Peppermint Tea

2008.05.13 52版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 2008年になり5月を過ぎてしまいました。ちょっと12月から書き始めた習作の物語に夢中になりすぎました。1巻が終りかけた段階で「あ、ペパーミントティーとホームページ更新、放っておいてしまった」と気がつきました。
 プログの方は、さくらんぼの「書けよ」と言う脅迫で毎日書いています。が、ブログとエッセーでは書き方も文体も内容も違います。やはり、別物って事でこれも続けようと思いました。
 そこで、思いついたのが1巻が終った段階での15日間毎日更新です。去年やってその大変さに懲りましたが、また、やる事になりました。無理矢理更新するなら、ノルマもついて何とかやる気が出ると思いました。
 ところが、そちらも誤算が……。体調を崩して物語はスランプ。その上、家のメンテナンスで連日お掃除……。と大変。それに今月は車検です。
 誤算、誤算の積み重ねで、更新時期も延び延び。とほほな状態です。
 今日はシステム設計のお話です。それをかじっていて、私はかなり得をしました。SEには残念ながらなれなかったのですが、いろいろな面で応用できたように思います。
 もともと私、算数の計算より応用問題の方が得意でした。ただ、数字を並べただけの計算は、英語のアルファベットの綴りを覚えるのと同じです。無味乾燥としてイメージに変換しにくいです。
 その点、私は日本人に生まれて良かったと思います。表音文字の仮名の他に、表意文字の漢字があるからです。その点、もっとも馴染めなかったのはハングル文字。あれを見るだけで、逃げ出したいです。私の韓国と北朝鮮大嫌いの理由は政治面でもですが、あの文字です。韓国の人って頭が良いですねえ。それは認めますけど……。まだアステカやアラビア文字の方が良いです。
 中国は、嫌いなのは政治面だけで、ラーメンや料理は好きですよ。特に漢字には助けられてます。だって、同音異義語なんて、ひらがなだけではどっちか区別できません。
 その他、アルファベットを使っている人たち、頭が良いです。私など、私(I my me)をドリフの「8時だョ、全員集合」で覚えました。はい……。ドリフも馬鹿にはなりません。いや、まじで。当時、小学生だったので志村さんの大ぼけもキョトンでしたが、中学校になって出て来たので、なるほどと笑ってしまいました。
 何ヶ国語も話したり読めたりする人にはホント、頭が良いと思います。
 よく、さくらんぼに言われるのですが、そんな状態で、良くイタリア行けたなという語学力のなさです。
 脳を研究している学者先生によると、語学の脳とイメージの脳はどうも場所が違うらしいです。私は語学の脳が悪いのでしょう。しかも殆ど「全廃」。残念ながら耳は聞こえますが、言葉の聞き取りは母国語でも出来ません。電話が苦手なのもそこから来ています。ただ、声の質とイントロネーションでイメージして聞いているだけです。書くこともそうです。ですから音楽等には強いです。ただ、不器用なので絵は書けません。
 私、物語を書くときもそうなんです。まずイメージでそれを言葉に変換して書き写しているだけ。頭が半分しかない文字通りノータリンが書いているので、人には見せられませんはずですね。
 おっと、脱線しました。私が応用が得意なのはイメージし易いことでしょう。丸暗記するより、既存のイメージを比較して覚えた方が得意です。
 話を戻しましょう。現役のSEの方や、大企業などに勤めていて、ご存知の人もいらっしゃると思います。
 システム設計は何もない場合は、多くはトップダウン方式で設計していきます。まず概要から設計して、次にどのような物が要るのか、ソフトはどういうソフト……、作るのか、パッケージを利用するのか?という風に。で、最後に細かい点(例えばプログラム仕様書など)を決めます。
 ただ、既にあるシステムを利用して新しいシステムを作る場合は逆にボトムアップ方式ですね。細かい点から始めて、足りない部分を補いながら作ります。方法は逆ですが、ケースバイケースです。
 大企業では主にトップダウン形式です。下の工程に行った段階で原則的に変更は認められません。認められても、料金が加算されます。逆にボトムアップ形式の方は中小企業向けの方式のようです。ただ、中小企業でも最近ではトップダウン形式でやっている会社が多いです。
 これ、一般社会でも応用が利きます。例えば取引先が大企業の場合は契約後の変更はご法度。急な変更を要求する仕事は中小企業に頼め。とか……。
 私が、一番、会社で習ったシステム設計の方法で役に立ったのは、皮肉にも退職後、家を建てた時です。さくらんぼの希望で大企業に頼んでしまった私たち、正直言って困りました。でも、会社で習った事を応用すれば良いと、気付いたのです。さくらんぼはもともと大企業の従業員です。私も勤務先はそこそこの企業でした。一番困ったのはお勢津ちゃんに説明するとき。大企業なんて勤めた事も行ったこともないお勢津ちゃん。それに、トップダウンもボトムアップもへったくれもない「結果オーライ」父の元、黙って仕事してりゃいいという環境でした。父の死後も、「何センチ縮めて」など指示に従って直していけば良いという仕事。いちいち、提案をしたり、どこどこと取引をしますと部長に報告をしたりなんて事、必要なかったのです。(私は下っ端の事務のネ〜ちゃんでしたが、ありました)
 いや、参りました。しまいには泣き出されましたよ。まだ、家は良い方だと知ったのは建てた後でした。やれやれ……。
 芸は身を助けるとはいえ、とんでもないところで助かりましたが……。正直言って、家なんて建てるものじゃござんせん。賃貸で済むなら賃貸にした方が良いのでは?と若い人にはお勧めします。その方が、嫌な舅、姑との同居も避けられますしね。
 これからは大多数の人たちが長生きを諦めなければならない時代です。そして、大多数の人たちは、どんなに働いても、お金が貯まらない時代です。
 社会の両極化、何とかならないでしょうかね?

高山村のりんごの花
白くて綺麗でした。

近況

 実は習作のシリーズ物の方を1巻書いていました。これでトータルして12巻。書きに書いたものです。あくまでパクリの「習作」なので、発表するという大それた意志は全くなし。書きたいから書いているだけです。
 でも、本職の作家先生って、書きたいから書いているって訳でもないでしょう?やはり、一部の大家以外は雑誌などの編集部の意向もあるわけで……。テーマ設定されて書いている先生が殆どかもしれません。
 ひょっとしたら、私って、本職の作家先生より、幸せ者かもしれませんね。
 とにかく、疲れたので一旦休止。今回の試練でリフレッシュ後、続きか前編に戻るか考えます。
 でも、何時か本出したいなあ。ま、無理だと思いますけどね。買ってくれる人、果たしているのか?
 私はまたまた、この冬、寒かったので、足腰衰えちゃいました。で、血圧計ったら140の80(安静時は120台になる)。それでも医者行かないんだから、親父並みの頑固さとお勢津ちゃんに呆れられています。さくらんぼは「ま、人それぞれの人生観だから……」と言っていますが……。理解者はありがたい。体重は真田祭り当時より1キロへっていますが……。もう後5キロは減らないとね。高校時代の体重が理想なんですが……。
 血液検査もここ3年やっていませんが、コレステロール値、血糖値、上がっているだろうなあと思います。ま、皆様にご迷惑かけずに、さっとあの世に行きたいですね。60までは生きたくないです。あと長くて10年ぐらいかな?長生きなんてとんでもないっ。これからは、好き勝手やって楽しむつもりです。はい……。今、死んでも別に良いですよ。
以上

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