プラムーン

2007年4月20日

(2005年10月20日更新)

「プラムーン」について
最初に日タイ辞典を見たとき「プラムーン・パーシー」は「課税する」となっており、自分にとってなじみやすく、ちょうどいいと思いましたので、税に関するものは、「プラムーン」を「課税する、課する」と訳しておりました。例えば、「ジャオ・パナックンガーン・プラムーン」は課税係官、「ンガン・ダイ・プング・プラムーン」は課税すべき所得。また、
38条の所得税、77条の付加価値税は、一般に「賦課税(パーシー・アーコーン・プラムーン)」と訳されていることからも、「課税する」でもいいような気もしました。その後、国税法を訳していくうちに、プラムーンを使っている場合(国税法79/2(1)b49条の2)があり、「課する」では意味が通らず、本来の「見積もる」と訳さなければならない文がありました。「プラムーン」を「査定する、見積もる」と訳す場合には、前述の「課税係官」は、「査定係官(一般的には、査定官吏)」と訳すことになる。タイタイ辞典を調べてみた。「プラムーン・パーシー」は「税金として納付しなければならない金額を決定する、見積もったところに従って納税しなければならない義務のある者から係官が税として徴収する金額を決定する」となっており、拡大解釈すれば「課税する」でもよいのではないかと思う。「査定する、見積もる」と訳す場合、「賦課税(パーシー・アーコーン・プラムーン)」は「査定税」と訳すことになるのか。今のところは、「課税する」を使って訳して行きます。 

                                6/4/20修正

 

 

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