エル・クラシコ

現地の生中継が始まってからしばらくWOWOWの実況の声がダブってて聴きづらくイライラする。その後しばらく実況の音声がない時間があったので、今直してるんだなと思ったが、再び実況が始まったら、まだ音声がダブってた。その内、会場の音だけになったり、現地のスペイン語の実況になったりして、WOWOWのスタッフが必死になってる様子がうかがえる。結局、国際電話みたいなよろしくない音質になって落ち着いた。なんか実況の声が映像より遅れてるけど。

そんなWOWOWの混乱の中、まずは無精髭のラウールが目の近くをカットし、7分、ロナウドのクロスに頭から突っ込んでジダンが先制点をゲット、そのままポストに激突。さらに、ベッカムのFKがどフリーのロナウドの頭にぴたりと合って、早々に2-0。レアルがやけに気迫こもってる。

でも、ここからバルサの反撃。ペナルティエリアの前でシャビが粘ってエトーにパス。エトーがペナルティエリアに突っ込んで3人のDFの中を突破して、ゴールに突き刺す。2-1。ここからさらにバルサが猛攻を続ける。だが、前半の終了間際、ロベルトカルロスがものすごい勢いでシャビを交わし、クロス。それをラウールがゴールに流し込み、3点目をゲット。めちゃくちゃ展開が早く、あっと言う間の前半だった。後半は何点入るんだろうか。このままのスコアで終わるとは考えにくい。

後半。バルサが同点に追いつけば、まだ、どうなるかわかんない。チャンスはバルサの方が多いんだけど、ジュリが決定機を逃したりして、決められない。そして、追加点はレアルが上げる。ベッカムがハーフウェイラインあたりから、最前線のオーウェンにパス。オーウェンが抜け出し、GKとの1対1を落ち着いて決めて、4-1。これでレアルに傾いたかなと思ったが、今度はロナウジーニョがFKを直接決める。4-2。だが、エトーが膝を痛めて、負傷退場。このまま時間が過ぎていって、試合終了。終わるのが早いなあ。2位のレアルが首位のバルサとの勝ち点差を6に縮めた。

ジダン、ロナウド、エトー、ラウール、オーウェン、ロナウジーニョと役者が揃って得点。ベッカムも2アシストで活躍。守っては、グラヴェセンがガツガツとバルサのチャンスを紡いだし、カシージャスもナイスセーブを連発してゴールを守ってた。大味だったけど、おもしろかった。

バルサは、エトーの負傷がいたいなあ。どうも大きい怪我っぽいぞ。