Peppermint Tea

2007.06.08 45版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 6月になってしまいました。ここの所、5月中旬に風邪を引いて以来、体力がなくなり、草取り、梅取りはおろか、歌をワンコーラス歌うだけで、息切れがします。ただ、私は中学1〜2年の頃、演劇部に入っていたので(意外と言われます)本気で歌うと、カラオケボックス位ならマイクいらないんです。歌もメロディーを3回ほど聞けば、歌詞カードがあれば声はともかく、歌えます。ただ声が悪いし、発音も明確ではないので、歌はうまくないです。それにあがり性。だから人前では滅多に歌いません。
 一番好きな歌は、デラ=セダカさんの「星空のエンジェルクイーン」です。何てったって、作曲が大好きな喜多郎さん。でも、歌詞が苦手な英語なので、さくらんぼ君やお勢津ちゃんに言わせてみると「何歌っているのか、叫んでいるのか解らん」という難曲です。(音程差3オクターブ以上か?)でも、私のお葬式の出棺の時は是非流して欲しいと思います。「天国への階段」かどちらか迷っていましたが、詩の意味で相応しいのは「エンジェルクイーン」でしょう。
 縁起でもないと言われそうですが、永遠の別れの曲です。映画で使われたシーンも出棺でした。松本零士さんの幻想的なタッチの宇宙葬も印象的でした。
 それとキャッツのメモリー。携帯の呼び出し音に使用しています。中学校の時、男性歌手が歌っていて、とても気に入りました。修学旅行の時、布団敷きながら口ずさんでいたらクラスメートに「何の歌」と聞かれ質問攻め。もともと、変な子で有名でした。しかし、当時は本来女性が歌う歌とは知りませんでした。
 ミュージカルを見に行きましたが、訳詩が下手で幻滅しました。本場のブロードウェイで見るのが夢ですが、無理でしょうねぇ。
 日本では中島みゆきさんの「リバイバル」「この空を飛べたら」です。(古い)
 無理に訳すと原詩の雰囲気ぶち壊す場合が多いです。「庭の千草」もあまりにもつまらない訳詩なので自分で作り直しましたが……。気障とさくらんぼ君に言われましたが、原詩のトマス=ムーアさんに文句言ってくれっ。それでも柔らかい表現にしたんだぞ。怒の三乗。
 やはり外国の歌は原詩をそのまま聞くに限りますね。訳の方が優れていると思ったのは「蛍の光」ぐらいです。意味解らなくても、何度か聞いていると解ってきます。「恋のマイアヒ」もよく聞いていると切ない恋の歌でした。(英語どころかルーマニア語?)
 だから私のストレス解消法は誰もいない家の中で、歌を歌うことでした。でも、お勢津ちゃんと同居するようになって、それがあまり出来なくて残念です。お勢津ちゃんに依頼してステレオを持って来てもらっったのですが、同じ階で同室のさくらんぼ君をはばかってあまり聞けません。悲しい……。さくらんぼ君に操作教えるとあまり好きでないZARD(ファンの方ごめんなさい。また坂井さんのご冥福を心よりお祈りします)の甘ったるいアイドル声ばかり聞かされそうで、教えていません、何が嫌いって私、モーニング娘。さん、中山美穂さん系のアイドル系の声、爽やか過ぎる曲、偽善的に思えて大嫌いなんです。アムロちゃん、宇多田ヒカルちゃんのようなアーティスト系は大好き。同じ高音でも、元ちとせさんの民謡系、谷山浩子さん、サラ=ブライトマンさんの声楽系なら好きなんです。
 でも、時々閉めきってステレオ付けていますが……夏だとアウトですね。暑いから、エアコン嫌いのお勢津ちゃんは窓を開けます。とほほ……。私はお勢津ちゃんのテレビの音が気が散ります。それに二人とも自分の勝手な用があると、遠慮なく書斎に入ってくるから、落ち着いて執筆活動出来やしない。夫婦、実の親子も考え物です。
 とにかく、他に何かストレス解消法見つけないと、危ないです。さくらんぼ君は胃潰瘍になりましたが、子供のいない私は卵巣か子宮癌にでもなりそうです。ストレスは癌への招待状だそうな。医院・病院なるものは嫌いで行っていませんから解りません(歯医者と整形外科以外)。福祉・医療に疑問を持ち始めているこの頃です。
 ま、そろそろお迎えも近いかな。だれか、もし覚えていたら、私の火葬場への出棺の時に、「星空のエンジェルクイーン」をはなむけにお願いします。
 こればかりは、自分でリクエストできませんから。まさか、葬儀屋を生前指定するわけにはいきませんしね。(自爆)本来、火葬も熱くて嫌なのですが、多分日本で死ぬことになりそうなので……。自分の生死も思うようにならない世の中なんて嫌だけど、死ぬ時ぐらいきちんと身辺片付けて逝きたいと思います。
 そうすれば、父親を少しは超えるかしら?実は、私にとって最大のライバルは今は亡き実の父なんですよ。お勢津ちゃんでは残念ながら役不足ですし、さくらんぼ君に至っては、大きな駄々っ子みたいに思えるこの頃です。プログラムでは負けてますが、その他の点では……ね。
 何だか、音楽をテーマに明るい話題をと思っていましたが、暗くなってしまいました。ここんところ、小説スランプ+身体の調子が悪いせいか?

安曇野大王わさび農園

近況

 5月の上旬、ゴールデンウイークを利用して、安曇野行ってきました。車で2時間以上、運転下手のつばさが運転しました。行きたかったガラス工芸の美術館へ行きましたが、これがまた解りにくいところにあり、運転手は芸術に関心のないさくらんぼ君(@_@)。やる気がないのかっ、と怒鳴りたいほど迷いましたよ。全く……。今度はさくらんぼ君置いてって母と二人で行くことにしましょう。
 でもまあ、無事帰って来られてよかったです。で、中旬から下旬まで風邪やらビッグローブのサーバメンテナンス通知。これもプログラム苦手なつばさは?百個でした。しかもさくらんぼ君は仕事と赤川次郎の読書以外はやる気がないようでして、全く協力してくれないし……困りました。で調べ物していてアウト。その反動で、戸隠行ったりしていましたが、足を痛めて、肝心な門外不出の小説は2〜3行しか進みませんでした。でも、戸隠は小説の主人公の赴任先に設定した土地です。何度も行って、現地調査しないとね。
 それと、さくらんぼ君が大ファンのZARDの坂井泉水さんが鬼籍に入られました。私と同学年(年は下)ゆえとてもショックで残念です。
 ただ、私は坂井さんのアイドル系の歌い方があまり好きではなく、歌詞も「負けないで」や他の楽曲で感じましたが、爽やかすぎて偽善的に感じて、はっきり言って大嫌いで聞かなかったです。今、聞いているポップス系は洋楽ではマドンナ、メイヴ、エンヤ、サラ=ブライトマン、日本では元ちとせ、中孝介、谷山浩子、Gacktでして……。どちらかと言うとクラッシック、ロック、民謡からのアーティスト系です。皆さん個性派かつ実力派なんですよ。(敬称略)
 しかし、好みは人それぞれ。坂井泉水さんもファンも多く、愛された人柄だったと思います。自分より年下の人が鬼籍に入ることは悲しいことです。ご冥福をお祈りします。
 で、6月に入っても、町内会の草取りと避難訓練で腰痛め、で、水曜日は恒例行事の梅とりで膝痛め……と、ろくな事ありません。ま、梅の収穫は、お勢津ちゃんが手伝ってくれました。助かったんですけど、意外にも彼女も初めてなので二人で言い合いしてましたよ。うちのお勢津ちゃん、漬けるのはプロ級の腕なのですが、「梅が成っているところを間近に見たこともない、お寺の近くの梅の木に成っているのを遠くから見ていた」そうです。梅は買ってました。
お勢津ちゃん「お前がまさかこんなことをしようとはねぇ」
私「だからそこに梅の木があるからやってんだよ。失敗ばかりだったっちゅーの。ああ、どくだみと杏もあるから宜しくやって。いつもはどくだみはシルバーの小母ちゃんたちにとってそれだけ分けてもらっとったけどさ。去年、自分でどくだみ取ろうとしたら熱中症でぶっ倒れた」
お勢津ちゃん「そりゃそうだわ。家じゃ横の物を縦にもしない子だったもんねぇ」
私「……(へこむ)」
お勢津ちゃん「まあ、教えたわけでもないのに、失敗作でも食べられるじゃないかい?私の漬けるとこ見てたのかねえ。一番食べてるのさくらんぼちゃんだよ」
 たしかに、毎日、おにぎりもって会社行くのはさくらんぼ君です。引越しと彼の入院と油虫の虫害で、収穫できなかった昨年以外、一昨年の塩噴いてしまったものも、料理にして食べています。(梅ご飯など)
 梅とビッグローブのメンテでの掲示板修正が終ったら、ギターの弦張替えですね。間違えないように注意しましょう。(笑)
以上

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