きょうもまたレンタルショップでなにげに見つけ、なにげに借りてきただけなのだが。

とにかく「すげー」の一言につきる。なので、「!」の数もちゃんと正しく8個書く。

ストーリーは盗まれた仏像の頭を取り返すという単純なもの。たいした脚本じゃない。ただ、主人公を含め、タイという国が仏教に対してすごく信心深いのだなあということがよくわかる。日本も一応仏教国だけど、みうらじゅんでも絡んでいない限り、こんなに仏像がメインになる日本映画はありえないだろう。

メインはムエタイ・アクションなので、ストーリーが邪魔していないとも言える。すごいっすよ、主演のトニー・ジャーの俊敏で変幻自在な動きは。炎の中から飛び出し、足に火がついたまま膝蹴りとか、ガラスとガラスの隙間を回転しながらすり抜けていくとことか・・・。生身でこれだけの動きを見ると、CGとかに制作費を何億もかけてる作品がかえって安っぽく感じる。あと、ムエタイにはもともと投げ技があるんだという知識を得られたのはよかった。K-1などで、打撃だけのムエタイしか見たことなかったから。

トニー・ジャーの次回作のタイトルが「トムヤムクン」だそうだ。「マッハ!!!!!!!!」以上にタイトルから内容が推し量れないと思った。

マッハ !!!!!!!! プレミアム・エディション
プラッチャーヤ・ピンゲーオ

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