Peppermint Tea

2000.12.8 24版

さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

 2000年もとうとう1ヶ月足らずです。時の経つのは早いものですね。今年は20世紀最後の年。と同時に1000年紀の最後の年でもあります。今年はどんな年だったでしょうか。
 考えてみれぱ、20世紀は人間があらゆる意味で強者となった世紀でした。そして、もっとも変革の激しかった100年間だったと思います。
 たとえば私の生きていた後半の四半世紀から言うと……。子供の頃は、コンピュータといえば、大型の、磁気テープがぐるぐる回っている怪物のような存在でした。パソコンはあっても、小難しいプログラムを自分で立てなければいけないマニアだけの代物でした。しかもせいぜい、四則演算に毛が生えたような計算ができれば、大したものだったのです。つまり、数学の大の苦手な私にとっては、縁もゆかりもなかったということでしょう。
 それが、瞬く間に普及して、インターネット社会という一つの社会までに発達しています。今や、IT革命の波が家庭にまできています。遠く離れた人とでも、手軽にやり取りのできる、そして世界中の珍しいものが手に入るという便利な世の中になっています。
 しかし反面、インターネットといういわゆる仮想空間が発達しすぎると、人と人との関係が希薄になってしまうと指摘されています。確かに、今、家族間とか、友人間とかの関係が、どうあるぺきかよく解らないという人が多いとおもいます。私もそのうちの一人ですが……。
 希薄になった人間関係のひずみから生まれたような事件も、今年は新聞を賑わせました。少年犯罪やストーカー、ネット犯罪……。20世紀の前半に、科学技術の発達の反面、公害が発生したように……。 
 人のことはとやかく言えないのですが、これらは人間関係のルールを知っていて行動すれば、絶対にありえないことだとおもいます。現在の世の中、個性を尊ぶあまり、ルールを忘れていませんか。「思いやり」や「気遣い」も最初のうちは両親からの「躾」という一種のルールから習うものだと思います。
 しかし……。あたりまえの事を法律で規制しなければならないとは……。ま、守られる方にはいたせりつくせりですが……。そんな世の中になったのですね。
 そんなことより、「親」になるための試験と「政治家」になるための試験を開発したほうがいいような気もします。どっかの国の国会のやじを聞いていると……。女性議員の方がひどいらしい。あああ、いくら***リアンの年代(失礼)が多いからってこれじゃ世界に中継を流せんよ。かくいう私もそろそろその年代にさしかかっているしかも女性ですが……。
 電脳講座でも、同じようなことを書きましたが、コンピュータも道具です。IT革命、IT革命と叫んでいても、そのITという道具を使う人間の方がしっかりしていないと、間違った方にすすみかねません。
 途中までだとは思いますが、21世紀、私たちがどのような方向にいくのか、じっと見極めたいと思います。例え間違っているとは思っても、それを正す力はありませんが……。 
 この文章は自分に言い聞かせるために書きました。来年も頑張ろう。
写真紛失しました。ごめなさい。m(__)m

近況

 ちょっとアップの時期が遅れてしまいました。すみません。
 11月はさんざんな月でした。風邪はひく、悩み事、トラブルの続出……。ですからせっかく復活宣言したというのに、実際には1ヶ月、まったく私的ネットしないという羽目になりました。こんなに怠けたのは珍しいのですが……。おかげで、私用で使っているパソコンで飼っていた「まんぼう」が死んでしまいました。がっかり。(T_T)(おっと脱線)
 掲示板にも顔を出せなくなり、皆様にはご迷惑お掛けしたと思います。それにしても、会社だけはそんなに休まなかったのは、このご時世、失業したらあとが大変という危機感からでしょうか……。
 まだ、先月中旬に引き込んだ風邪が治りません。時々、咳が出ます。
 でも、何とか生きていますからご安心下さいね。
 何とか生きているで思い出したのですが、うちのペパーミントの苗が先月中旬当たりから冬眠に入りました。しかし、春には可愛い芽を出してくれることを信じています。
 暗いニュースが多い昨今、来年こそ明るい年にしたいですね。
 最後に、今年のつばさは祖母の喪中ゆえ、お年賀を出すのは控えさせていただきます。ネットでお年賀をお出しになる場合はご了承の程を宜しくお願い申しあげます。
 それではみなさま、よいお年をお迎えください。
以上
 

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