Peppermint Tea

2007.10.20 49版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 このページも後1版で50版。三日坊主で趣味が続かないのに、ここだけはよく続きます。
 実は、私は多趣味ですが、長続きした例がありません。飽き性で、すぐ止めてしまうのです。特に仲間とするグループの趣味は、何故か2〜3ヶ月続けば長いほうです。仲間とのいさかいは滅多に起きないのですが、起きる前に「辞める」と言うことで逃げちゃいますね。それに、お金が掛かる趣味も払い下げ。御茶・お花・ピアノ等の月謝の要る習い事はもっての他です。どうしても、独学で、一人でも出来、リーズナブルで実益を兼ねた趣味を選んでしまいます。
 このパソコン通信も結構安くて、案外為になる情報があり、場合によっては読むだけなので、一人でも出来ます。使わなきゃ勿体無いという精神で、会費以外、課金されないサービスを目いっぱい使ってます。
 読書にしても、読むのは文庫ばかり。新書やハードカバーは滅多に買いません。理由は「安い」。たまに古本屋でハードカバーを買いますが、ついつい、内容より値段に目が行ってしまいます。
 ドケチと言われる程の守銭奴ぶりですが、中部地方では当たり前でした。しかし、甲信越地方ではそうではないようです。いい例が、新聞広告。名古屋近辺では金曜日など、休日の前日になると、「大安売り大会」のように新聞の折り込み広告がわんさかと入ってくるのです。時には、新聞より広告の方が多く、新聞を読むより広告を読んだ方が時間がかかるほどなんです。
 ところが、甲信越では、新聞の折込広告があまりありません。逆に、宣伝活動をする業者ほど怪しい。と言うような暗黙の了解があります。自分の足と五感で、いいお店を探すしかないようです。たとえばスーパーにより、野菜のお値打ちな所とお魚のお値打ちな所、お肉のお値打ちな所など違いがありますが、広告で宣伝しているわけではありません。口コミもあてにはならず、結局、その店に行って、自分の目で確かめねばなりません。
 あ、お値打ちとはなんですか?って?これは名古屋ではよく使うのですが、値段の割には質がいい事です。普段の金銭に堅実な名古屋人らしい言葉ですね。全国的には、名古屋の人って、見栄っ張りで、結婚式などにたくさんお金を使うというイメージが定着していますが、普段は「ドケチ」と言われるぐらいケチです。私は厳密に言うと父母が三河出身の上、生まれも育ちも名古屋郊外なので、名古屋人とは言えませんが、三河も名古屋に負けないドケチです。しかも、時間など、目に見えないものにもケチですから、車飛ばすわけです。それで、「三河ナンバーの車が後から近寄ると追突される」という伝説が生まれたのも無理はないですね。まだ、冠婚葬祭に贅沢をする名古屋の人の方が、可愛いものです。三河の人は、それすらケチ、借金は死んでもしないって人が多いです。
 私もローンとかクレジットカードは、最低限しか持ちません。家改築の時も、ローンを使用しませんでした。
 現に、お正月の雑煮。鶏肉や蒲鉾・野菜を入れる名古屋とは違って三河は「餅菜」と言われる小松菜のお化け(一般の小松菜より大きい)を入れるだけ。しかも餅は焼かずにそのまま餅菜と一緒に煮ます。燃料もケチっているわけです。すごいケチです。家康の時代からだそうです。家康は質素でした。茄子が好物だったって言うんだから、庶民的ですね。ナスは平安時代伝来。当時は、庶民の味でした。
 この「餅菜」名古屋でも入れますが、主役ではなく、鶏肉やかまぼこや野菜の脇役。しかもお餅は焼いて入れます。
 質素と言えば、三河地方のお雑煮の質素さは全国でも屈指ではと思うほどです。慣れれば、さっぱりして美味しいんですがね……。
 そういえば、芸能にも名古屋はケチですね。だから、名古屋で有名になれば、全国に通用するといわれています。しかし、長野は……あまり有名な人、来ませんね。特に私の好きなニューエイジ系は……。伝統音楽やクラッシックを取り入れているにも関わらず、何故か来ません。北信地域はがちがちの保守派が多いのか、それか老人人口が多くてコンサートに来る若い世代が少ない、と言うことでしょうか?
 喜多郎氏は有名になる少し前、戸隠の方にいましたが……。すぐに富士山麓の方に移ってしまったらしいんです。やはり、地元の閉鎖性が問題あるのでしょうか。北信地域に移住したつばさとしては、残念です。
 昔は、結構野外コンサートもありましたが、今はそんなにありません。音楽界にも、少子高齢化のせいか、優れた若い人がいなくなってしまったのか……。それとも不景気で新人を育てているより、既存の有名人を呼んだ方がいい、だが、彼らは野外を嫌うという事情からでしょうか?
 それにしても、多趣味な割には、続いているのは少ないです。読書と音楽鑑賞のみ。しかもその読書も、漫画だったり、時代物だったり、現代小説だったりとまちまち。音楽にしても、喜多郎だったり、宇多田ヒカルだったりGacktだったりと聞くのはジャンルにこだわらないんです。
 ただ、最近、一部の小説家を除いて、若い世代の著者が、きちんとした日本語を書けなくなっていることが、残念でなりません。一般向けの本を書くなら、平易で誰でも解る言葉でなければならないのに、外来語や、専門用語をそのまま持ってきたり、まわりくどい言い回しを使ったりしています。
 私も、作家の真似事をしているので、人のことは強く言えませんが、一般向けに本を出すなら、基礎表現力や日本語の基礎を習得しておくことだと思います。
 そうそう、もう一つ続いている趣味がありました。詩やエッセイ、物語を書くことです。高校の時からですから20年以上。その割には、著作物は少ないですが、断続的ですから仕方ありません。かき集めて、このエッセイで、本一冊分として、物語は本十三冊分、詩は本一冊分です。
 ただ、改築奮闘記や雑記集・ブログ・万葉・旅行記などホームページの著作合わせると一冊増えますか?
 期間を絞られるとやる気無くすという厄介な性格も手伝って、この数です。途中、就職して資格取得の為、勉強したり、スランプで一字も書けなかったりと中断が多かったからと思います。
 ですから、全部出せと言われても、少ないです。自分では、随分書いたようですが、このホームページが容量100メガバイトありますが、文字にすると丸々入ってしまいます。しかし、小説は、問題もあり、出せません。
 一年以上続いている趣味としては他に、ビーズ細工もありますが、そろそろ鏡台の引き出しが作品で一杯になりましたので、ここらで打ち止めでしょう。他人様に差し上げる程の腕でもないし、自分で、作れる範囲でしているので、単純です。ネタがないので、仕方なくブログや文化倶楽部の片隅に置いてありますが……。
 余談ですが、その引き出し、本来ビーズ作品ではなく、さくらんぼ君に買ってもらったアクセサリーを入れておく所。だそうな。家具屋さんの話ですと……ね。
 でも、釣った魚にはエサやらないという、日本人の男性のご多分にもれず、照れ屋の彼は、三〜四回アクセサリーをくれただけです。仕方なく、自分で材料買って作ってます。とほほ……。(T_T)

松代藩真田十万石祭小松姫隊腰元
(撮影 お勢津ちゃん)
ブログにもありますが、永久保存できませんので
ここにも載せました。(^_^;)

近況

 9月になって、涼しくなるかと思いましたら、中旬になっても真夏日が続きました。痩せようと思って、上旬より散歩を始めましたが、暑くて結局夕方になってしまいました。そしたら、ワンちゃんと猫ちゃん、保育園のお迎えのママさんによく出会うこと……。案外、人って歩いているんですね。
 なかなか決心がつかなかったのですが、真田祭の参加に応募しちゃいました。とりあえず、体力的に自信がなく、何の芸もない私は、衣装を着て練り歩くだけの腰元役に応募しました。
 しかし、練り歩くにしても、大変。転ばず歩かなくてはなりません。その体験談は、別枠を設けて、お話しようと思います。苦労の甲斐あり、何とか完歩した事だけ、ここではご報告します。
 おかげで、少しは痩せましたが、まだまだ、目標の「高校〜会社員時代」の体重・体型には戻っていません。第一、子宮筋腫と高血糖は太りすぎが原因。それが改善しなければ元も子もありません。後一ヶ月で戻らなければ、いっその事、11月の川中島のイベントに鎧兜着て参戦しようかと密かにとんでもない事を考えてます(これは実現しそうにありませんので、冗談です)
 よって、またしばらく団地トラック(私が住んでいる団地の周囲は菱形に近い円形です。辿れば元の地点に戻ります。だから団地トラックと勝手に名づけました)、のぐるぐる散歩は続きます。
以上

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