何も起こる気配がない!牛がダメなら闘牛士は下手!

2010年5月31日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場の今年37回目の結果。フェリア・デ・アニベルサリオ1日目。

19時開始、21時09分頃終了。20時52分照明点灯。

プレシデンテ、フリオ・マルティネス・モレノ。3/4位の入り。

バルデフレスノ牧場の牛。

   全体として、牛が悪かった。
   1頭目、。2頭目、。3頭目、
   4頭目、。5頭目、。6頭目、。
   

闘牛士

ディエゴ・ウルディアレス 沈黙、沈黙とアビソ1回。

ルベン・ピナル 沈黙、沈黙。

ミゲル・テンデロ 口笛とアビソ1回、沈黙。

 快晴。暑い。バルデフレスノ牧場(牛Procedencia actual=現在の起源<基の血統>、アタナシオ・フェルナンデス、リサルド・サンチェス牧場)。闘牛士、ディエゴ・ウルディアレス、ルベン・ピナル、ミゲル・テンデロ。3/4の入り。テンディド4アルトにてビデオ撮影しながら観戦する。

 ディエゴ・ウルディアレスは、2頭目の牛で頑張っていたがそれだけ。始めの牛のカポーテが沸いたが、牛を操れない。だから2頭目の牛で頑張っていても次に繋がるとはあまり思えなかった。やる気は感じたがそれだけ。

 ルベン・ピナルは、始めの牛のカポーテだけ。彼も牛を操れない。右角が良いのか左角が良いのかがよく判っていない。

 ミゲル・テンデロは、牛を動かすことが出来るが、パセは殆ど全部がムレタの先で牛呼ぶピコばかり。マドリード闘牛学校ではピコは教えていないはずなのに…。

 今日の闘牛は、何も起こる気配がなかった。ビデオも10分くらい撮影しただろうか?牛はパセの時にエンガンチャ(角でムレタを払う)したり、パセが抜けたり、パセの時に飛んだり、右角良い牛、左角が良い牛色々いたが、全体的に牛は、カスタがないと言われても仕方がないような牛が多かった。それでも闘牛士がもう少し工夫すれば見せ場を作れたと思う。それにしても、何も起こる気配がないというはどういう事なんだ!


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