ビデオ、ビデオCDにはたくさんの海賊版がありますが、 DVDにもやはり海賊版があります。
アメリカからのインタネット通販で買っている分には安心ですが、 東南アジア、中近東などから入荷している店だと海賊版である可能性が高いようです。
海賊版が幅を利かせているのはDDLJ、KKHH、DTPHのようなヒット作かつ、 なかなか正式版の発売がないものだけ、 とばかり思っていたのですがそうとばかり言えないようです。 ヒット作、新しいタイトルを中心にいろいろと出ているようです。
正規版を一度手にしたことがあれば海賊版かどうかはだいたいわかるのですが、 初めてDVDを見るとわからないかもしれません。
Super Digital Media, Inc., Santa Clara, CA, UK
海賊版だからといって正規版より劣るとばかり言えないのも事実なのですが、 (インタラクティブの)字幕やチャプターインデックスはついていないようです (ソングインデックスはついている)。
海賊版のは結構いいらしい、 という噂を頼りにDTPH, KKHH, DDLJなどを見たりもしましたが、 DTPHの正式版が発売され、KKHHも秋頃には発売されそうで、 DDLJも権利解決が時間の問題、 となれば海賊版を買う意味はやっぱり少ないと思います。 とくにKKHHやDDLJ以外のタイトルは正規版として手にはいりますし、 しかも海賊版もけっして安くないのですから。
インド映画のことなので、権利は複雑で、われわれが思っている正規の世界と、 UAEあたりで売っているものとは概念が異なるのかもしれません。 それにしても、パッケージにウソを印刷してあるのはやはり自ら「海賊版」 を名乗っているようなものでしょう。
少しでも良い製品を発売してもらうために海賊版は撲滅すべきですが、 ユーザーからすると欲しいと思った時点で良いものを提供しているところが、 ベストなんですよね。 いずれにしても正規版の会社は良い品質のDVDを出して欲しいものです。
なぜ、こんな文章を書いたのか。 それは日本国内で売られている海賊版DVDを見かけたからです。 DTPHだけかと思ったら、「Jaanam Samjha Karo」とかみんな怪しいものでした。 Video Sound製の正規版の質はあまり良くないので、 もしかすると海賊版の方が良いかもしれませんが、 けっこうショッキングな光景でした。 わかっていて買うなら問題はないですけど、ダマされるといやですもんね。ほんと。