祝!駒大苫小牧優勝 in 札幌競馬場

待ちに待った駒大苫小牧の決勝戦。相手は春優勝の済美。駒苫のピッチャーの調子が悪く、というか、なんか場に呑まれている感じ。1回に2点取られる。その裏に1点返したが、2回に3点取られる。2回の途中に駒苫のピッチャー交替したが、その2番手も四球と死球を与えるなど、あまり良くない感じ。このまま何点取られるか不安のまま、家を出る。その時点では、5-1で済美がリード。

札幌競馬場に到着。きょうの札幌記念(GII)は札幌競馬でいちばん大きいレースなだけあって、かなり混んでる。すでに、札幌記念のパドックが始まっていた。


去年のクイーンステークスで、圧勝を期待しながら2着のレースを見て残念だったので、今回は優勝してほしいなと思いながらも、馬券は別。本命はマイネルアムンゼン。ファインモーションは、前走の函館記念も2着だったが、2.3倍の一番人気のため、当たっても馬券的には、あまりうれしくないのだ。

でも、パドック見ると、ファインモーションは相変わらず毛ヅヤが奇麗だし、落ち着いてる。TV中継のパドック見ても違いがよくわからんが、生で見ると強い馬とそうじゃない馬の雰囲気の違いがわかる。あと、札幌記念は牝馬が勝つことが多い。





結局、3連単で10-6-3、6-10-3、6-3-10と、馬連で6-10、6-11、1-6という、ファインモーションが崩れると終わりという馬券になった。
(現在、札幌競馬ではメインと最終レースで3連単の試験販売が行われている。馬番は、1=モノポール、3=バランスオブゲーム、6=ファインモーション、10=マイネルアムンゼン、11=ローエングリン)



パドックを見終わって、馬券を買って、ゴール前に行く。ターフビジョンには甲子園の途中経過が映し出されている。いつのまにか、9-9の同点になってる。駒苫、勝てそうだ。

さあ、札幌9Rの札幌記念(GII)。ふつうはメインレースは11Rなんだけど、「札幌はくぼ」というのが行われていて、札幌競馬は全体的に1時間繰り下がって開催されてる。札幌記念は、他場のメインと同じ時間帯に合わせるために「9R」になってる。間違って11R買わないよう、気をつけよう。

スタートした直後、ファインモーションが最後尾に。え!? ファインモーションの最後尾からの競馬は見たことないので、ちょっと諦めかける。だが、最後の直線に近づくにつれ、順位を上げる。ゴール数10m前で先頭のバランスオブゲームをかわし、1着でゴールイン。わーい。1年越しでファインモーションが勝つとこ見れた。2着はバランスオブゲーム。だが、マイネルアムンゼンが5着だったので、馬券ははずれ。3連単じゃなく、馬単にすればよかった。うがあ。道営でも3連単やったけど、3連単は難しい。



表彰式後。テレビやラジオで見てる人がところどころにいて、ときどきいろんなところで「おおー!」という声が上がるので、なんとなく駒苫が勝っているのかなと感じる。再び、ターフビジョンに途中経過が。10-12。予感どおりであることが確認でき、競馬場中で歓声に包まれる。テレビ見てる人は競馬などそっちのけ。ははは、何しにきてるんだか、みたいな。



そして、ついに最終回。携帯テレビ持っている人のところに、たくさんの人が集まり、最後のアウトで「やったー」と声が上がる。そして、ターフビジョンに13-10のスコアと、「優勝おめでとう」の文字が(この画面を撮影したかったが、残念なことにデジカメが電池切れ)。北海道民が夢だと思ってたことが、実現した。競馬場中で大歓声。ていうか、札幌記念より盛り上がった。

ファインモーションが勝ったし、駒大苫小牧の優勝をこんな大勢の人たちと喜べて、とてもうれしい。ついでに、武豊が10Rも勝って、通算2,400勝。表彰式で、馬のぬいぐるみもらって上に掲げてた。最終レースまで全部外したことはおいといて、めでたいめでたい。

駒大苫小牧、ほんとうにおめでとう!

ちなみに、きょう競馬場で一緒にいた友だちは、駒大苫小牧ではなく、「駒大岩見沢」の関係者であるため、ちょっと複雑な表情をしてた。