トゥルーリ初優勝 [F1 モナコGP]

市街地コースのため、コースが狭く、
なかなか抜きづらいモンテカルロ。
佐藤琢磨の7番手スタートは、表彰台に上がるためには痛い。

スタート直後、佐藤琢磨が一気に3台かわして4位に上がる。
突然、表彰台の期待が膨らむ。
だが、2周目でエンジンから煙が出て、リタイア。

その白煙で視界がなくなり、
クルサードのマシンにフィジケラが突っ込み横転。
すごい幕開けで始まった。

途中、トンネルでミハエルがブレーキかけたところで、
モントーヤに追突されてリタイヤ。
アロンソも同じくトンネルでラルフに追突される。
久しぶりに波乱のモナコだ。

レースの後半は、
スタートからずっと首位を独走していたトゥルーリに、
バトンがコンマ何秒まで追い込み、トゥルーリにプレッシャーをかけるが、
結局、トゥルーリが逃げ切り、初優勝した。

今年は開幕戦から、
シューマッハが首位に立つとそのまま独走して終わるという
つまんない優勝争いのレースが続いたが、
やっと、最後の最後まで誰が勝つのかわからない面白いレースを見られた。

やっぱ、モナコはおもしろい。