佐藤琢磨、表彰台の絶好のチャンスを逃す [F1ヨーロッパGP決勝]

フロントローからスタートし、順調にレースを進めるも、
最後の最後でリタイヤ。
すごく悔やまれるレースだった。

絶好の2位からスタート。
スタート直後、トゥルーリにかわされるが、
すぐに1コーナ−でトゥルーリを強引にかわし、2位に。
さらに、接触したらしく、4位に落ちる。

レースが安定してからは、
フェラーリの2ピット作戦や、ルノーのピット作戦ミスなどで、
その後2〜3位で好走。

最後のピットを出たところで、バリチェロの後ろにつく。
その数周後、1コーナーで
バリチェロを強引にインから交わそうとしたところで接触。
これでフロントウィングを破壊。
再びピットに入らざるを得なくなり、5位に順位を落とす。
さらにその後、エンジンから白煙が出てリタイヤ。

あの接触がなかったとしても、
エンジンブローが起きてリタイヤになったかもしれない。
でも、バリチェロが言ってたように、
もう少しそのままバリチェロの後ろを走っていけば、
いずれかわせるだろうという判断があってもよかった。

今年は何度か入賞を果たしていて、それなりの結果を出してはいるが、
表彰台にも上がったバトンに比べれば、評価は下がる。
マシンがいいのに自滅でフイにしては、今後のことを考えるとクレバーじゃない。

それでも、レース後のコメントがかなり強気だったので、
それはよかったと思う。
自分の仕事が良かったことをアピールしたのはOK。