サーバ化計画〜翻訳の王様化


せっかくサーバ化したLib30であるが、あまりに活用されていない。何か、いい活用方法は無いものか。
そういえば、翻訳の王様は、たしか、プロキシサーバとして動作するんだよな。もしかしたら、ネットワーク上の他のマシンからも使えるかも知れない。試しに、P2の方で翻訳の王様を立ち上げて、Libretto側から使用してみると見事に、動作した。これは使えるかもしれないということで、Lib30に翻訳の王様のインストールを行った。
CD-ROMからインストールした後、アップデート差分を適用、ver1.1.3.1となった。余談だが、インストール自体はすぐに終わったが、アップデートに無茶苦茶時間がかかった。閑話休題、後は、クライアント側(P2)のPCのWWWブラウザのプロキシサーバの設定として、librettoを設定すれば良い。
試しに表示させて見たところ、おっ遅い(^_^;;;。王様をP2上で動かしている時より1/10ぐらいの速度だ(試し翻訳に使用したhttp://www.opera.com/の翻訳所要時間は、P2が12〜3秒くらいに対し、Lib30経由では約2分15秒)。これでは、使う気にはなれん。さすがに、翻訳ソフトはCPUとハードディスクを駆使するから、Lib30のパワーでは、翻訳に負担がかかりすぎるようだ。まあ、とりあえず、モバギから使用する時に使うことにするか。


備考

翻訳の王様
IBM製のWWW用英日翻訳ソフト。私が持っているのは数年前に購入したver1.0。最新版はPOWER+。
プロキシサーバ
ネットワーク上で、コンピュータから他のコンピュータを見るときに、様々な中継処理をするコンピュータ又はその中継処理をするソフトウェア。なお、プロキシサーバの中間処理の例としては、(1)イントラネット(インターネットと同じ技術を利用した閉じたネットワーク)とインターネットの接続点で、イントラネット内からWWWを見れるようにすること(逆にこれが無いとイントラネット上のコンピュータからインターネットにアクセスできない)。(2)日本語コードを変換処理する-最近のWWWブラウザは、JIS,SHift_JIS,EUC-JPの主な日本語コードで書かれたページがそのまま表示できるが、WWW黎明期には、特定の日本語コードしか扱えないケースがままあったため、途中で変換処理が必要だった。(3)プロキシサーバ上に一度アクセスしたページをハードディスク上にキャッシュとして保存しておき、同じページにアクセス要求があったとき、キャッシュのデータを要求元に渡す。これにより、アクセス要求が多いサイトの混雑を緩和することができる。つまり、PCとしては、表示速度が向上する。
P2
私が普段使っているPCの名称

移動

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2000/5/21 ver1.0 作成