん (質問に対して)いいえ
nahin なひん いいえ。いや。(=No)
achcha あっちゃー いいよ。おいしい。 うん、うん(うなずき)など。(good, wellなどに対応)
kyaa hai? きゃー へぃ なに?
kyaa hua? きゃー ふぁ どうしたの?
kyaa baat hain? きゃー ばーと へぃん どうしたの/何のこと?
kyaa matlab? きゃー まっとらぶ どういう意味
kyaa karun ? きゃー かるん どうしよう (1人称)
kyaa kar rahe ho? きゃー かれ(ぇへ) ほ なにしてるの (What are you doing?)
kuch nahin くちゅ なひん なんでもない
bilkul nahin びるくる なひん ぜったい違う
koi baat nahin こい ばーと なひん 問題ないよ, なんでもない。どういたしまして。
kahan? かはん どこ
kyon? きょん/きゅん どうして
kaun hai? こぅん へぃ 誰なの
bas ばす もう十分、それまで
tiik てぃーく OK
aur? おぅーる (and) それで、それから?

こういう頻出のコトバを理屈抜きにまずおさえましょう。っていいながらkyaa matlabを知ったのはつい最近だったり。bilkulを拾うのにえらく時間がかかっ た思い出も。


人間関係

くわしくは教科書にのっている家系図みたいなものを参照していただくとして、 簡単なものをいくつか。

pita ぴた 父。baapというのも父親。 DDLJでシムランはbaap-jiiと呼んでいる。
mata まーた 母。maanというのも母親。
dada/dadi だーだ/だーでぃ (父方の) おじいさん/おばさん。 母方問わず一般的に使われるような気もします。 年齢的なものでなくて、あくまで孫がいる場合の 「おじいさん/おばあさん」なので注意。
chacha/chachi ちゃちゃ/ちゃちぃ (父方の) おじさん/おばさん。 母方問わず一般的に使われるような気もします。 「Chachi 420(ニセおばさん)」という映画あり。
bhaai ばーい 兄/弟。bara bhaaiが兄、 chota bhaaiが弟。
bhaiya ばぃや お兄さん。 血縁関係を抜きにして「ちょっとお兄さん、」 と呼びかけるときや、「〜さん、〜兄さん」みたいなときにbhaiya を頻繁に使うようです。非常によく出てきます。 女性の場合は「didi」が似たような使われ方をするようです。
牛兄さんはすでに「bhaiya」ではなく 「uncle(おっちゃん)」と呼ばれているそうです。
behn べへん 姉/妹。bahinも。 bari 〜が姉、choti 〜が妹。 他に「didi(でぃでぃ)」なども。DDLJで妹はシムランのことをこう呼んでいる。
beta/beti べーた/べーてぃ 息子/娘。 男女を問わず子供一般に対してbetaと言っているケースがよく見られる。
larka/larki らルか/らルき 少年/少女。

敬称(さん)には「jii(じー)」「sahaab(さはーぶ)」等をつけます。 詳しくは教科書を。

子供(child)に対応する言葉としては「bachchaa(ばっちゃー)」が使われます。 「bachpan se」は「子供の頃から〜」で、「幼なじみよ」 みたいな流れのとこで聞こえてくるような気がします。 このほか、「dost」友人、なども多くでてきます。


動詞の命令形

文章の聞き取りは難しいので、とりあえずは1語の命令形/依頼形から。 会話本ではaapに対応するものばかりですが、 映画ではtum/tuに対応する命令が多いです。

何と言っても一語なので聞き取りにはもってこいです。 これで動詞の意味を覚えましょう。 私が映画で聞いたことがありそうなとこだけを埋めておきます。 文法的には全ての欄が埋まりますのでご注意ください。

いくつ聞き取れるかやってみてください。

原形 (tu; おまえ) (tum; きみ)※0 (aap; あなた)
aana (来る) ※1 aao(おいで) aaie ※2
jaana (行く) jaa (行け) jaao(お行き)
chalna (行く) chalo (行こう) chalie (行きましょう)
kahana (言う) kaha (言いなさい) kaho (言って) kahie (言ってください)(※3)
bolna (話す) bolo (話して)
dekhna (見る) dekho (見て/ほら)
dikhana (見せる) dikhaie (見せてください)
sunna (聞く) suno (聞いて) sunie (※4)
dena (与える) do (ちょうだい) dijie (ください)
karna (する) karo (〜して) kijie (〜してください)
pina (飲む) piyo (飲んで) pijie (飲んでください)
khana (食べる) khao (食べな)
chorna (放る) chor (放っといて) choro ※5
utna (起きる) ut (起きろ) uto (起きて)
baitna (座る;べぃとな) baito (お座り) baitie (座ってください)
rukna (止まる) ruk (※6) ruko (※7) rukie
gaana (歌う) gaao (歌って) (※8)
likhna (書く) likhie (書いてください)
bataana (告げる) bataao (教えて) ※9

否定形はmat, naa, nahinなどを動詞の前につけます。 「行かないでくれ」の「mat jaao」なんかは頻出です。

語尾のnaaは「〜ね」のように念をおす言いかたになります。 「kaho naa...(言ってよ)」の「naa」です。


歌詞

歌詞から語彙を増やす、というのが正統的な方法かもしれません。 多くの歌詞はwebサイトから手に入るので「正解がある」というのはこの上なく 自習に最適です。しかも、歌詞は頻出単語の繰り返し、だったりするし、 最近のヒンディー映画は「愛がどうした、こうした」って歌詞ばかりなので、 1語を覚えるとあちこちから耳に入ってくるようになります。 ただし、韻を踏みまくっている詞をうまく日本語に訳す、 というのは達人にも難しいようなので、 素人の私達は、聞こえた単語だけで満足しておきましょう。

dil
pyaar 愛。もっともよく聞く。
chaahat 愛(?)。頻度は少ないかも。 あなたが好き、と軽くいうときなどにpyaarと同じように使うと インド人は言っていたが、辞書では「願望、望み」。
mohabat 愛。文語的?
ishq 愛, 情愛。けっこう崇高な「愛」を意味するよう。
sanam 恋人
saajan 恋人、夫
yaar 友人、恋人
mehbuuba 愛しい人、可愛い人
sapna
pagal 狂う。pagla/pagliで狂った人
divaana 酔いしれる, 恋に狂う
ankh 瞳。後置格はankhon。
saans 吐息。後置格はsaanson。
awaaz
duniya 世界
zindagi 人生、命
jaaduu 魔法
nazar まなざし
khushubu 香り, fragrance, khush (良い、喜びのでる) + buu (におい)なので、良い香りのことです。 buuだけだとクサイにおいみたいです。
juuth (じゅーと) ウソ。juuth bolna/kahnaで「ウソを言う」
yaad 記憶。思い出。
tanhai (ひとり)さびしい
vaada (waada) 約束。vaad karoで「約束して」
khuubsurat 美しい。ちなみにkhuubは良い、素晴らしい、 suratは形、姿の意だそうです。
sundar 美しい

これらの単語を組み合わせたような短い歌が「Darr」にあります。

Jaadu teri nazar, Khushubu tera badan (魔法、君のまなざし。かぐわしき、君のからだ)
tu haan kar, ya naa kar (君がOKしようが、(それとも)NOと言おうが)
tu hai meri kiran (君は...僕のキラン)

(次良丸さんの訳を見ているのでその影響を受けています。ご了承ください。 なお、kiranはジュヒー演ずる役名ですが、「(太陽/月の)光線、金銀の飾り」 という意味があります。)


タイトル

実は映画のタイトルを調べる、 というのが一番はじめにやることのような気もするんですが、 英語表記だとデヴァナーグリー表記よりいくらか情報が縮退しているので、 タイトルシーンで出てくるデヴァナーグリー表記をチェックして辞書をひきましょう。 私がこれまでメモったタイトルのいくつかを挙げておきます(無保証)。

タイトル 意味 タイトル 意味
Taal リズム、手拍子 Mann 気持ち、心、魂
Virasat 相続 Sirf Tum only you
Baadshah 帝王, king Mast 夢中, 熱烈
Daud (だぅル)駆けろ Judaai 別れ
Rangeela 輝き、ケバケバ Gupt 秘密
Darr (だる) 恐怖 Anjaam 結末
Khamoshi 沈黙 Khiladi (きらーり) できる奴。プレイボーイ。
Gair (赤の)他人 Mela フェスティバル
Dillagi 冗談 Zakhm 傷, 負傷

頻出単語

いろいろと挙げればでてくるんでしょうけど、 私のボキャブラリは非常に少ないので、 頻出というより「頻繁に聞こえる」単語になってしまいます。 まとめあげるのは今後の課題、ということで。


さて文章へ

文章の聞き取りは難しくて、私もどうやれば良いか教えてほしいのですが、 耳につく表現をあげておきます。 いわばこれらは「聞き流せる」ようになりたい、 たいして意味のないものかもしれませんが。
shaayad たぶん
lekin しかし
pakka きっと。確かに。原意は「調理した、熟した、完成したもの」だと思う。
matlab つまり. mera matlab, iska matlabなども同様。 matlabは「意味(mean)」。インド人にセリフの意味を聞くときには「kyaa matlab?」 と言えばよい。
main janta hun ki〜 僕にはわかるよ/知ってるよ (〜って)
(tum) janti ho ki〜 知ってる? (〜って)
pata hai ? 知ってる?
(tum) samajh (gayi)? わかったか?
samjha ? (さむじゃ) わかったか?
(aisa) lagta hai ki 〜 〜だと思うんだけど
(mujhe) lagta hai ki 〜 〜だと思うんだけど
agal 〜 to ... (条件文; [EXP] p71) もし〜なら、...。もちろん、 そうだと知っていても文の意味がわからないとどうしようもないのですが。
〜 raha hun (進行形; [EXP] p84) 「main aa raha hun(今行くよ)」など。聞き取りをやるとわかりますが、 進行表現は非常にたくさん出てきます。これを聞き流せるようになりたいものです。
〜 sakta hun (可能表現; [EXP] p94)
〜 koshish karo やってみて(try)。koshish は努力。

あとはたくさん聞いて、たくさん調べて、ってやるしかないでしょうね。 さぁ、気が向いたら勉強してみてください。


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