「ガキの使い」での「チャゲだらけの野球大会」でだけど。

内容はタイトル通りで、全員が91〜93年ごろのCHAGE兄の格好で野球するというもの。先攻も後攻も「チャゲ」チーム。選手は全員、白いハットに、バンダナ（頭全体は覆ってなかった）、真っ黒なサングラス、革ジャンにピースマークのネックレスというステレオタイプそのまんまの格好だった。ヒゲは松ちゃんの無精髭くらいなのだったので、ヒゲにはこだわってなかった（そのころはヒゲCHAGEじゃなかったからな）。あと、各チームの監督が襟の長いジャケットを着て髪を固めた「飛鳥」だった。まあ、一般的には今でも、C兄、Aさんともにあの印象のままなんだろう。

スクイズ失敗やチャゲだらけの乱闘や2000本安打達成などのシーンのBGMでC&Aのヒット曲が流れる。「SAY YES」「万里の河」「モーニングムーン」「YAH YAH YAH」とか選曲はわかりやすい。少年が乱入したシーンで全チャゲが少年を"追い駆ける"ところでの「太陽と埃の中で」は、そのまんまだけどよかった。

ていうか、ダウンタウン、ココリコ、山崎みんな「チャゲ」だったんだけど、「飛鳥」やってた人はいったい誰だろう。あと、使われた曲がぜんぶASKA曲だった。「チャゲだらけの野球大会」なんだから、せめて1曲くらいCHAGE曲入れればいいと思った。「ふたりの愛ランド」とか。

「美空ひばりだらけの野球大会」のときは、ひばりの息子さんの加藤和也氏が最後にちょこっと出てたので、きょうも誰かC&Aの関係者が出ないかなあとちょっとだけ期待したが、出なかった。真っ黒なドレスで頭に大きな飾りつけてた美空ひばりのときの方がインパクトはあった。

正直なところ、美空ひばりや浜省のときのほうが他人事度が高いので、心置きなく爆笑できた。といっても、きょうも結構笑ったんだけど。ただ、どうせやるんだったら、本人が大爆笑しそうなくらいやってほしかった。