デラ・ホーヤ、左フックに沈む

ホプキンス強いなあ。6階級制覇のデラ・ホーヤを、9ラウンドでKO。余裕の勝ちだった。今までの輝かしい戦歴から、デラ・ホーヤに期待したけど、階級を上げての戦いというのは難しいなあ。

デラ・ホーヤは俊敏に動いてて、序盤は互角だった。ただ、ホプキンスの右ストレートに慎重になって、どうも攻略できそうになかった。相手にダメージ与えるようなヒットもなかった。

中盤辺りから、デラ・ホーヤが失速。9R、ホプキンスがデラ・ホーヤのボディーに左フックをめり込ませる。デラ・ホーヤは崩れ落ち、悶絶したまま10カウント。リングに何度も拳を打ちつけ、とても悔しがった。ホプキンスは4団体のベルトを統一。デラ・ホーヤは、初のKO負け。

デラ・ホーヤは、前の試合のシュトラム戦では、なんとか運良く判定で勝ったという感じだった。「ゴールデン・ボーイ」でも、彼の身長ではミドル級は無理っぽいなあ。今後もミドル級で挑戦を続けるのか、下の階級に戻るのか、引退しちゃうのか。どの選択をしたとしても、6階級制覇ってのがすごいことに変わりはないのだが。