2000.5.31 18版 |
さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。 |
このペパーミントティー発行の次の日に、当ホームベージを立ち上げて1年になります。1年の間、つばさワンダーランドをご愛顧くださいましてまことにありがとうございました。この場を借りまして謹んでお礼申し上げます。 これからも精進努力致していく所存でございますゆえ、末永いご愛顧のほど、よろしくお願い致します。 |
これを読んでいるときは、もう6月になっていると思います。 6月は梅雨のシーズンです。梅雨は、私たちにとってはじめじめとした嫌な季節ですが、植物にとっては大事な季節です。 とくに、私たちが毎日食べているお米には、梅雨の季節の大量の雨が欠かせません。しかし、同時に他の植物や細菌にも快適な季節らしく、雑草は伸び放題になるし食中毒や伝染病が蔓延したりします。ご注意を……。 |
昔は、梅雨の時は5月でした。芭蕉の句「五月雨をあつめて早し最上川」の五月雨は、今のしとしとと降るさわやかな季節の雨ではなく、じめじめした梅雨の雨をさす言葉だったようです。同時に五月晴れも、現在のさわやかに晴れ上がった空ではなく、梅雨の季節のつかの間の短い晴れ間を指したようです。そのことを踏まえて、奥の細道を読むと、芭蕉さんはなぜ、もっといい季節ではなく梅雨の季節に旅をしたんだろうと疑問が湧いてきます。それに、歌枕を求める楽しい旅のはずなのに、人生観漂う文となっています。そこが、忍者説が出た所以かもしれませんね。おっと、かなり脱線しました。 |
日本で梅雨がないのは北海道だけだそうです。うちの母は、北海道には梅雨がないことをいまだに信じられないようで、6月に北海道に行こうというと、「雨ばっかだからやだ」と言います。(笑) ラベンダーが盛りなので見たいと思うのですが……。 |
また、日本ほど湿気の多い国もそうないでしょう……。特に、私の住む愛知県一帯は、、じめじめ、むしむしがかなりひどいです。同じ愛知県でも東部の山地に入ると少しはからっとしていますが……。貴重なからっと晴れた日には虫干しの風景か見られます。百人一首の持統天皇の歌「春過ぎて夏来にけらし(来たるらし)白妙の衣干すてふ(干したり)天の香具山」()内万葉集 も、おそらく梅雨の晴れ間の虫干しを歌っている歌らしいです。衣と言っても、神聖とされていた香具山に干すのですから衣服ではなく巫女さんの禊の衣装だったそうですが……。 |
梅雨の晴れ間に、そんなことを思いながら空を仰ぎたいものですね。 |
写真紛失しました。ごめんなさい。m(__)m |
5月は5月病状態に陥ってしまい、何処へもいけませんでした。それどころかただいま私的ネットも一部を除き休止状態です。当然、万葉も詩も新作が滞っております。 6月は、初旬にネット友達のLONEさんのオフ会に参加予定を皮切りに、公私とも忙しくなりそうです。頑張らなくては……。 |
いつまでも、沈んでばかりもいられませんし、仕事もやらねばなりません。生きているといろいろありますが、元気に明るく頑張ろうと思います。 しかし、このごろの暑いこと……。このまま、夏になっていくのかと思うと今から夏ばての気分です。 |
以上 |