宇佐美城跡
所在 静岡県伊東市宇佐美
交通 JR伊東線宇佐美駅より徒歩20分
歴史 宇佐美城跡は、伊東氏の祖家次の孫にあたる宇佐美祐茂の居城
跡とされる。兄祐経には河津庄を、祐茂にはこの宇佐美庄を与えら
れ、本拠の伊東葛見庄を守るべくこの地に居城を築いたとと言う。
治承四年(1180)、源頼朝挙兵に際し、祐茂は父茂光・平太実政と
ともに馳せ参じて活躍し、頼朝二十五臣の一人に加えられたいう。
宇佐美城跡遠望
宇佐美城跡石碑
一言 城跡は国道135号線、宇佐美町入口部の大きなカーブ沿いに残る。
以前、城跡には東大の寮が建っていたとの事だが、今はその寮も取り壊さ
れ100平方メートル程の平場となっている。遺構としては、一部土塁が残っ
ていて祠が奉ってあるほか、北側には帯曲輪らしきものがあった。
以前、東大の寮があった本丸跡
土塁部からの眺望は素晴らしい