日本代表、カザフスタンに4-0

そもそもきょうの試合は、阿部と大黒がA代表でどれくらい活躍できるのかが唯一楽しみな試合だったのだ。日本代表を勢いづけるために組まれた試合だから、勝つのは当然。それでも、少しはハラハラするもんだろうと思っていたのだ。

だが、試合開始してたった4分で、小笠原のパスを走り込んだ玉田が決める。さらに11分、三都主のFKを松田が押し込む。こんなに早い時間帯で2点リードしてしまった。ほとんど見る気なくす。だって相手が弱いんだもん。

24分、左サイドを抜け出した鈴木が転ぶ。追って来ていた相手にイエローカードが出される。リプレイでは、鈴木は単独で転んでるように見えますが。さすが師匠。

31分、遠めの距離から三都主のFK。ペナルティエリア内で空中戦となるが、誰にも触れずにボールは直接ゴールへ。前半は3-0でおわり。

後半開始と同時に阿部投入。阿部はさっそくペナルティエリア前からFKのチャンスをもらうが、惜しくもキーパーに阻まれる。そのあとの阿部は消極的で、活躍したとはいえなかった。ざんねん。

15分。小笠原のスルーパスを抜け出した玉田がゴール。これは鮮やかだった。

30分過ぎになって、やっと大黒が出てきた。活躍するところを見たかったけど、投入が遅すぎ。試合終了直前にも本山、藤田、坪井が出てきたけど、どうせ替えるならもっと早くてもいいんじゃないかね。そのまま4-0で試合終了。

前半で3点取ったのだから後半も3点とって6-0くらいいくかなと少しだけ思ったが、そんなに簡単ではないな。スコアに不満はない。この相手では、仮に6-0、7-0だったとしても、喜びが増すということはないだろう。

あくまで北朝鮮戦に向けてのステップということを考慮しても、ちょっと実力差がありすぎた。試合を楽しむためには、もう少し強い相手を用意してほしかった。前半はとくに、カザフスタンがだめだった。正直、コンサドーレの方が強いと思った。