Peppermint Tea

2010.07.21 58版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 暑中お見舞い申し上げます。梅雨明けから、いきなり暑い日が続いています。地球温暖化のせいでしょうか?
 まったく、夏は大っ嫌いです。暑いから汗はかくし、シャワーをマメに浴びないと汗疹が出るし、かと言ってシャワーをおいそれと浴びる事は出来ないし。私は超虚弱体質で温泉はおろか、お風呂に入ろうものなら後はクタクタです。よって、シャワーにしても同じ。夏はシャワーだけですが、週2回が限度です。冬のお風呂は週一回にしてます。その後に家事とか書き物しなきゃならないから身体が持ちませんよ。その代わり、夏はわきの下など気になる所はマメに拭いています。はい。
 だから、近所に温泉があっても、数える程しか入った事がないんです。それに、一人じゃないでしょう。動作が遅いわ、脱ぎ方は悪いわとお勢津ちゃんや一緒に入った人から白い目で見られます。一度など、私が汚したわけでもないのに、「お湯が汚れている」と私のせいにする小母さんがいました。皺だらけの80代位の小母さんで、加齢臭がひどかったから「汚したのはむしろあなたじゃないですか?」と言おうとしましたが流石にやめましたよ。「私じゃありません、私はちゃんと洗ってから、髪もキャップでまとめてから入ってました」と言い返しました。それを見ていた若い女性が証人になってくれましたが。お勢津ちゃんがいれば、お勢津ちゃんが証人だったんですが、さくらんぼと二人で行ったんです。さくらんぼは男性。当然別々です。言った彼女は洗わずに入っていました。ホンット、オバタリアンって嫌ですね。色々な人が入っているんだから、汚れて当然です。温泉や大衆浴場等家族以外で複数の人が入る所では、先にちゃんと身体を洗って入ること。当然のモラルです。
 だから、大衆浴場なんて大嫌い。温泉大嫌い人間なんです。お勢津ちゃんから誘われても一度だけ行きましたが、以後は「もー二度と行かない」と行きません。だって、実の母親からも「早く、早く」とせかしておきながら、「この脱ぎ方は何です?」なんだもん。早くとせかされては、手が不自由な私は、きちんと畳めませんって。そういう場合は、叱ったり、せかしたりする前に黙って自分がさっさと畳んでくれっちゅーのっ。(怒の100乗)
 足だけ悪いだけのお勢津ちゃんがうらやましい限りです。だから、自分の子供には「早く」等とせかす言葉は禁句ということにもう決めています。私が傷ついたから。手が動かない人の事、ちょっとは考えてくれる親なら良いんですけど……。お勢津ちゃんは「お前は出来る子だからやりなさい」だけ。人間、自分が、そうならないと本当に理解不可能なのでしょうか?って事はないはずなんですがねえ。やはり、本とか読まない、勉強大嫌いなせいでしょうか?
 その点、読書は擬似体験出来るから、良いです。映画とかテレビ?あれはいけません。だって、綺麗事しか映さないもの……。放送コードとやらがあって、法で制限されています。
 でも、医学のテレビで信じられない事をしている女性がいました。トイレで、「大」をした時、な、な、なんと、前から手を入れて拭いていたのです。母親から躾けられなかったのでしょうか?私たち夫婦、目を丸くしましたよ。今でも信じられません。(さくらんぼは潔癖なので『ゲ〜』と悲鳴あげてました。当然、旦那は気付かなかったのか不思議だと力説してましたよ。私も不思議でした。確か、結婚していたという設定でした)
 案の定、その女性、子宮が外部に飛び出す病気に罹ったというオチがついていました。お尻の拭き方一つで、そうなるという事です。医学の番組だから、出来たことだと思います。ドラマや映画でトイレシーンは滅多に映らないもの。
 ドラマの殺人事件で首吊りや絞殺死体を見ますが、本当はそんな綺麗な死体は、滅多にないそうです。現場に携わっていた人の本で知りました。縊死ではほとんどの人が、脱糞、放尿、嘔吐、舌を長く出して死にます。その他、肺疾患の人が、死ぬ場合もたまにそうなるそうです。病死でも脱糞、放尿はつきものだそうな。死ぬと全身の筋肉が弛緩しますから当然。だから、湯潅という儀式がお葬式に必要なのです。今では、病院で綺麗にしてくれますが……ね。
 弁慶の立ち往生、あれは普通ではありえません。死を覚悟した弁慶さん、先にトイレを済ませて、ちゃんと薙刀か何かを地面に突き刺して支え棒にするなど、用意周到にしなければ……。昔の人は、死体を見慣れていたし、弁慶は武士。当然、武士としての常識で「死ぬとどうなるか」知っていたのでしょう。
 事故死や轢死、刺殺もそうです。血液は飛び散り、車などに返り血を浴びます。だから、江戸時代以前の武士は、武道と同時に、実戦で返り血を浴びない人の切り方を習っていました。時代劇でよく出てくる夜の辻斬り、あれは実際には滅多にありません。実際には夕方、薄暗いうちと思われます。
 今は、それが無くなっています。殺人事件の検挙率が高くなっているのも、返り血や嘔吐等で服が汚れて物証になったというケースが多いのです。時効がなくなり、ますます検挙率上がるでしょう。しかし、科学捜査の方や、お医者さんや看護師さんはご苦労な話ですが。とくに歯医者さんには頭が下がります。はい。
 一番、綺麗な死に方は凍死だそうな。え?水死?水で汚いの流されるから良いだろうって?いえ、ありゃ駄目です。昔はドザエモンと申しまして、語源はぶくぶくと太ったお相撲さんから。腹は水でポンポンに膨れて舌は縊死と同様に出ている場合が多く、そりゃみっともない死にざまだそうな。山奥で首吊りも、カラスや野犬などに食べられてしまうし……。たまに、鹿やカモシカ等、草食動物も、死肉を食べたりします。悪い事も自殺もおいそれと出来ませんねえ。(笑)
 自殺志願者の方、ちょっと待って下さい。「楽な死に方も綺麗な死に方も滅多にない」その事実を知ってから、どうしても死にたいか考えて自殺しましょう。
 戦争で、核兵器や銃など、離れて殺す技術が発達したのも無理はないと思いますが……。私は流血シーンはそれを知って以来、書けなくなっちゃいました。多分、推理小説の作家の方、それ知っていないか、知っても意図的に忘れて書いているとしか思えません。ただ、遠藤周作先生は「悲しみの歌」等でちゃんと書いていますし、「ガラスのうさぎ」「火垂るの墓」等、戦争を扱った小説・ノンフェクションには書いてあります。私が、「於射手紅物屋」で映像作品より、本の原作をお勧めする訳はそこです。
 インターネットでも、その現実は、それほど書いていないのが普通です。残念、と言うより、法律で縛られているせいでしょうね。ここでも、かなり控えめな表現にならざるをえません。実際、殺人事件の第一発見者は、一般の方なら、驚きのあまり、一生、忘れられないでしょう。当分、夢でうなされたりしてかなりのトラウマだろうと思うんですよね。それなのに、まず疑われるなんて……ひどすぎやしません?
 逆に第一発見者なのに医者や警察官・葬儀会社関連か探偵などでもないのに、何時何分に発見したと言える程、冷静だったなんて人を疑った方が良いです。ケースパイケースだと思います。はい。
 私なら、隣や近所に殺人事件が起こったなら、第一発見者ではなくても、解決を見届けてから、引っ越しますね。幸い、うちは近所でも殺人事件はおきっこありませんが……。(近所に公務員の人が多いから)事実、嫁に来て九年、火事は起きても、大きな事件はありませんでした。推理小説好きのさくらんぼと二時間推理ドラマ好きのお勢津ちゃんにはつまらないかもね。(ジョークです)
 ちょっとぞっとしないお話を書きましたが、涼しくなりました?
 この通り事実は怪談より怖いです。
 ぞっとしない話をもう一つ。ブラックジャックが気味悪がる手術室担当ナースに「生きている人間の方がよほど気味が悪い」とミイラの傷を治す時に言いましたが、ごもっとも。ミイラには確かに血は通ってないし、乾燥しているので細菌も少ないです。
 しかし、ミイラも治しちゃうなんて、ブラックジャックも変わり者です。手塚作品は、作者自身が医師と言う事もあって、人物はデフォルメされていますが、内臓等の描写は的確です。確かに、命を扱う人の給料、大変にしては低すぎる感も……。地獄の沙汰も金次第ですが、倒産する医院も出てくるようなら、もうちょっと考えて欲しいです。例えば、所得の低く、本人が治療を望まない場合は、尊厳死制度を活用するとか……。あらかじめ死に関して決めて、家族や周りの人に話しておけば、問題も少なくなるでしょう。
 お化けより怖いのは人間、と妖怪漫画家、水木しげる先生も書いています。本当ですよ。お化けは悪い事をしなければ出ませんが、人間は、悪い事していない人を苛めたり、ちょっと豊かな暮らしをしているからって、逆恨みしたりします。
 特に戦争。あれはダメです。勝っても負けても、愚かさと地獄絵しか残しません。水木先生の戦争漫画をさくらんぼに是非読ませたいと思います。さくらんぼの大嫌いな所が一つあります。それは、戦争肯定派と言う事です。反戦派の私とはいつもその点ですれ違っています。硫黄島の戦い・父親たちの戦争の二部作もね。
 そして、いつも犠牲になるのは、弱い立場の人々とか、子供たちです。
 ただ、戦争も天敵のいない我々人類には、仕方のない行為かもしれません。しかし、今の日本のように増えすぎた人口は自然に減っていくという不思議な現象もあります。今は、少子高齢化社会ですが、ある程度、減っていけば、適当な所で人口減少はストップするのではないでしょうか?深刻に考えなくても良いと言う事です。
 中国のように「一人っ子政策」まで考えなくても良いと思います。現に、中国では、都市部の高齢化が進み、農村では、戸籍に乗らない人たちが安い賃金で雇われ、又は犯罪者集団化する、という闇も深刻化しています。
 つまり、日本に観光に来ている中国の人たちは、中国人全体の0.01パーセントに満たないのです。それを考えなくてはいけません。上海万博もモラルが低いだの、公害で空気が悪いだのと言われています。五年前の「愛・地球博」とは全く、性質も主張も違います。いくら飛行機でひとっ飛びとは言っても行く気になれません。
 自然に任せていれば人口も適切になるのではないでしょうか。確かに、何秒に何万人もの子供たちが、餓死しているという現実を突きつけられれば心は痛みますが……。私たちにはせいぜい一人位しか助けられません。、

最近、作ったビーズ作品
(写真がなくて苦し紛れ)

近況

 二月まで物語三昧で、三月以来、ブログと通信をお休みしておりました。実は書けない事件がありましたので……。大した事ではないのですが、それでも、ね。普段は赤裸々に書いてしまう、私にだって、書けない事があります。はい。
 それ以来、ビーズを作りまくっていましたよ。で、んなに作って、どうするんだとふと考えてしまいました。どこ着けて行くのでもないし、もうすぐ子供を産むつもりで、子供を産むと命縮めるだろうに……と。娘だったらまだ、大きくなったら着けるかもしれませんが、息子だったらアウトです。
 さくらんぼは「絶対女の子が欲しー」と言い張っていますが、どうでしょうかねえ?今の所、まだ出来ていません。(T_T) とほほほ……。今年、出来なければ残念ですが、諦めるつもりです。
 ブログは三月末に再開しましたが、メールや掲示板は再開していません。するつもりもないので、掲示板は、二つ消して会員制だけにしてしまいました。機能はしていますが、チャットのテストランは、さくらんぼの夏休みの休暇中、友人誘ってしようと思っています。チャットの場合は、外部からでないと本当に設置成功したかどうか解りません。自分で「爺や」と遊んでも面白くないし……。誰誘おうかが問題。またもんちっちの殿?資格試験でアウト。うーん……。
以上
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