Peppermint Tea

2001. 9. 6 28版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 立秋もとうに過ぎ、9月に入りました。皆様いかがお過ごしですか。
 愛知県など沿岸部ではこの時期、まだまだ残暑が厳しいのですが、ここ長野県では朝夕涼しく、袖なしでは肌寒さを感じる程です。
 信州のあたりは好きでたまに行ってはいましたが、やはり実際に住むと色々なことがわかりますね。いいことも悪いことも見えてきます。
 びっくりしたのは、ハチが多いことです。家の庭にも3〜5個、地蜂やとっくり蜂の巣があったのは郊外に近いのでうなずけますが、市街地のはずの市役所前のバス停の道に、ハチ注意の看板があったのには驚きました。家の鉢植えのペパーミントが茶色くなっているのでおかしいと思い様子を見ていると、蜂が齧っていきます。(笑)で、あわてて、家の中に入れました。
 え、家のですか、母と庭師さんが退治しました。それと、どうやらベランダの下の所にあったのは私が布団干しのついでに殺虫剤を撒きましたが……。
 それと夫のさくらんぼ君が家に迷い込んだの2回とお墓参りの時巣を退治しました。
 スズメバチのは幸い、今年はないようです。この時期、そのスズメバチが凶暴になるそうです。また、今年の猛暑で発生も都市部に降りてきたようです。皆様お互いに注意しましょう。
 何年か前、蜂の博物館(?)に行って、4メートル以上の巣をみて、仰天したことがありました。こうなると芸術品ですが……。(だけど、作られたところの人にとっては笑いごとではありませんよね)
 でも、私のような新入りの新婚さんだと何故かからかわれるんですよね、これが……。とほほ……(~_~;)
 無粋な蜂の話はさておいて、大分以前、上田に行ったときに真田太平記館に行ってきました。私は池波正太郎の作品が好きですが、何故か主に読みやすい短編かシリーズものばかり読んでいて、真田太平記だけは読んだことはありません。今、住んでいる所が、そのシリーズ最後にちらりと出てくる真田の城下町の近くなので、すこし歴史的な因縁を感じます。
 歴史的な因縁と言うと私の父は吉良の出身、私自身も織田信長の生まれた清洲の隣町で生まれました。ま、どうってことないけどね。しかし、吉良の宮崎海岸で見つけた万葉歌が、本では九州ってことになっていました。どちらが正しいのやら……。身びいきもあり、吉良の方が正しいような気がします。第一、万葉の頃は吉良という土地を赤穂浪士の仇の悪しき土地なんて連想は絶対無かったと思うし……。愛知県は古代から歴史的に交通の要所で、日本武尊や大和朝廷の全国制覇に関連する伝説も多いのです。
 その真田太平記で主人公格らしい真田幸村ですが、何故か、信州でも人気があるらしいです。幸村のイメージは、最後まで、豊臣に忠義を尽くした好漢と言うことですが、それ以外に実質的に敵となった信州の父と兄の側にも人気があると言うことで、それ以外にもなにかあるのでは……と不思議です。
 ともあれ、秋の夜長です。ゆっくり「真田太平記」でも読みたいものです。もちろん食欲の秋、芸術の秋でもありますが……。下はこのまえ、妻女山に登ったときに取った写真です。

妻女山から望む川中島平

近況

 残暑お見舞い申し上げます。
 とはいえ、9月になってしまいました。あまり時のたつのが早いので、退職から半年も経ってしまったとは思えません。思えば、思い切った事をしたなあと思います。別に後悔はしておりません。あのまま会社にいたとしても、合併でリストラの憂き目に会っていたかもしれないのです。リストラされたなら、もっともっと後悔しなければならなかったでしょう。
 夏休み、さくらんぼ君と家の片付けをして終わってしまいました。何しろ、私が来るまでさくらんぼ君のご両親が存命当時のままだったので……。しかし、まだ四畳半の部屋一杯分位(おおげさか……)のゴミ(?)が積んであります。早く廃品回収の日にならないかなあ。(@_@)
 と言うわけで、この夏は、どこへも行きませんでした。残念。
 つばさは歯痛・夏風邪をひいた以外は特に病気とかありません。
 このあたりは山があるためか、猟をしているらしい銃声が時々聞こえます。田舎と言うか山間部に来たという実感を感じます。
 しかし、ここにもITが……。我が家を始めとしてインターネットをしている家庭が増えてきたようです。不景気とはいえ、技術の進歩は目覚しいものがあります。ドッグイヤーという言葉が、インターネット用語にあります。インターネットの世界では、人の4倍もの速さの時間で物事が進んでいくので、「犬の一生のようだ」というのでつけられたと言うことですが、近頃はドッグどころかマウスかもね(笑)
 まあ、2〜3年で時代遅れになってしまうパソコンなど、わざわざ国策としてまで講習会をする必要があるのか疑問ですが……。あ、講師の方、ごめんなさい。
 と、言うことで小泉内閣メルマガ購読するようになりました。私も、いろいろと勉強しなければ……。ま、マイペースで行こう。
以上

 

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