郷土資料館前に建つ『相良城本丸跡』の石碑相良城跡
所在 静岡県榛原郡相良町相良
交通 ＪＲ東海道本線藤枝駅よりバス相良下車
歴史 相良城は天正二年（１５７４）、遠州高天神城を落とした武田勝頼
が高坂弾正に命じて築かせたのが最初とされる。武田相良城の場
所は相良港の脇であったとされるが、その位置は定かでない。
その後江戸時代に移り、現在の城跡の場所に将軍家が鷹狩時に
使用する御殿などが作られた。
明和四年（１７６７）には側用人田沼意次が五万七千石の大名に取
りたてられ、相良城を１１年の歳月をかけ再構築するが、天明六年
（１７８６）に意次が失脚すると城中はことごとく打ち壊されたという。
郷土資料館前に建つ『相良城本丸跡』の石碑
一言 現在の相良町役場が本丸跡、小学校が二の丸跡、高校が三の丸跡
とされ、遺構はほとんど残ってない。
城跡には現在、役場・学校が建つ