湘南相手にスコアレスドロー

今季の厚別での試合はきょうで最後。厚別は「聖地」だったんだけど、今年はなかなか勝てなかった。

きょうの相手は湘南。今季の対戦成績は、3引き分け。すべて1-1で、札幌が先制して湘南が追いつく内容だった。札幌が最下位の12位で、湘南がすぐ上の11位。なんとしても勝って、勝ち点差を縮めたい。

前半立ち上がりに、上里のパスカットから相川のシュートがあって、いい勢いでいけるかなと思った。だが、そうも行かない。

湘南は上田監督になって、システムを4-4-2に変更した。札幌は4-4-2の相手が苦手なようで、ボール奪って出したパスをことごとく湘南に奪われ、なかなか攻撃に移れない。ほとんど湘南のペースであるが、湘南もこれといって決定的なシーンがない。

札幌は、和波(左サイド)と権東(左ボランチ)での左からの攻撃が、あまり見られない。むしろ右サイドから攻撃を仕掛けるシーンが目立った。でも、右サイドは砂川任せになってて孤立して、なかなか前にいる清野や相川に繋げることができない。相川のシュートシーンは何度かあったが、枠をとらえられず。もうひとりのボランチ金子は、ほとんど消えてる。あと、GK藤ヶ谷からのゴールキックがそのまま相手のGKに渡るシーンが気になった。決定的なチャンスも決定的なピンチもなく、あまりおもしろい試合ではない。天気も悪いし寒いので、行かなくてよかったかもと思っちゃったくらい。

前半は0-0で終わり、後半になっても湘南ペースだったが、25分くらいに桑原が投入されると、いきなりリズムが変わる。投入直後から桑原が攻撃に絡む。桑原のアーリークロスを右から飛び込んできた清野が詰める。後は押し込めばというシーンだったが、惜しくも右に外れる。この後、やっと左サイドからの攻撃も効き始めるが、しっかり守られて得点できず。

試合終了間際は湘南の猛攻に遭うが、0-0で試合終了。

お互い決定的なシーンが少なく、両チームともあまり内容の良い試合ではなかった。札幌が上の順位に行くためには、きょうの試合で勝てなかったのは痛いなあ。