過去『つれ』(2000.1〜昨日まで)
【2000年2月29日(火)】
ほろ酔い気分で帰宅。
「さぁ、いい気分で寝るぞ!」と思いきやカセットテープが2本、
目の前に。
近所のおばぁさんが「ダビングしてくれ」と家人に頼んだ物が廻
り巡って私のところに来たのだ。おばぁさんはそのテープを趣味
である踊り(舞踏?)のバックミュージックで使うらしい。
オーダーは「90分テープA面の全て『孫』一色にする」という
もの。おいおい!自動設定が出来るCDからのトラックダウン
ならいざ知らず、シングルカセットテープからのダビングは、
一曲終わる毎に一回一回マスターテープを巻き戻して録音し
なきゃいけねぇじゃねーか!90分テープだからA面45分、演
奏時間は4分強だから、この作業を最低11回繰り返さなけれ
ばならない。(まぁ、倍速で録るとか、もう一本空テープを使う
とかで、時間の短縮は出来るのだが...)地獄だぁぁぁぁぁ!!
2曲目終了。冒頭の「おじいちゃん!」の声でサブイボが立つ様
になった。
♪なんでこんなに 可愛いのかよ 孫という名の 宝もの
じいちゃんあんたに そっくりだよと 人に言われりゃ 嬉しくなって
下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔 ♪
8曲目終了。もう、勝手にやってくれ。
...あ、そろそろA面孫11曲目が終わる。B面の「親心」の作業に
取りかからなきゃならないので、この辺で...。
【2000年2月28日(月)】
昔のアイドルの話になると必ず出てくるのが「おにゃん子
クラブ」である。「夕焼けニャンニャン」などという、今とな
っては活字にするのも恥ずかしい番組から生まれたアイ
ドルで、番組の放送時間は月〜金曜日、午後5時からの
帯番組だった。
工藤静香や渡辺満里奈なんかはココの出身。レコードを出
せばオリコン初登場1位。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
実はこの私も会員番号4番の新田恵利のファンで...など
と言いたいところだが、この番組にいささか遺恨あり。という
のも中学生当時、私は野球少年であり、チームを統括する
立場にあったのだが、同期・下級生ともに四時半を過ぎた
頃から「家の用事で...」などと早退を申し出るのだ。一人
抜け二人抜け...。気がつくと「反おにゃん子メンバー」だけ
が練習をしている状態。その昔、ラジオ番組「君の名は」で、
『放送時間になると銭湯から女性がいなくなった』なんて話も
まんざら嘘じゃないな、と今なら思えるくらい。
部員の人数は少なくなかったので練習が出来ないという事
ではなかったのだが、野球は勿論「チームプレー」。
テレビを見たい為に練習を切り上げる奴がいて、チームの
士気に影響を与えない訳じゃない。そんなこんなで「おにゃん
子クラブ」にはイヤな思い出がしかない。
「じゃぁ、お前がファンだったのは?」と質問されたら、私は
「yukkoです!」と自信を持って答える。(と思ってリンク貼ったらやはり
引いてしまった...。)
【2000年2月27日(日)】
ルージュの伝言が「ごめんなさい」じゃ怖すぎる...。
新潟県警、マージャン接待。
事の是非については言わずがな結論は見えている。
その問題に絡み、沈痛な面持ちで答弁する本部長。彼に「点
いくらだったんですか?」と聞いたらウッカリ答えてくれそう。
大人の男四人が集まって、何も賭けない方が不健康。
何を賭けたのだろう。
それから「接待マージャン」とはどういう麻雀なんだろう?
・多牌、少牌を繰り返す
・リーチを掛けられたらスジ切りに励む
・常に国士無双の手に持っていく
・勝っても、『ウーロン茶(チョコ)』を貰わない
などなど。
相手は本当に面白いだろうか、何も賭けないマージャン、
そして接待マージャン。高校の卒業式は徹夜マージャン明け
で参加した小生からの素朴な疑問...。
【2000年2月25日(金)】
しかし、藤原紀香のドラマは酷すぎる。
「結婚適齢期を迎えたバリバリの営業ウーマン。
恋も仕事も一生懸命。会社で知り合った親友の元恋人を
好きになっていまう。
しかし親友は今もその男を愛しているため、敢えて身を引く。
でも、相手の男は自分を愛してくれる。
揺れ動く恋心。
会社では権力闘争。
主演は藤原紀香、脇を固めるは、水野真紀・古谷一行・野際
陽子・そして高橋克典。主題歌はGLAY...。」
とこんな内容なのだが、クサイ演技も相俟って見るに耐えない。
あんなんでよかったら、文化祭の自主ビデオで高イチで「魔女」
の役、高サンで「男A」の役を見事に演じきった俺に役を廻して
くれ!ロバート・デ・ニーロ張りのネチッコイ演技を見せてやる。
因みにロバート・デ・ニーロがよく演じる「(タクシードライバー・ケ
ープフィアに出てくるような)かなり心の病んだ男」なら役作りなし
でOKだ。オファー待つ!!
【2000年2月24日(木)】
寒い。マジで寒い。電車から降りた瞬間、都心との温度差
に一人ほくそえんでしまった。寒いから、会社から帰って来
ても出掛ける気がしない。許せ。寒い。そう、寒い...。
【2000年2月23日(水)】
世の中は受験シーズン。
電車に乗っても「惜しくも受験に失敗してしまったヒト」を対象と
した予備校の中吊り広告が目に付く。日能研の中吊り広告な
らば降車駅までの束の間の頭の体操になるのだが、『東大
○○人合格』なんて謳われてもこっちは一向に興味ない。
そんな予備校の宣伝で、大量テレビCMを打っているのが『慶
応進学会』だ。今日はこの『慶応進学会』をキャッチ・アップ!
(うぅ、懐かしい...。)
去年も同じ女がイメージキャラクターとして登場しているのだが、
この女、ローゲーが出るほど可愛くない!!そう、売れないAV
女優みたい。声も全然ダメ。勿論、ヒトの嗜好はそれぞれだから
一概に言えないのだが、私にとってアナウンサーが言うところの
「投げた瞬間に明らかに解かるボール」であり、「悪い時のオリオ
ンズ村田兆治の投球」を見ている様である。
去年のCMでは「おかあさん、ウチにお金がないのは解かってい
るの。でも大学に行きたいの。お願い!」なんて、聞く人が聞いた
ら落涙を禁じえないセリフを吐いていた。新聞配れ!新聞を。
去年も「どうしてこんな女が...」と思ったが、今年も同じ女が出て
いるところを見ると、何か理由があるはずだ。では理由を考える。
1.校長の娘
2.校長の愛人
3.プロデューサーと寝た
4.ラジオ体操で皆勤賞
5.ベルマークを集めた
6.2年契約だった
7.去年のCMが好評だった
私としては「2」か「3」か「6」であって欲しい。美的センスを疑われ
ない為にも。でもウザイと思っても「怖いもの見たさ」で見てしまう。
そうするとCM製作者の術中に嵌っていることになる。という事では
インパクト大。結局は「7」なのかなぁ...。
【2000年2月22日(火)】
佐々岡333球、清原3発。
昨日の訂正から。天心⇒天津 です。
気付いていたのですが...。ありがとうTさん。
感謝してます。
年に一度の恒例、かは知らないが会社に赤十字献血採取
部隊がやって来た。昼夜合わせれば1,800人位本社で働
いている(らしい)ので、赤十字もそれを見越して来るのだろう。
実は私、献血経験ゼロ。「先端恐怖症」と言うわけではない
のだが、なんか献血する機会というか、タイミングを逃しに
逃してこの歳まで献血をしていなかった。献血を経験してみ
たいし、日頃良い事していないからプチ自己満足も味わい
たい!という事で会場へ。
会場では無機質に並んだベット。見ると、先に献血を終えた
ジーオヤが「ご褒美」にもらったポンジュースを美味しそうに
チューチュー飲んでいる。
ムムムムム!逸る気持ちを押えて問診票を書く。
睡眠⇒5時間 よしよし。
クスリ⇒最近飲んでない よしよし。
風邪⇒引いてない よしよし。
輸血を受けた事がある⇒ ...あるんです。
顔色の変わる看護婦。「ちょ、一寸お待ち下さい!」奥に
引っ込んでお偉方とヒソヒソ話。看護婦、お偉方を伴なっ
て再登場。
答えは「献血できません」。
話によると、昔は質の悪い血が輸血用として採取され、その
血が輸血されてないとも限らないので貴方からは採血でき
ないとのこと。丁寧に説明してくれたが、結論は「あんたはC型
肝炎のホルダーかもしれないので献血できない」っていう事だった。
トボトボと会場を去る私。行く時と打って変わっていや〜〜〜
な気分になった...。
【2000年2月21日(月)】
「DION」のCMに春一番が出演している。
この間大笑いしたのは、この「DION」のCMの後に「剥き天心
甘栗」のCMが続いた事。
その昔、春一番は上京してすぐに街角でよく見かける『天心甘栗
を販売する会社』に就職したという。
そんな前知識を得た上で見たCMの流れは非常に乙なものだった。
知ってるヒトにしか解からない笑い。そういう笑いは大好き。
春一番と言えば、この浮き沈みの激しい芸能界で『アントニオ猪木
のモノマネ』一本で生きているガッツ野郎。
長嶋監督のモノマネが「プリティ長嶋の専売特許」なら、「アン
トニオ猪木のモノマネ」は間違いなく彼の専売特許だろう。
この道を行けば どうなるものか 危ぶむなかれ
危ぶめば道はない。 踏み出せば その一足が道となる。
迷わずに行けよ 行けばわかる。1・2・3 ダーッ!!
シ、シビレますぅぅぅぅ〜〜〜〜〜!!
【2000年2月20日(日)】
「友人のS君が何を勘違いしたか、先生の事を『おかぁさん!』
と呼んでいました」
なんてネタは、まるで『中2コースの読者投稿欄』に載ってそうな
ベタネタであり、義務教育を真っ当に受けた方なら誰でも経験す
ると思う。
けれど以前、深夜のコンビニに入った時、奥から慌てて出てきた
店員に「お帰りなさい!」と言われたと時は非常に困惑した。深夜
に訪れたにも関わらず、「いらっしゃいませ、こんにちは」と言われ
るのは、画一性を期したマニュアル文化の弊害と考えられるのだが、
『お帰りなさい』というのはどういう事だろう。
おかえりなさい...。
独りごちながら奈良県天理市にトリップしてしまったのか?と思った。
じゃぁコンビニのドアはドコデモドアか?
危ない、危ない。宗教ネタに進むより、夢のあるドラえもんネタに転
化しよう。保身を考えて。
【2000年2月18日(金)】
古くからの友人だと私の好みの女性のタイプの系統は
解かっているだろう。
そう、ちょっと影がある、いわば「薄幸タイプ」が好み。
でも『小さい頃に両親が離婚、施設に預けられ幼少期を
その施設内で過ごす。7歳の頃に突然現れた母親に引き
取られるが、母親の再婚相手の義父から折檻を受ける。
結局、義父となじめないまま、その後またもや母親が離婚。
再び施設に預けられ中学卒業まで母親と会えず。高校には
行かず、美容師を目指すが頓挫。その専門学校で知り合っ
た男と同棲。即、妊娠。一児を設けて「この子の為にも幸せ
な家庭を築くわ!」と決意するものの、結婚生活は破綻。』
これは勘弁。
薄幸というより不幸かもしれない。
...そうだ。もっと凄い「不幸話」急遽募集。(創作でも可)
優秀作品はこの「しむら!うしろ!うしろ!」で公開。
公開されたって何にも価値はないけど...。
【2000年2月17日(木)】
前日に冒頭に書いたエロネタが今になって心に黒い影を
落とす...。
いろんな会社があるようで。
そういえば明日、高校生50人が会社見学に来る。私の持ち
時間20分。どんな話をしようか。「上野で見た60歳のタチンボ」
の話なんてどうだろう。生徒の母親より年上のタチンボの話。
ウチの会社の概要は解からなくても、人生の機微はきっとわか
ってくれるはずだ。「本人さえ『やる気』があれば職なんていくら
でも見つけられる」。そんな事をタチンボの話を絡めながら説法。
『人間、年を取っても生涯現役でなければいけない』そんなメッセ
ージも言外に含んで...。
それにしても『タチンボ』って禁止用語なのかな???
【2000年2月16日(水)】
鶴光でおま。
ええんか、ええのんか?ビーチクの色は?
昼間から超エロ話大展開。「鶴光噂のゴールデンアワー」。
私は『不思議な雰囲気』が大好き。
「大勢のヒトが乗っている上でのエレベーターの沈黙」とか、
「教室でみんな散々騒いでいる中で、一瞬静かになる時(『妖精
が通った』というらしいが)」とか。
先日もたまらなく不思議な雰囲気になっているシーンをテレビで
見た。というも、ドリフの一員だった荒井注が亡くなり、その葬式
の最後の出棺の時、「では最後の別れに、皆さんでこの言葉を送
りたいと思います。『なんだ バカヤロー!』」と喪主であるマネー
ジャーが言った。(この言葉は勿論、荒井注の有名なギャグ。)
でも、同席した人達は「果たしてこの場でギャグらしき言葉を吐
いていいのか?」と明らかに困惑に満ちた雰囲気となっていた。
葬式だから「虚しさ=悲しさ」と転嫁できるからいいようなものの、
かなりスベッていた。
その時の雰囲気、もう、たまらなかった。ブラウン管越しに電波が
ビリビリ来た。
ワタシハ、イジョウシャ、カ???
【2000年2月15日(火)】
たまたま時間がなくてタクシーに乗ったのだが、マジ
でその運転手、タクソヘ。
50m先の信号が黄色から赤に変わっているのにアク
セルを踏みっぱなしでスピードを落とさない。だから、
10m前でキツいブレーキを掛けなければならず、慣性
の法則で体が前に行ってしまう。そんな状況が交差点
で信号に引っ掛かる度に繰り返される。
「どうして50m先で『止まる事』が解かっているのに、アク
セルから足を離さないの?」と車を運転するヒトなら誰で
も考えうる事が、その運転手のオツムにはない。
チェッカーの伊藤さん。貴方です。
「『急いでる』と思って、敢えて無理な運転をしてくれてん
じゃないの?」と思った貴兄は甘いっス。
そのタクシーは恐ろしいくらい安全運転でした。あんまり
安全運転すぎて流れに乗れず、事故を起こしてしまうの
ではないかと心配すくらいに...。
【2000年2月14日(月)】
最近、CMでかなりの頻度でスポットを当てている、
デアゴスティーニ刊の「ビジュアル 日本の歴史」。
今週が創刊号との事で、値段は特別価格だ。
次号から560円なのだが、今週は290円。
CMを見る限り薄っぺらい感が否めなかったのだが、
290円ということもあり、取り敢えず興味本位で買って
みた。結論は?というと...。
ふ・ざ・け・ん・ななななななな!ということ。
ページの半分が「マンガ」という構成になっているのだが、
作画が石ノ森章太郎。
あれ?亡くなったんじゃなかったっけ?
しかも、小学校の図書館で見たような作風。
良く見ると『マンガ日本の歴史・中央公論社刊』とある。
おいおい!使いまわしすんなよ!!
あと、『新説・桶狭間の合戦』なんて特集を組んでいるのだ
けれど、根拠に乏しく、敢えて特集するような大した内容じゃ
ない。あと、絵を駆使する手法も、学研の歴史群像シリーズ
を意識しているのが見え見え。
結局、使えるのは写真だけ。あとは興味なし・価値なし。
でも、こんな内容でも「大河ドラマで歴史を齧ったつもりでいる
方々」にとっては喜んで定期購読しちゃうんだろうな...。
【2000年2月13日(日)】
昨日のカミサン、キャンデー奥津。もちろん、いい意味で。
今クールのドラマの中で高視聴率を誇る「ビューティフル・
ライフ」。ご存知の通り、キムタクと常盤が共演してる。
主人公の男は「カリスマ美容師」の設定。時代を捉えて。
これが昭和46年頃のドラマだったら、主人公は「ボーリン
グ場の支配人」の設定で。
昭和35年頃だったら主人公は「カミナリ族のヘッド」の設定。
昭和21年頃だったら、「闇市の元締め」が主人公。
何がいいたいかというと、「トレンド(とういう表記に抵抗が
あるが)を取り入れると陳腐化しやすいのに...」という事。
「さだまさしが「北の国からのテーマソング」にどうして歌詞を入れ
なかったかというと、『歌謡曲の陳腐化は歌詞から始まる』こと
を解かっていたからだ」と以前、聞いたことがある。
だって皆さん、いまさらビデオ屋で「私をスキーに...」なんて
借りないでしょ。借りたとしても「見ることによって、あの頃を思
い出したい」だとか、「エロビデオ借りるときに単品じゃ借りづら
いので、(N君が採る)『エロビの上に普通のビデオで誤魔化す』
作戦」の時くらいで、よっぽどの事がないと借りないと思う。
まぁ、「ビューティフル・ライフ」にしても、毎週見てる訳じゃないく
らいだから、再放送を見る事もないだろう。多分。
だからいいんだけれど...。
【2000年2月11日(金)】
今日も藤原紀香主演のヌルいドラマを見てしまった。
あれでも総製作費は億単位なんだろうな...。
今日のワイドショーで高見恭子が出ていたのだが、『東名
高速道で酒酔い運転の大型トラックが普通乗用車に追突
して幼児2人が亡くなった事件』に際し、「この運転手は免
許は取り上げられないのっでしょうかねぇ?」などとコメント。
「恋愛小説家(らしい)には社会常識は要らないのか?それ
と、仮にも国会議員の妻だろ!」と思った視聴者を代表して
この『つれ』で糾弾!!!!!!
と思ったら、他にも悪意のあるページ発見。
う〜〜〜む...。
【2000年2月10日(木)】
♪息を 止めて 君を見つめている
Wowow Wowow 君を抱きしめていたい...♪
凄く損をしたと思う時がある。
それは『とある店で定価で買ったものが、他の店に行ったら
2割引で売っていたのを見つけた時』だとか、『映画を見に行
ったら字幕スーパーの担当者が戸田奈津子じゃなかった時』
とか。
今日、徹子の部屋を見逃した事は損した気分200%。
ゲストは柳沢慎吾。
もっとも、見れる時間帯じゃないし、普段「ビデオで録画する」と
いう習慣も持っていないし。
家に帰って13時台のテレ朝のラ・テ欄に「20徹子 大熱演
国際線ハワイ航路機内・柳沢慎吾」なんてものを見つけたとき
の虚しさたるや、『ここまで脱いだ!○○○子』なんて中吊りフレ
ーズに誘われて買ったはいいが、全然脱いでなかった時のよう。
解説には「『高校野球甲子園大会』の実況や『警視庁24時』の
事件現場の再現は、『徹子の部屋』でもお馴染みで熱烈なファン
が多い。」とある。
勿論、私もファンです。
ゴチャゴチャ書きましたが結局はこの笑顔にヤラレマシタ...。
【2000年2月9日(水)】
This is a pen なんだバカ野郎。
会社に行っていると、その勤務時間内に起こった事件・
事故などの情報が入りズライ。
そこで重宝するのが駅のキヨスクなどで見る夕刊フジや
ゲンダイの宣伝のチラシである。
今日も冒頭の件、駅で知った。
「30ウン歳も年の離れたカミさんを貰い静岡県伊東市で第
二の人生をスタートし、カラオケボックスを作ったまでは良か
ったが、業者が入口のドアの設計に失敗したため当のカラオ
ケ機器が室内に搬入できず注が途方に暮れる」なんてワイド
ショーを以前見た。
♪ズズドコズズドコズズドコズズドコ...♪
強いビル風に吹きつけられながら「トラウマの街・内幸町」を
そんなメロディをハミングしながら一人歩く。
合掌。
【2000年2月8日(火)】
高校のクラスメートにK君というヤツがいた。
そのK君は、辺り構わずケンカを売る。決してケンカ
が強いわけじゃない。体は華奢で言わば『ガリガリ』
のタイプ。もう、根性でケンカを売っている様なものだ。
当然嫌われて、殆どクラスみんなが無視状態。
無視される寂しさからか、どうかは知らないけど、
輪を掛けてケンカを売って来る。まさに悪循環。
そういう私も体育の時間にケンカを売られた事がある。
理由は体育の時間、「ペアーで行う屈伸運動で自分に
相手がいなかったから」。たったそれだけ。
今、思えば彼は2年間でトータル「クラスメートの半分」
にケンカを売っただろう。「ケンカのトップセールスマン」。
今でいうと「カリスマセールスマン」か。
表があったら棒グラフでダントツ。真ん中は「〜」を2つ
重ねて中を省略しないとダメだな。
【2000年2月7日(月)】
Nステーションにマルチナ・ヒンギスが出演。
16歳で全仏を制したという。
すげぇ。
16歳といえば、拙者がテニスに興味を持った歳
じゃないか。
片や全仏で優勝。片やようやくラケットを握る。
片やボール・ボーイから球を渡してもらい、片や
ボール・ボーイと化して一生懸命ボールを拾う。
う〜ん、人生いろいろ。
そのヒンギス、普段のコートでの憎憎しさは何処
へやら。知的な感じも相俟って、なかなか可愛い
じゃねぇか。でも一寸受け口。
志村けん、アイ〜〜〜ン!!
【2000年2月6日(日)】
もう昨日のことだが食い放題の店に行った。
昔だったら「食い放題!ウキーッ!」と某デットボールの
公式審判員のIさんの様に喜んだかもしれないが、もう、
そういう年ではないかもしれない。
食い終わってから、友達を送って、家に帰ってから数時間
経っても気持ち悪さが抜けなかった。
最後のババロアがいけなかったのか。
そう言えば「焼肉屋に行くカップルは...」なんて流言があ
ったな。今の厨房もそんな会話を展開しているのだろうか。
「そんな事、どうでもいいことなんですけどね」 by ミツマ。
【2000年2月5日(土)】
「あの激しい美しさは 愛なのか?罪なのか?」
こんなCMフレーズだったかは忘れたが、007公開。
今回の007には、リチャード・キール演じるジョーズは
出て来るのかな?銀歯だらけの。おつむが一寸足りな
いボンドの好敵手。
今回のボンドガールはフランスが生んだ国際派女優
ソフィー・マルソー。萌えっちゃいます。
私自身、リアルタイムでその当時の事を知っている訳で
はないのだが、「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」公開時の日本
でのソフィー・マルソーへの熱狂ぶりは微かに記憶に残っ
ている。
それにしても33歳で一児の母で『ボンド・ガール』。ガール
ですよ!ガール!
『ガール(girl)』の単語を辞書で引きたくなった...。
【2000年2月4日(金)】
今日、イベントでサンシャインに。人がわんさかいて
疲れた。
その池袋のビックカメラ・パソコン館の対面にマックがある
のだけど、その前で今、異様な光景が見られる。
風俗やサラ金の看板持ちの男達が自転車を一列に並べ
て看板を持っている。一糸乱れぬ雁行の陣で。看板の下
は、その止めた自転車のサドルのところに置かれており、
看板の下の部分が地面に付くことはない。
以前、豊島区が「景観を損ねる」という理由から、そういっ
た『看板持ち』を一掃しようとし条例を作った。確か、摘発
者も出たハズである。その条例に対抗して自転車にチョコ
ンと乗せ、「看板持ちではない男たち」を演出しているのだ
ろう。しかし、隣には交番。道路交通法でしょっ引かれても
困るので、規則正しく自転車を止めて看板を置いているの
であろう...。
う〜〜〜〜ん、知恵比べ。
「金欲と人間の本能に答えるために風俗業界(或いは金融
業界)は知恵を振り絞っている...。」
そう思わずにはいられない昼下がりだった。
【2000年2月3日(木)】
節分。
関西では節分で「のり巻き」を食するという。
なんじゃそりゃ。
関西で納豆というと「甘納豆」。関西人の前で「ご飯に
納豆をかけて食うとうまいんだよね」なんて言ったら怪訝
な顔をされる。
ある関西の嫁さんをもらった家庭での出来事。
関西から、嫁さんの母さんが上京。気を効かせたダンナと
義母の会話。
「義母さん、昼に何を食べたいですか?」
「そうねえ...マムシを食べたいわ」
「!!!」
関西で「うなぎ」のことを「まむし」という。
関東で「まむし」と言ったら「マムちゃん」なのに...。
【2000年2月2日(水)】
「山口もえ」の声はなんとかならないか...。
昔、飲んだ帰りに新宿駅前の占い師に手相を見て
もらった。位置的には小田急デパートの前あたり。
『占い』なんてどう転んだところで所詮、信じる訳がない。
でも、その時は酔いと勢いにまかせて見てもらった。
占い師に手を見せる。「何を占って欲しいですか?」
何を占って欲しいか?と言われても、もとより何も考えて
いない。質問(占って欲しいこと)は全て横にいた子に促
されて言う始末。「仕事運」「金運」「恋愛運」などなど。
一通り占ってもらって、所要時間は約5分。
結果はあたりさわりのない内容。「仕事はこのまま続けた
方がいい」だの、「30歳で結婚する」だの。そんな占いだっ
たら誰でも出来ると思う人の割合10人中9人。
やっぱ胡散臭さ120%。
さて、御代は...というと、「勿論言い値」で4000円。
そんなインチキまがいの占いで4000円?!
おいおい!5分で4000円として、1時間で12人見れる。
それを仮に5時間続けて、それを365日休みなしで見た
としよう。そうしたらその占い師の年収、1億円近くじゃねーか!
もともとそんな計算式は当然、成り立たないのは解かって
いるのだが、それにしても、突っ込みたくなる様な占い師だった。
「上岡龍太郎は占い師が大嫌いで、番組で共演した占い師に
対し、『これから私はあなたを叩くでしょうか?』との質問を浴
びせ、『叩きません』と言われるや否や、その占い師の頭を
ポカリと殴った」なんていう記事を読んだ。
私もその時そうすればよかった。
でも上岡龍太郎はその占い師に訴えられたというから、やっぱ
大人しくていて良かったのかも...。
【2000年2月1日(火)】
♪ too shy shy syabu Mother...♪
「ガッツポーズ」の名称はガッツ石松が現役時代に
リングのロープに登ってとったポーズから命名された
事は有名。
連想ゲームで「林檎」と言われ、「ゴリラ」と言ったの
も有名。
つい最近まで「ガシシ右松」とサインしていたのも有名。
「太陽はどこから登る?」の質問で「右」と答えたのも
有名。
『予備校講演会で不良生徒が絡んでくるドッキリ』でマ
ジギレしたのも有名。
でも、日本人で『世界ライト級チャンピオン』になったの
はガッツだけ、というのは知られていない。
その必殺パンチは人呼んで『幻の右』。
「たまたま出ちゃったんだよね〜」と東北訛りで屈託なく
喋る威厳なさが原因かもしれない。
が、やっぱり凄いことですよ。日本人でライト級を制する
のは...。
【2000年1月31日(月)】
全豪オープン、アンドレ・アガシが優勝。観客席で
シュテフィ・グラフが拍手をしている。
「そうかい、そうかい。引退したグラフが全豪オープ
ンの決勝を観戦してるのかい。そうかい。」とナンノ
気なしにテレビを見ていると『愛の力で優勝』なんて
テロップが。
「kdじおvsん0rw!おいおい!どうなってんだ!!
グラフとアガシが付き合っている、だとぉぉぉ!!」
考えられないことですよ。テニスファンとしては。
そういう私はテニスファンであると同じにグラフファン。
彗星の如く現れたグラフは僅か17歳で全仏を制する。
その後の活躍は周知の通り。
誰がつけたか『ダイナマイト・フォアハンド』。バックで打
つところ、わざわざ廻りこみ強烈なフォアハンドを打ちこ
む。
当時、ピークを越えたナブラチロアや「cold doll」こと
クリス・エバートに替わり、新テニスの女王として君臨
する。そう、まさしく最強の女王だった...。
よくよく考えたら、アガシは去年、女優のブルック・シー
ルズと離婚したばかりじゃねーか。アガシ、お盛んですな。
最近のテニスしか見てない人はアガシが「テニス界の異
端児」と呼ばれていたことを知らないでしょう。派手なシャ
ツ着て派手なパンツ履いて。髪も金髪に染めて。今の、
「模範囚でシャバに出て3日目」見たいな髪型しか知らな
い人は信じられないと思うけど、アガシは昔、ライオンみ
たいに髪がフサフサだった。
シャバダバダ、イェーイ。
【2000年1月30日(日)】
「カラーiモード、大好評だよ!」と言ってる本人大不評。
携帯がヤバイ。
休日など一日しか、いや、一日も持たなくなってきた。
機種はP-201。誰から着信したのかも判らなければ、
勿論メールなど出来ない。
振り返ると3年前。NTTの友人から購入したものだ。
当時の最新鋭機は3万で購入した。
その友人曰く、「絶対損はさせない。NTT社員の俺が
仲介するからこの価格であって、他のところから買えば
こんな価格じゃ買えねえゼ!」とまるでテレアポでプリン
ストン債を売りつけるかの如く、軽妙なセールストークで
携帯を紹介してくる。
その友人、いわゆる『竹馬の友』なのだが、いつも胡散
臭さが漂っている。けれど結局、彼に注文した。
さすが「裏ルート」だけあって、何故か神田のショップから
ブツは届いた。値段は2万7000円だったが、彼に手数料
の三千円を払って計3万円なのだ。
しかし...。
人生、とかくこういうものです。
携帯が届いた3日後、ふと地元新聞の折り込みチラシを
見ると「P-201 値段2万5千円」とある...。
技術革新のせいにしよう。次機種の販売の発表はなかった
事にしよう。友情にヒビが入らないように...。
【2000年1月29日(土)】
ある青年と金持ちが賭けをする。
「15年間、牢に入り誰とも会わずに生活したら
500万ルーブルを渡す。」
15年後、金持ちは没落してしまっており、青年(その時
はもう中年)に『賭け』の負け金を払ってしまったら破産
してしまう。
金持ちは、約束が果たされる前日、密かに牢に向かい青
年の殺害を実行しようとする。しかし、その牢には青年の
姿はない。あるのは一通の手紙。
手紙には「この賭けの中で、『お金が全て』ではない事が
わかった。それを実証するために、敢えて約束を果たす
前日に賭けを放棄する」とあった。
《お金が全て》と考え、《お金のために人を殺そうとした》金
持ち。彼はは自責の念に駆られ、泣きながらその手紙を
金庫にしまう...。
ロシアの有名な劇作家チェーホフの短編小説『かけ』。
結構、というか、かなり好き。
新潟のは『かけ』じゃないな。
【2000年1月28日(金)】
桶川ストーカー殺人。天国まで追いかける。
【2000年1月27日(木)】
今日、会社にビデオ教材会社の営業が来た。
今年就職したばかりの女性営業。
就職して未だ1年も経っていないのに落ちついて
いるし、熱意というか、一生懸命さが伝わってくる。
一通り、話をして取り敢えず世間話。
「うちの会社の教材ビデオは有名人を結構使って
いるんですが、販売中止にしようか、悩んでいるビ
デオがあるんです。ほら、自殺したTBSの雨宮アナ
が出てるんです。」
「...(おいおい、雨宮じゃなくて『松宮』だろ。追っ
かけマンの!)」
「受付さんの対応がいいですね。なんとなく飯島愛に
似ていて...」
「あ、はぁ...。(『愛』じゃなくて『直子』だろ!)」
そんな『攻撃に重点をおいて隙だらけのパンチ』を
繰り出してくる彼女。それを突っ込みもせず軽く受け
止める私。
6年目のキャリアを感じた...。
【2000年1月26日(水)】
茶水で飲んでた。でも酔ってはいない。
終電に近い時間。読んでいる書物からふと目を外すと
目の前に寝てる人。後頭部をべったり後ろの窓につけ
て熟睡している。年の頃で25前後か。後頭部を後ろの
窓につけているくらいだから、勿論、口は全開状態。
惜しむべくはデジカメを持っていないことだろう。
さて、開いた口に何を入れる?
1.貯金箱の如くお金を入れる
2.顔が赤かったのでハガキを入れる
3.手品の『万国旗が出てくるネタ』を入れて、ヒュルヒュル
出して楽しむ
長い通勤時間。
せめてそんな想像で時間を潰さなくちゃ、やってられません...。
【2000年1月25日(火)】
衆議院特別委員会で紛糾。
どの議員も粒が小さい、小さい。
昔は凄い議員がいた。そう、燦然と輝く凄い議員が。
その名はハマコーこと、浜田幸一。
彼の経歴はたまんない。元を正せば893。富津の土建屋・
木更津のフィクサー。足を洗って市議会議員を経て国政に
参加。歴代首相のボディーガードを勤め、国会では共産党
の名誉顧問をさして「宮本○治君は人○しだ!本当のこと
を言って何が悪い!」と毒づいた。カジノで5億スッテ、(外
為法違反で)辞任。でも、次の選挙で復帰...。
でも、彼の「ブチギレモード」は、こんな経歴よりもっと凄い。
ある時、国会の自民党議員室で反主流派がイスでバリケ
ードを作り篭城したことがあった。そこに駆け付けた先生。
顔は紅潮し、激怒モード100%。
「怒ったぞぅぅぅぅ!!!!」声にならない声を出す。
ブチ切れる瞬間はもう「カメラが捉えた決定的〜」大賞もの。
般若の面で、積み重ねられたイスを乱暴にどかしながら先
生のお言葉。
「自民党はお前達のものじゃない!
可愛い子供達のためのものだ!」
もっとも。もっとも。
【2000年1月24日(月)】
「世の中は桃と林檎で出来ている、よねっ!」
よねっ!って言われても...。
金さんが亡くなった。昨日のことだけど。
NHK−FMのニュースではトップニュースだった。
そんな話を今日したら「テレビでもトップニュースだった」
との事。徳島の河口堰の投票を押えて。
スター(という表現も寒いが)になろうとしてもなれないの
にヒョンなことからスターになった2人。でも、いくら金・銀
と名づけても長生きしなきゃしょうがないし、長生きしても
名前がよくなきゃしょうがない。その時点で一芸なんだな。
でも早稲田に入れないよ。
それにしても107歳とは...。合掌。
【2000年1月23日(日)】
伊豆へ。疲れた。運転しっぱなし。
外食ハンバーグチェーンの「びっくりドンキー」の親会社の
名前はアレフ。先日、名称を変えた某教団と名称が一緒。
今日、インターネットを見たら、『当社は関係ありません』
なんて文句が並んでいる。そう言えば発表の当日、アレフ
(びっくりドンキーの方)の広報室長がNステーションの出演
し、「甚だ迷惑。名称変更も検討している」とコメントしていた。
そりゃぁそうだろう。「びっくり〜」にしてみれば降って湧いた
様な話。そう、まさしく...。サブッ。
これからの展開予想。
「びっくり」側は名称変更を求めて提訴。それに対して教団
側は「新・アレフ」の名称へ。加勢大周みたいに。ついでに
ホモの社長が登場。大混乱へ。
...な訳ないか....。
【2000年1月22日(土)】
♪厚化粧は キライでしょ でも今の私
昔の私じゃない〜から〜 あ〜 あ〜♪
読んだ本に「東京と大阪の違い」なんていう事が書いて
あった。例えばバスに乗った時、東京人は降りる時に押
すボタンを早く押す。中には「押すこと(押せたこと)」に対
して一種の優越感というか、快楽を得る人もいるほどであ
る。それに対し、大阪人は降りる停留所に近づくギリギリ
まで押さない。大阪人の根底には「無駄な動きをしたくない」
という心理が働くらしい。もう、一種のガマン比べである。
よってバスの運転手はその停留所ギリギリになって停車
する事になる。だが、東京人の早く押す行為の根底には
その快楽以外にも『運転手に対する配慮』もあるのではな
いか、なんて事も書いてあった。
「大阪人は云々...」という声を聞くときがある。別に大阪人
を否定しようとしているのではない。文化の違いなのだ。
因みに、『エスカレーターの右側は、急いでいる人の為に空
けておく』という東京の暗黙の了解は大阪では逆なので注意
するように。
間違って左側に突っ立ってたら、どやされるで〜!
【2000年1月20日(木)・21日(金)】
約5年前の春の事。
集金に出かけた私は、錦糸町近くにある1軒のラーメン
屋に入った。昼食時を少し過ぎていたので客は私だけ。
客のなさが、その店の味を証明しているようである。
店の感じはというと、なんとなく異様で店内には怪しい有線
が流れている。
「まぁ、いいか。」気をとりなして、店の看板メニューである
とんこつラーメンを注文した。
ラーメンが出てくる間、ふとテーブルに目をやると『ラーメン
会員募集』なんて紙が置かれ、その店が何とか客を繋ぎと
めようとしているさまが感じられた。『氏名・住所を記載して
提出すると割引の特典が得られる』との事だったが、、もと
より飛び込みで入った店。錦糸町なんて集金があればこそ
訪れたのであり、登録はしなかった。
とんこつラーメンが出てきた。スープを一口。「!!!なんだ
この味は!!!とんこつラーメンのスープは濃いのが当たり
前なのに、薄過ぎる!!!」...でも結局、マズいラーメンだ
ったが空腹に勝てなかったので、麺だけを食った。
久しぶりにこんなマズいラーメンを食った。「2度とこんな店来
るか!」心でこう叫び、いざ清算しに店の奥へ。店員にお金
を渡してお釣りを貰うために待っていると、目の前にはカセット
テープレコーダーがありテープが廻っている。その店の怪しい
音楽は、有線の『ピントのずれたチャンネル』に間違えて合わせ
てしまった為、と思いこんでいたのに「テープ」だったので驚愕した。
つまりは「こんな怪しい(ピントのずれた)音楽」を好き好んで流
している事になる。
お釣りと50円の割引券を貰うと逃げるように出てきた。なんか
異様な感じだったから。割引券には店名が書いてある。『うまか
ろう やすかろう 錦糸町店』。
取り敢えずサイフに券を入れて、次ぎの集金地へ向かった。
集金を終え、錦糸町から大塚駅行きのバスに乗る。
会社最寄の停留所まで約30分だ。その日に限って道が
混んでいる。私はこれ幸いに、うたた寝をした。
...どれくらい寝ていたのだろう...。
時計を見ると、乗車してから1時間半もたっている。にも関
わらず、窓越しの町並みを見ると未だ上野の手前。「なんで
こんなに混んでるんだ?手形を持っているんだから早く帰ら
なければ...」
結局、会社まで3時間。路線バスで3時間も乗ったのは後に
も先にもこの時だけ。
家に帰るとニュースでは築地駅の惨状を伝えている。あの例
の事件が起こったのだ。渋滞もその余波であることも理解でき
た。
その後、事件の全容が明らかになるにつれ、教団のサイドビジ
ネスの店などが紹介されていた。
パソコンショップ『マー○・ポー○ャ』の次ぎの映像にそのラーメ
ン屋。そう、見覚えのあるラーメン屋が...。
すいません。伸ばしてしまって。
要は「私、事件当日にそのラーメン屋で食いました」。それだけです。
仮谷さんでダシをとり、「そ○し」の髪の毛のダシを合わせて、「○ん
し」の入った風呂の残り水を隠し味に使ったスープかもしれないラー
メンを。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!...最悪のグルメ日記でした。
【2000年1月19日(水)】
会社を出たら餃子の移動販売車が走っていた。
もちろんアナウンス付き。
まるで石焼き芋屋・物干し竿屋の様に「ぎょうざ〜〜
ぎょうざ〜〜」と、やる気があるのか、ないのか、判断
のつかない声をスピーカーに通して住宅地を練り歩い
ていた。餃子の移動販売なんて珍しい。文京区近辺に
しか出没しないのでしょうか?ねぇ、Y.Kさん???
餃子は結構好物である。餃子の思いでとして...
と、ここまで書いたが、昨日の食べ物ネタだった事を思
い出したので、ここで止める。
東海林さだおじゃないから。
http://channel.goo.ne.jp/ch1/asahi/syakai/X19SK024.html
犯人は裁判で正当防衛(殺人罪ではなく、過剰防衛の過失
致死罪への減刑)を訴える。
「私のほうが先に『心』を盗まれたので。」
この冬一番の寒気団が来ているのは本当です...。
【2000年1月18日(火)】
昨日のイメルダの話、本当はシャネラーの泉ピン子が
シャネルの店に行って注文する方法らしい。昔はウィー
クエンダーで「この男がよう!」なんて毒舌をかましてい
たのに...。
周知の事実だが、私はお酒を飲まない。飲めないから
飲まないのだ。でも、お酒が飲めなくても「こういったシチ
ュエーションで飲んでみたい」と思うことがある。もちろん、
「『ローラン』でしゃぶしゃぶをつつきながら...」とか、
「小指の先程のグラスにオドロオドロしい色のカクテル、眼
下には新宿の夜景が一面に広がっているムーディーなバー」
なんていうのも悪くないのだが、もっと場末の店で飲んで
みたい。結論を言ってしまえば「大阪の下町のホルモン焼
屋」で飲んでみたい。そう、『じゃりんこチエ』に出てくるよう
なホルモン焼屋で。
前述の通り、シチェーションにこだわる。
場所はもちろん大阪の下町。ふと顔を上げると『日立テレ
ビ』と大きな看板が取り付けられた通天閣。手を伸ばせ
ば届きそうな距離だ。
季節は酷暑の夏。街を歩くだけで珠にような汗が吹き
出る。上はヘインズの赤ティー、下はバミューダ、足には
ビーサンの究極のラフ・スタイル。
煙に黒ずんだ『すだれ』の暖簾を潜るともう店内だが、煙
で奥が見えない。入口に一番近い足四本、真ん中に穴の
開いた背もたれのない丸イスに腰を下ろすと目の前には
ガス式テーブルコンロが置かれている。
「大ジョッキと2人前」...。片手の数ほどしかないメニュ
ーの中から選ぶのはそう難しいことではない。叫ぶ様に
オーダーした。オヤジは聞いいているのだろうか?もとよ
り、この店で愛想やサービスなんて期待していないのだが、
なんとなく心細い。
そんな不安な気持ちを払拭するかの如く、同行したもう一
人に質問する。「どうしてホルモンって言うか知ってる?」
一呼吸置いて続ける。「『捨てる』を関西では『放る』ってい
うんだけど、それが訛って『ホルモン』ってなったんだって」。
そんな話、齢をこの年くらい重ねれば誰でも知ってる。
でも、今日は語らせてくれ。黙って聞いていてくれ。夢が実
現したのだから...。
思いのほか、肉が早く出てきた。普段は目にしないホルモ
ン。その白さが新鮮さを表わしている。そっと箸でつまんで
焼けた鉄網に乗せる。立ち登る煙。もう、煙による目の痛
さなど考えてはいられない。焼きたてを口に、ホクホク言い
ながら噛み締める。その口に広がった熱さを中和するかの
如く、慌ててビールを口に含ませる。そのままビールで肉を
喉に流し込む。
「ク〜〜〜〜!ウマイ!!!!!!!!」
...コンナヨウナミセデノミタイト、ワタシハオモフ...。
【2000年1月17日(月)】
今日、新宿駅で切符を買ったら、100円おつりが少
ない。ルンペンが釣り出し口のところにガムをくっつ
けて小銭を得る、なんて事が出来ない様に細工がし
てあったのに、だ。
後ろには次の客が並んでるし、マゴマゴしていたら
「ケッ!何やってんだよ!!」と背中に刺すような視
線を浴びかねない。そんなプレッシャーよりも「100
円を諦める道」を選んだ。
...悔しい。月の小遣いが(昼飯込みで)6桁なのに、
こんな時に盗られる100円は...。
そういえば昔、100円あったら極楽浄土の午後が過
ごせた。「チェリオ飲んで『3色トリノ』という名の脱脂粉
乳だけで作ったようなアイス食って、更にはうまい棒1本」
なんて小学生垂涎のセットが食えた。
例え『3色トリノ』がなかったとしても、『クロンボ』という、
今となっては売り出そうにも絶対売り出せないネーミン
グのチョココーティングアイスが食えたし。
今度の休みには駄菓子屋に行って、靴屋に行ったイメ
ルダのように「ここからここまで全部ちょうだい」とオーダ
ーしてみるか...。
【2000年1月16日(日)】
電車の乗り方マナー論。
いとにくにくしもの、池袋駅限定、刑法改正論。
1.朝の駅で走るヤツ。
何とかならないか。朝のホームで走らなくていいように、一
本早い電車に乗れ。そんなこともわからないのか。
そういうヤツは『豚に乗って少年院を脱走しようとする矢吹丈
を殴る力石』の様に、人々をすり抜けカウンターで殴っていい
事しよう。
2.傘を地面と水平に持って歩くヤツ。
特に『先端恐怖症』という自覚はないが、危なっかしい。
そういうヤツは皆で押えつけ、手のひらを開かせて昔鉛筆
でやった様に『親指の横⇒親指と人差し指の間⇒親指の横
⇒人差し指と中指の間⇒親指の横...』というように、順次
ついていく。失敗しても勿論不問。
3.もう、どう考えても乗れない電車に、後から無理やり乗ってく
るヤツ。一本待て。
田舎の電車じゃあるまいし、最高2分に一本出るんだぜ。丸
の内線は。そういうヤツは、ルミ子のバックダンサー10年間。
ただ好かれてもOKとする。
4. 混んでる電車なのにデカイ声で喋りつづけるグループ、しか
も輪を形成している。しかも聞いてると(聞こえてしまう)どう
でもいいような内容。おいおい、地球の最後じゃあるまいし、
喋らないと死んでしまうのか?少しガマンしてくれ。
そういうヤツはセイロクマンを探して喋ってろ。ただし、イライ
ラしても当方は関知しないこととする。
ちなみに『駅でイチャイチャしているカップル』は別にムカツキませ
ん。あしからず。
あ〜明日もこんな光景が...。
【2000年1月15日(土)】
昨晩、不覚にも藤原紀香のドラマを見てしまった。
どなたか武士の情けで介錯を頼む...。
土曜日夜の教育テレビ「街道をゆく」をなるべく見るよ
うにしている。見るたびに『旅に出たい』という衝動に駆
られるのがいささか難点だが。
この番組、終わり方がいつも中途半端の様に思えてなら
ない。もうちょっと続く気配を断絶するかの如く、「ブツッ」
っと終わってしまう。
『このあともまだまだ続くよ』なんてテロップが出て、スポ
ンサー紹介でも入れば受身でもとれそうなものを。
なんとかしてくれNHK。それにしてもダメなところが多い。
根本は勝手に電波流しておいて、それで金を取るアクドイ
商売。ストリップ嬢が裸で街中を歩いておいて「あなた私の
裸見たでしょう。金ちょうだい!」と言っているようだ。
なんか司馬遼の話が国営放送批判になってしまった。
しかもかなり脱線して...。
【2000年1月14日(金)】
相手がオカマかどうかを確かめる質問。
「フロントホックブラってどんなブラ?」
この時、男は間違っても「前で留めるブラだろ」と言って
はいけない。男だったら「前で外すブラだろ!」と答えな
ければならないらしい。
そういう私も「前でトメル...」と言ってしまった。
皆さんも明日どうぞ。スナックトークだけど。
でも、そんな事でカマかどうかが判る筈はねーだろ!
ようやく金曜日。
先週は3連休だった。土・日・月の。
よって今週は4日のお勤め。
同じ3連休でも「金・土・日の3連休」より「土・日・月」の
3連休がいい。だって前者の連休の後はウィークデーが
とても長く感じられるからだ。
でも後者は3連休を楽しんで、かつ4日で休み。一粒で二
度美味しい状態。(なんでも「状態」を付けたがる風潮を春
彦さんはどう思っているのだろう)
だけど、この土・日が終わったらフルの5連投...。いかん
いかん、そんな事考えもせずに楽しもう!!
【2000年1月13日(木)】
ミッチー・サッチーブームも何処へやら。
芸能界は話題に枯渇しているらしい。小柳ルミ子が離婚
したところで流されるだけ。別れる・別れない、でドロドロ
している時が視聴者的には美味しいところ。結果が出ちゃ
えば一切興味が失せるんだろうな。話題にもなりゃしない。
今日の8チャンネル『2時のホント』のラ・テ欄が、そんな
話題に枯渇した状況を如実に顕わしている。
「速報・紀香2000年決意告白△オスカー美人演出
家ががい旋報告△吉田栄作生出演」
な〜にが決意告白だ!大した決意じゃないんだろ!!美
人演出家じゃ主婦は食いつかないゾ!生出演したところ
で何かハプニングでもあるの???
こうなると話題が必要だ。
いくら話題作りといっても、まさか西田ひかるに頼み込
んで「誕生パーティー」を前倒しでやってもらう訳にもい
かないし、海老名みどりに芸能界に復帰してもらう訳に
もいかないし。
まぁ、例え「2時のホント」で美味しい話題があっても、
当然見れないのだけど...。
【2000年1月12日(水)】
今日、衛星放送で某広末涼子主演作品「20世紀
ノスタルジア」がやっていたらしい。製作年は’97年。
あれれ!広末涼子は昨年「鉄道員」で『日刊スポーツ
新人賞』を受賞してなかったっけ?
じゃあ、今日の衛星でやっていたのは何なの?
ちょっと疑問。
疑問といえば和歌山で中学校に男が侵入し、男子生徒
に重傷を負わせた事件。取り調べに対し、「人間は99%
にせもの。にせものをやっつけた」と意味不明な事を連呼
しているらしい。供述は疑問というより、不可解だ。
教室に侵入した時も「俺は日本神話だ」「魔法のサング
ラスを持って来い」などと書いたメモを見せつけたらしい。
この2つのワード、読めば読むほど不可解なんだけどやっぱ
り疑問が湧く。どんな神話なんだろう?と。
ヤマタノオロチは出てくるのかな?もしそうだったら『ヤマタノ
オロチと無職の男』なんて題名でアニメ化して欲しい。
放送枠は土曜夜7時、東京放送系で。
あと『魔法のサングラス』では何が見えるのかな?
服が透けて見えるサングラスだったら、その男じゃなくても
欲しがると思う。
うん。きっと...。
【2000年1月11日(火)】
五月雨は杏色 帰り道一人 口笛吹いて...
O塚新聞のサイトを見たわけじゃないが「好きな本が買
えない」というほど悔しい事はない。値段にして高くても2
千円前後なのに。なにも古本屋で買おうとしているわけじ
ゃない。「ちゃんと定価で買う」と言っているのに、だ。
この年になると、取り敢えず『売っているのもで欲しいもの』
は大抵買えるようになっている。にも関わらず、たった(と言
ったら語弊があるが)2千円のものなのに買えない。
こうなると意地だ。片っ端の本屋に行くが、置いていない。売
っていない。池袋のジュンクドウをはじめとして3〜4件廻った
のに。「ク〜〜〜!!」悔しさは募るばかり!
実は先日、地図を探して本屋巡りをした。
よくある昭文社の「グランプリ・シリーズ」の地図じゃなく、人文社
の地図が欲しかったのだ。あまりにマイナーすぎたか...。
結局、地元近くの伊勢原書店で入手した。23時まで営業の
伊勢原書店で。決してO塚新聞を見た訳じゃないけど...。
【2000年1月10日(月)】
この国に生まれて この時代に生きて
この街で出会って そして恋に落ちて
傷つけあって 言葉も枯れて それでも2人は
good time & bad time 尽きる事なく...。
ハッピーマンデーらしい。
5年前だったらスキーに行っていただろう。間違いなく。
スキーにハマっていた頃は、11月くらいにはもうスキー場
の積雪情報が気になり、「やべえよ!天神平しか未だオー
プンしてねえよ!!」なんて会話を展開していた。
そりゃあ、そうだろう。11月末じゃ。
だけど、この年になったらなんとなく億劫になってきた。熱意
がなくなったというか。何で億劫なのか?大変だからだ。考え
てみた。何が大変かを。
スキーに行くとなると、先ずその用意が大変である。板出して、
ワックス塗って、乾かして、コルクで伸ばして...。あとウェア
ー出してサングラス探して。
また、朝早く起きて、車飛ばして。渋滞にハマって、マズいカレ
ー食って。
と書いてはみたものの、本当の理由はこれ。気付いてしまった
のだ。何かというと、「『上に登って滑ってくる』これをひたすら続
ける遊び」という事に。あまりにも非生産的だ。(勿論、遊びの
殆どは「消費活動」なんだけど。)
遊びを純粋に楽しむ気持ち、取り戻したい。そう、鼻水たらして
風車をもって「わ〜〜い!」と奇声を発しながら近所を駆け回っ
ていた頃の気持ち。
「おいおい、時代劇じゃないんだから」
でもこの10年、毎シーズン欠かさずに行っていたので、1回位は
いいかな...。
【2000年1月8日(土)】
本当の話だ。
昨日、新宿駅のホームで電車を待っているとあの「カ
ツラバレバレ」のおじさんが私の前に立っていた。
よっぽどいつも持ち歩いているデジカメで激写しよう
と思った。電車に乗る時、敢えてそのおじさんの座っ
ている席の前に立ってデジカメをイジルふりをしてシ
ャッターを切る。デジカメのイイ所はシャッター音がし
ない事だ。そう、まさに無音の凶器。
彼が「山猫軒」に行ったらどうなんだろう。『コ−トを脱い
でください』『手を洗ってください』の他にも『帽子を脱いで
ください』『ダメです。もう一つの帽子も脱いでください』と
いう張り紙がかかるのだろうか?まさに注文の多い料理
店ならぬ心の琴線に触れる料理店。賢治もビックリ。
どうしてカツラはこうもネタとなるのだろう。見る人にとって
は「騙された気持ち」「老いを認める潔さがない」等の感情
が涌くからだろうか?
疑問もある。カツラを被っているヒトは毎日が「エイプリール
フール」感覚なのか?また、野球を齧った事があるヒトなら
ばわかると思うが、グランドに入るときはチャント帽子を取
って、グランドに一礼するのが慣わしとなっている(巨人の
清原は今だにやっている)が、その時、カツラも脱ぐだろうか???
...もう止めとく。
でも、もし私が禿げたら絶対カツラを使う。誰になんと言われ
ようと。
宣言して今日は終わり。
【2000年1月7日(金)】
こう言っちゃあなんだけど、私のホームページのメ
インページはこの「しむら!うしろ!うしろ」の『つれ』
じゃなく、史跡訪問(歴程アフター合宿)だ。いや、だ
と思っている。いや、思わなければ。まぁ、少しは覚悟
をしておけ...。何故かさだまさしチック。
もう半年以上前に取材したものなのに今だアップしてい
ないものがゴロゴロある。明日は取り敢えず予定らしい
予定はないので「怒涛の更新!史跡訪問!’99冬」と題
してせっせ励むか。バーゲンじゃないんだから。
だけどあのページ本当に自己満足だからなぁ...。
【2000年1月6日(木)】
♪あ〜あんあ やんなっちゃった
あ〜あんあ おどろいた
お茶を飲むのもあなたと一緒
食事するのもあなたと一緒
外泊するのもあなたと一緒
結婚するのは他のヒト...♪
なお、「♪他のヒト♪」のところでは、顔は正面で目を見開い
たまま黒目だけ上を見て、観客に『ここがオチ』だと解からせ
る事!以上、牧伸ニ講座でした。
内臓は強い方だと自負していた。でも今日、電車の中で強烈に
お腹が痛くなった。しかも急激に。
あまりに痛くて気持ちさえ悪くなる位だし、自分でも血の気が引
いていくのが解かるくらい。普段、腹が痛くなる事に慣れていない
だけに、自分にタダならぬ危機が訪れているのを痛感する。
やっと駅に着いた。ホームを足早に歩くサラリーマンよろしく、自
分も競歩の選手のようにを颯爽と歩く。ただ違うのは彼らは会社
への道を歩んでいるのに対し、私はトイレに急いでいる事だ。しか
も内股で。「でも、内股歩きはコートを着ているからわからねぇだろ
う...」そんな思いも、負けそうになる自分を鼓舞する数少ないア
イテム。ゴールが見えた!急げ!応援FAXお待ちしてます!!
ゲートをくぐる。まさに栄光のゴールだ。スタンディングオベーション
要員が3人いる。3人いる??3人いる!!
前に並んだ三人。昔、一般教育で『社会学』を落とした私もここは社
会のルールに従って一番後ろに。気分は新入りの懲役囚。そう先輩
が浴槽に入ろうとしているのをジっと見つめる背中に絵のない懲役囚。
「つ、ツライ...」
前の3人に対してカウントダウン。3...2...1...。
長い闘いは終わった。完全なる勝利。ご心配なく。普段はその○○な
い雰囲気から絶対、駅のトイレなんか入らない私がその時はまさにオ
アシスに見えた。人間、窮地に陥るとポリシーもへったくれもないもの
ですな。
課長!以上が今日、会社に1分遅れた理由です。
【2000年1月5日(水)】
♪窓の外ではリンゴ売り 声を嗄らしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて リンゴ売りのマネをして
いるだけなんだろう♪
声を嗄らしてまでやるとは...。「氷の世界」と言うよりは
「狂気の世界」ですな。
年末、車でよくラジオを聞いた。お約束の「一年間の総合
ベストテン」の他、今年はミレニアム(年末はミレニアム直
前)と言う事で、それを下敷きに置いた番組も多かったと
思う。そう、ベストテン形式で。
その中で 「2000年に残したい曲」でなんと1位の曲がグレ
イ。2位はラルク。3位ウタダ。
...ビートルズ・ストーンズ・マイケルジャクソン・バッハ・モ
ーツァルト・ベートーベンを押しのけて。
おいおい、『好きな歌手ベストテン』となんら変わりねーじゃ
ないか!「2000年云々」なんて仰々しい冠つけんなよ!!
と叫んだところで小市民。それに従いましょう...。
【2000年1月4日(火)】
思いでに頼るようじゃふたりは
悲しいけれど先がみえてる...。
とあるレストランチェーン店でイチゴを使ったデザート
フェアを開催中。
題して『苺一会』。
勿論、イチゴイッカイじゃなくてイチゴイチエ。一寸感心。
アエラの中吊り広告みたい。アエラの中吊りのコピー、
毎週楽しみにしていて、かつ感心していたのだが、年末
に「大好評!今年の中刷りコピー、47連発!」みたいな
特集やってて幻滅した。いくら「好評」であっても、また「自
信」があっても、それを前面に出して欲しくない。
どうしてか?というと、朝日新聞だから。左の会社の出版
物は民衆に媚びてほしくない。「ふ〜〜ん。好評なんだ。」
とか「これくらいのコピー当たり前だぜ。」というスタンスを
保って欲しい。そうして民衆と融和出来ないところが左の
いいところなのに。
今年の正月はテレビを見なかった正月だった。
勿論、『芸能人かくし芸大会』も。
かくし芸も昔はいろいろとお約束があった。
「銅像を演じて水とスポンジで顔を洗われるハナ肇」とか、
「英語劇」「カースタントに挑戦するジャニタレ」とか。
けれど、周知の通り「かくし芸」じゃない。ちゃんと練習して
るし。それに気付いた時、というか自分を騙せなくなってか
ら見るのをやめた。
時に裏側を知らない時の方が楽しい時がある。
「純粋な少年のような心と目を取り戻す」今年はこれを目標
にしよう...。
【2000年1月3日(月)】
高校時代の友人と飲んだ。いつもより多く。調子に乗って。
頭痛い。コーラで中和。
昼間に駅伝を見た。
普段、自分の出た学校を意識することはないのだけ
れど、駅伝だけは違うみたい。
今年は3位か...。
数年前、往路・復路の優勝を逃したが、総合優勝なん
て年があった。そんな中途半端ぶりがいい。
やっぱ頭痛いのでおしまい。
【2000年1月2日(日)】
馬券!馬券!馬券!
買う、買う、絶対買う!
あんなCM流されたら...。
おれも、あのCMがいっぱい流れるように発電所に火を
つけようか...。
いっこく堂がブレークしている。そう、あの超腹話術師の。
正月特番お約束の「演芸番組」のラ・テ欄で彼の名をよく
見かける。昨日も番組を一つ見た。相変らず凄い。
彼を最初に見たのは深夜番組だった。そのあと、ニュース
ステーションに出演し、だいぶ知名度が上がった。そして、
正月には露出頻度が異常に高くなっている。
見た事がある人は解かると思うが、今までの「婦人警官が年
端もいかぬ小学生に交通安全についてを説く時に使う腹話術」
と訳が違う。彼の持ちネタ『衛星放送』なんて筆舌に尽くしがたい。
あと、腹話術は通常甲高い声が定番となるわけだが、彼は何
種類もの声を使い分けるのだ。そこが『超腹話術師』と呼ばれる
所以である。そういう私も、そんな彼の芸を最初に見た時は思
わず画面に食い入る様に見てしまった。
...でも、どうなんだろう...お笑いとしては。
あの芸は凄い。凄すぎる。でも、「凄すぎて引いてしまう芸」なの
ではないか。彼がいくらネタの中に笑いを入れたとしても、見る
人はあくまで『腹話術』に対して驚嘆するのみで、笑いとして見る
事が出来ないのではないか...。
海老一染助・染太郎はそこらへんをよく考えている。彼らの曲芸
も凄すぎて確かに引いてしまう。それゆえギャグを必要性に駆ら
れ、「こんだけやってギャラおんなじ」の文句が生み出したのでは
ないか。
(尤も、あのテンションで客は引くかもしれないが。でも、あれはあ
れで、もうギャグとして確立されているので良しとしよう。)
いっこく堂、密かに岐路だと思う...。
【2000年1月1日(土)】
HAPPY NEW YEAR!!
明けまして おめでとう ございます
2000年問題対策で水を大量に購入した人、まぁ2月
29日もヤバイっていう話だから、せめてそこまで保管
しておいた方がいいですよ。
私はもとより用意なんかしていないけど。ハハハ!
だいたいさぁ、水道が止まっても2日だよ、2日。向こうだ
ってプロなんだから、2日もあれば対応するっつーの。踊ら
されてませんか?風説に。仮に水が止まっても、『水が出
なくて困ったネタが増える』位しか考えてなかったし。
(でも、つい最近というか半年前、朝工事で水が出ないとい
うのをすっかり忘れてて、いざ水が止まった時、本当に会社
を休もうか真剣に考えましたよ。だってシャワーは勿論、顔
は洗えないし歯も磨けない。ましてはトイレも流せない...。
いかに『水が大切か』ということを痛感した事がありました。
って言う事は、私が単に『学習能力がない』って事?!
そ、そうですよねぇ...。)
年の初めは何か目標を立てるべきであろうか?
でもパッと思い浮かばないし...。
そう言えば、昔見た「帰ってきたウルトラマン」で、地球
を去るウルトラマンに対し、主人公の男の子が誓いを立
てるんだけど、そのチープさに大笑いした。
仮にも『怪獣から地球をそして人類を救ったウルトラマ
ン』に対して立てる誓いではない。でも、いっぱいいっぱ
いなんだろうな。ウルトラマンの子供に対する影響力は
絶大だから。
なんて正月早々、人の台所事情を詮索しておしまい。