駒大苫小牧が東海大甲府を敗り、決勝進出。

北海道勢は初の決勝進出だそうだ。子供の頃から高校野球見てるが、北海道勢は北も南も初戦敗退がふつうで、1回勝つだけですごくて、2回も勝ったら奇跡みたいなものだった。いつかは優勝できればいいなと思ってはいたが、まさか本当に決勝まで上がるとは。べつに駒苫に知り合いがいるわけではないけど、とてもうれしい。

駒大苫小牧は2年連続出場。昨年は初戦で8点リードしたものの降雨でノーゲームになって、翌日の再試合で負けてしまった。なんとかして前日のスコアから試合再開することはできないものなのかと、かわいそうに思った。今年のチームは、この悔しい試合を経験した選手が多い。これが、今回の快進撃に一役買ってると思う。

駒苫には、ダルビッシュみたいな大物がいるわけではないので、それほど取り上げられなかったし、いままで1勝も上げたことがないので、自分もそんなに期待していなかったのだが、いざ大会が始まってみると、めちゃくちゃ打ちまくって(毎試合2桁安打、平均打率.420)、2回戦、3回戦と勝ち上がった。準々決勝で横浜との対戦が決まったときは、嫌なところと当たったなあと思ったけど、撃破。林選手に至っては横浜戦で史上5人目のサイクルヒットを達成。強いっすよ。

きょうも、5回で10-3になったので、これは勝ったなと思い、余裕で出かけた。帰ってきたら最終回で、いつのまにか2点差にまで縮められ、しかも、ホームラン打たれればサヨナラ負けというヒヤヒヤの場面だったが、最後のバッターを三振に抑え、みごと10-8で勝利。あしたは、春の選抜優勝の済美と決勝戦。きょうみたいに、がんがん打ち勝ってほしいもんだ。

ていうか、試合終わり頃になって、札幌ではとつぜん雷雨になった。雷で一瞬、停電になった。早く戻ってきてよかった。