男子サッカー、予選敗退

イタリアに2-3で敗れ、2敗。予選敗退が決まった。ああ。

山本監督は、きょうは4-4-2をテストしてるようだ。立ち上がり3分、8分と立て続けに2失点。前半19分で徳永を、坊主になった那須に交替。3-5-2になる。21分に阿部の直接FKで1点返したが、すぐさま失点。相手の選手のシュートが素晴らしいのもあるけど、やられ過ぎ。日本も何度かフィニッシュまで持ち込むが、得点できず。1-3で前半終了。厳しいなあ。

後半になって、駒野に替えて田中を投入。後半は日本がほとんどボールを支配するが、イタリアは守備を固め、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。シュートできても、DFに当たったり、キーパーの正面に飛んだり、枠を外したりして得点には結びつかず。ロスタイムに、ようやく阿部のFKに高松が合わせて1点差にするが、タイムアップ。2-3で負けた。

今回のオリンピックに向けて2年くらいかけて選手を育て上げ、アジア予選は苦戦し、ようやくアテネにたどり着いた長い道のりだったのに、本番は実に呆気なく終わってしまった。ベネズエラ戦もイタリア戦もスコア的には1点差で「惜敗」だが、試合内容は早いうちから2点差つけられてしまい試合終了近くになってようやく1点差に持ち込めたという感じで内容的には完敗だったと思う。まあ、確かに厳しいグループに入ってしまったけど、苦しい状況を乗り越えてここまで来たのだから、決勝トーナメントに上がれる粘り強さは十分にあるだろうと期待したのだが、ほんとに残念な結果だ。山本監督も、さすがトルシエの元にいただけあってか、最後に奇抜な4-4-2への転換なんかやって失敗してしまった。