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「コンデンサ値を先に決める」精度1%のLPF設計法
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という拙著がCQ出版「トランジスタ技術2024年12月号」に掲載されました。この記事で紹介している設計式の導出過程が気になる方は、下記の導出資料を参照願います。
また記事の中で紹介している設計シートへのリンクも貼りました。
■LPF設計式の導出(PDF) 2024.11.8 初版
■コンデンサを自由に選べる高精度フィルタ設計シート(ベクター掲載)
不具合情報(次回改版項目)
・入力振幅の値が整数(2-10)に制限されています。シート保護を解除して入力規則を外してください。
・38行目にNGがあるとmax, minに#VALUE!が表示されます。とりあえず37行目の数値を大きくしてください。
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コンデンサ優先のハイパス・フィルタ設計法
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従来からコンデンサを先に決める設計方法が知られているますが、それらは二つのコンデンサ比を自由に選べるというものではありませんでした。一般的にはそれで問題ないと思われますが、参考として比率を自由に選べる設計法についても紹介します。
またTI社ツール、AD社ツールはE6系列のコンデンサでは丸め誤差が大きくなるため、任意のコンデンサ値から精度よく設計する計算シートも公開する予定です。
■HPF設計法(PDF) 2024.11.14 初版
■コンデンサを自由に選べる高精度フィルタ設計シート(ベクター掲載)の第2版に同梱予定(11/27〜12/4ごろ)
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チェビシェフ・フィルタの周波数補正問題
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チェビシェフ特性のアクティブ・フィルタを設計する場合は、周波数補正が必要になります。ところが大幅にずれた補正値を掲載している文献があり、注意が必要です。 詳しくは下記資料を参照してください。
■チェビシェフ・フィルタの周波数補正問題(PDF) 2024.11.7微修正
■設計表生成プログラム(ベクター掲載) |
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ベッセル・フィルタの周波数補正問題
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ベッセル特性のアクティブ・フィルタを設計する場合は、周波数補正が必要になります。1次フィルタやバターワース特性のゲインがカットオフ周波数で1/√2になることから、当然ベッセル・フィルタでもそうなるべきなのですが、世の中に広まっている補正表は少しずれています。
詳しくは下記資料を参照してください。
■ベッセル・フィルタの周波数補正問題(PDF) 2024.11.7微修正
■設計表生成プログラム(ベクター掲載) |
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