徳島に勝って、4連敗で止める

北斗晶が厚別に来た。きょうからポイ捨て禁止条例に違反すると1,000円の科料が取られるというキャンペーンで。「デビュー戦は札幌だったので札幌は地元だ」とか、「コンサドーレの選手はボールをゴールに、サポーターはゴミ箱にゴミを入れてください」とか「頭突きよりは蹴るのが好き」とか言ってた。SA席のところに行ったときに遭遇した。地味に谷亮子に似てると思った。

雨の予報だったが、晴れた。10月だというのに暑かった。つうか、傘を置き忘れてしまった。でも、完勝だったので、そんなのどうでもいい帰りだった。

きょうは、初めての布陣。

右のウィングには、ふだん右SBの加賀が入り、右SBには左SBの池内が入り、左SBには左ウィングの和波が入り、左ウィングには西谷。反時計回り。でもって、トップ下に相川。2トップは中山と清野。ほかの3人はふだん通り、ボランチは金子と鈴木、GKは林。

この布陣がすげーよかった。

加賀が前半は縦に突破するし、後半は中に入り込む。足が吊って退場する前の、ドリブルで駆け上がって惜しいシュートとか、すばらしかったし、守っては最終ラインにきっちりいたし。

2トップも積極的な姿勢が見られた。1点目、西谷→相川がためて→清野がフリーで低い弾道のシュートでゴール。すばらしい。直後の加賀のクロスからの中山の高い打点のダイビングヘッドは防がれたけど、すばらしかった。きょうの中山は、枠を少し外したり、徳島のGKが神がかり過ぎたのもあって無得点だったけど、2〜3点くらい取らせてあげたかったくらいよかった。2点目の相川のゴール(シュートをGKが弾いたのを詰めてゴール)も、ひさしぶりに相川らしくてよかった。

和波も左ウィングの時より、しっかりプレーできてたと思う。いつもみたいに「判断がおせえよ」といらだつところがなかった。この位置の方が、オーバーラップのときに思い切ったプレーができそうだ。

でもって、やっぱ西谷。うまい。前半は、ポジションの左サイドだけではなく、中央にも逆サイドにも顔を出し、ボールを受けてはしっかりためて、縦へのパス。得点の期待が持てるプレーがたくさん。他の選手が西谷のプレーを感じることができれば、めちゃくちゃ武器だ。

きょうのコンサドーレは、何発かシュートを打ち込まれた最後の10分以外は、終始すばらしかった。攻撃は上の通りだし、守備では中盤でボールを相手から奪いまくったし、徳島をほぼ完全に封じたのではないですかね。

ひさしぶりに試合を通じて楽しめた。相手のGKがすごかったけど、2-0じゃなく、もっと得点とって得失点差をプラスにしてほしかったですな。

砂川と岡田が戻ってくる次節は、どういう布陣で挑むんだろ。砂川があまりよい状態ではないので、きょうのフォーメーションで行っていいんじゃないかと思うけど。

帰宅してきょうの試合のビデオを見たが、勝った時の試合というのは、ほんとうに時間が進むのが早く感じる。ヤンツーさんが審判に抗議してベンチに戻るときに舌を出してたのと、解説の平川が実況のアナウンサーの質問にことごとく無視してるし、ぶっきらぼうなのも印象に残った。