トヨタカップ

ポルトもオンセ・カルダスも渋く、濃かった。中だるみもあったけど、最後は締まった。さよならトヨタカップ。一度も観に行けなかったな。

攻めっぱなしで何度も決定的なシーンをつくるポルトと、がっちり守ってときどき鋭いカウンターをくりだすカルダス。前半終わってスコアレスだったけど、0-0では終わらんだろうと後半に期待した。

ハーフタイム。さんまさんは嫌いじゃないけど、トヨタカップに出演する意味が分からない。サッカーマガジンの岡田-ジーコ対談が良かったので、岡田監督に出てきてほしかったなあと思う。

だが、後半もポルトの決定機が何度もあるのに、ゴールできず。なんか最後までこのまま行きそうなけだるい感じがしたので、途中、「アントラーズvsフロンターレ」とか「新撰組」にチャンネルを変えながら見た。香取慎吾@近藤勇の首に刀が振り下ろされて「完」の後、トヨタカップに戻したが、まだ0-0。

延長になると、ますます攻め手がなくなり、案の定というか、そのままPK戦へ。あと、延長前半に倒れたポルトのGKバイアの容態が気になる。

きのうのレッズvsマリノスのPK戦では、最初の闘莉王が失敗した時点で冷めてしまったが、きょうは8人目までもつれこむ展開。カルダスのGKエナオの反応がよいし、キッカーもきっちり決める。カルダスのサポーターがPK戦を喜んでるのも納得。カルダスが勝ちそうだなと思ったが、8人目が外してしまう。結局、ポルトが8-7で優勝。欧州勢の13勝12敗でトヨタカップは終了。

来年からは世界クラブ選手権。アジアのクラブも1チーム参加できるそうなので、コンサドーレがこのまま今年の天皇賞を優勝して、さらにACLにも優勝すれば、来年のこの大会に出場できるかもしれないというだな。