いつかきっととは信じていたが、
ずいぶん待たされた。
ついに、表彰台だ。

今回は3位からスタート。
アロンソやラルフのクラッシュなどで、
最初のセーフティーカーでピットに入らなかったために、
順位を落としてしまうが、
この後、最高のラップを続けざまに連発。
前を走ってたトゥルーリのコースアウトも誘い、3位へ。

またエンジンが壊れるんじゃないかと最後まで不安だったが、
無事にゴールイン。みごと、表彰台。
14年前の鈴木亜久里は、棚ぼただったけど、
今回の琢磨は実力で勝ち取った。

ほんとうに感動した。
F1でうれしくて涙出たのは、初めて。
ずっと見続けてきてよかったなあ。

優勝は今回もシューマッハ。
セーフティーカー出た際にミハエルはピットしたにもかかわらず、
なぜかセーフティーカーの直後を走り、
ピットインしてないBARの前にいたのは疑問だけど。
弟のラルフが、クラッシュしたマシンから
なかなか出てこられなかったので、心配だったが、
これを書いてる時点では、無事なようだ。

レース後のインタビュー、琢磨はかなり冷静だ。
F1の前はF3のチャンピオンだからね。
今回の表彰台も、通過点に過ぎないんだろう。
とうぜん次からは、表彰台じゃなく、優勝を期待。
今のマシンなら、戦略のヘボさを克服すれば、
佐藤琢磨の優勝もそんなに遠い先のことではないだろう。

琢磨、おめでとう！