岩原城跡

所在  南足柄市岩原

交通  伊豆箱根鉄道大雄山線塚原駅より徒歩20分

歴史  岩原城は室町時代中期、東駿方面出身の大森頼春によって築かれたとされる。

     大森氏はこの岩原城を拠点として西相模に侵攻、河村・松田・小早川各氏と戦いこれらを

     降して領土拡大を図っていったが、明応三年(1494)伊勢新九郎長氏(北条早雲)の奇略

     によって小田原城が落ちるとこの岩原城も北条側に落ちたと考えられる。

       岩原城遠望

       岩原城跡(東郭部)

一言  岩原城跡は南足柄市消防署岡本分署から約100mほど西に進んだ一帯がその城地と

     され、一画には碑や説明板などが建っている。遺された一画は東曲輪付近で、主郭や

     有事に際しては太刀洗川より水を引いて敵兵を防いだという大規模な空堀も現在は住宅

     地や道路に改変してしまい、遺構は殆ど確認出来ない。

       岩原城石碑

       岩原城碑  

       本郭部は住宅地に

 

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