韓国サポーターが敵になってたことでも、気候的にも、精神的にも、戦術的にも、コンディション的にも不利だった。最初の5分くらいで、苦戦しそうだとわかった。
ボーナスゲームだと思ってたけど、負けてしまった。ほんとにダメな試合だった。去年は、こういう試合でも勝ってたんだけど、ジーコの悪運が薄まってきたのか。
せめて田中誠のかかと落としを再び見れればよかったが、前半で退いた。
0-1。
不注意なプレーで失点をして、そのままがっちりと守りきられた。つうか、ペナルティエリアで2回も相手にパスしたら、失点するのも当然かと。去年、厚別や札幌ドームでよく見たタイプの試合だった。中澤も、あんなヘボいクリアミスするんだなあ。
余計な失点とはいえ1点くらい取られるのはしょうがない。問題は1点も取れなかったこと。
横パスが多くて遅くなるし、縦に出しても、中央は人数を固められているので北朝鮮の網にかかる。両サイドからの攻撃でも、加地はコンフェデでの確変をつつがなく終了したため上がれないし、三都主も期待を裏切らずに何度も集中力のないプレーでミスしてチャンスをつぶす。そんなわけでシュートまで行かないのだから、ゴールできないのも当然。せっかく大黒が先発なのに、消えざるを得なかった。得点のチャンスは、セットプレーでしか期待できず。そのセットプレーでも惜しいシーンはつくれたけど、そのあとの波状攻撃がなく、クリアされて終了。
先制された時点で、かなり終わった試合だったかな、と。
疲れてるんだろうが、なんとしてでも勝利を奪い取るという執念が見られなかったのが残念だ。ジーコが、この大会をオールスターの下に位置づけてただけあって、モチベーションも低いように感じた。中田英寿だったら、内容が悪くても、ひとりでも、最後まで必死に闘うんだろうなと思いながら見てたですよ。
中田がいなくても、そういう気持ちを期待できる、今野泰幸という男がいるんだがなあ。
Posted: Mon - August 1, 2005 at 12:19 am
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